第7話 『責任』
ーサクマー
俺は何をしていたんだ…俺が周りに注意を削いでいなければ。こんな事には…
俺は男だもしぶつかっていてもこんなにも大きな事故にはならなかっただろう
その時救急車という物がやって来た。
やがて人や担架などが持って来られ1人の男性が話し掛けてきた。
『貴方は彼女のご家族ですが?』
『いえ、友人です…』
『そうですか、申し訳ないですかついて来てもらってもよろしいですか。』
『はい』
俺は救急車に乗り込んだ
『彼女のお名前を聞いてもよろしいですか。』
『彼女は、大槻結衣って言います。』
『結衣さんですね。』
『あの、結衣は大丈夫ですか?』
『ええ、息はあるようですがまだ安心は出来ませんね。』
『そう…ですか』
話をしている内に病院に付き結衣は運ばれて行った。
俺はただ結衣が元気になれるようにただ祈っていた。
20分くらいたっただろうかこちらに走ってくる足音が聞こえて来たもう誰か分かっていた、分かっていて顔を合わせようとはしなかった。
『佐久間!』
俺の後ろには麻衣がいた。
ー大槻麻衣ー
私はただ困惑していた結衣が倒れてしまった事に『結衣…』病院に着く間ずっとその言葉を口にしていた。自分が佐久間の心配をしている事にも気付かずに。
『佐久間!』
『…』
『ねぇ何があったのか全部説明してよね。』
『…あぁ』
佐久間は短く返事をした
その後サクマは今日あった事を詳細に教えた家にいた時の事、川に行った時の事、そして事故にあった時の事も。
『俺さあの時嬉しかったんだ、初めて見た結衣の笑顔にずっとこのままでいたらいいなってそのせいで周りの事を見ずにただ楽しむこれだけが俺の中にずっとあったんだ。
君にどう謝れば良いのかなんて分からないけど、本当に申し訳なかった俺の不注意のせいで君の大切な人を傷つけてしまって…』
麻衣は少し怒りを覚えた
『ねぇ佐久間貴方に未来の事がわかるの?』
『そんなの分かるわけないだろ…』
『そうそれが分かっているなら貴方は悪くない、だっていつだって分からないでしょ未来の事なんて?今分かる事だけを考えればいいの今分かっているのは、佐久間は無事という事分かった?
貴方は私が攻めるとでも思ってるの?
私は貴方が思っている以上に私は貴方の事を大事に思っているよ』
あれ、私は何を言っているんだ?
何故こんなにも大事に思っているのだろう?
『あぁそうだな。俺の考え過ぎだったのかもな…』
『そうでしょだから大丈夫。』
『…!大丈夫?
なぁ麻衣昔もこんな時に会わなかったか?』
『えっ、そんな会ってないよ。』
『そうか俺の勘違いだったみたいだな。』
『もう、何か過去の事でも思い出したの。』
『過去………過去過去過去過去過去かこかこかこかこかコかコカコカコカコ』
『えっ!ちょっとどうしたの⁉』
落ち着かせようとし私は彼の手に触れた
その瞬間、何かが見えた。
『暑い…暑いよぉ…父さん母さん兄さんどこ行ったのぉ…』
(えっ!なにこれ⁉』
麻衣が見たのは、火の海の中にいる1人の少年だった。しかしその光景は一瞬で戻ってしまった。気付くと佐久間の顔をが青ざめていた。
『佐久間!大丈夫?』
彼の返事は長い間帰って来なかった。
どうもこんにちは誤字や脱字が多い美羽です。
今回の話いかがでしたでしょうか。
ちょぴりシリアス?になってたらいいな〜と思いながら書きました。
次の話では…まだ全体図が決まっていませんが楽しみにして下さい…(絶対につまんなくなりそうだな。)
あと皆様のおかげで通算PV数100を達成いたしました!(≧∇≦)イエーイ
これも全て皆様のおかげです!本当にありがとうございます!これからも頑張って行くので付き合って来て下されば嬉しいです。あと自分の作品は誤字脱字がものすごく多いのであったら是非知らせて下さい。何卒協力をお願い致します。(。-_-。)
ではまた次の話でも会える事を…