第5話 『日常』
今回最初の部分は今まで読んだ事のない人でも分かりやすようにまとめてみました。
私の名前は大槻麻衣、都内の高校に通う高校一年生だ。私は14歳の時に某有名出版社主催の大会で銀賞を受賞しデビューを果たしたが、世の中そううまく行くわけもなく1巻はそこそこ売れたが刊行を進める毎に売り上げは減少していくばかりだった…私の作品は打ち切りこそ免れたが、好調とは言える事の出来ない作家デビューだった。
私は新しいシリーズを書き始めたが、中々執筆作業が進まず全く進んでいなかった。
私はネタ探しをしに街に出たそこで私は運命と言うものに出会ったような気がした、そこに居たのは1人の男性明らかに日本人ではないような格好をしていた。
私は彼を追いかけ『取材に協力する代わりに貴方を元の世界に戻してあげる』
と言う約束をした。その後彼と少し打ち明ける事が出来私の家にきてもらう事にした。そこで彼は言った…
『麻衣!この世界の事をもっと知りたい!
俺にこの世界の事を教えてくれないか!』
私は不思議に思った、普通早く帰りたいならとにかく早く帰れる努力をするはずだ私なら絶対にそうしていた。しかし彼は帰る事よりもこの世界の事をもっと知りたいと言ったのだ。
私には彼が分からなかった…
(何故そんな考えが出てきたの貴方の言っていた事と矛盾しているわ)
う〜んう〜〜〜
『う〜』
(?麻衣大丈夫?』
『あっ、ごめんねちょっと考え事してたら。』
『そうなの?まぁいいけどさ、そうそう麻衣聞いてよ!』
『な、何?』
『昨日さ新宿らへんに変なコスプレした人が出たらしいよ。』
『へ、へーそうなんだ〜』
(それ多分佐久間の事なんじゃないかな〜)
『なんかその格好がさなんか鎧みたいな物らしくてものすごい頑張って作ったんだなぁーって凄い話題になってたよ。』
『そう、鎧みたいな。』
(それもう佐久間しかないな。)
『でさ〜後ねー』
『あの!すいません』
『はい?何ですか?』
『あの!1ー○の○○って言うんですけど今日の放課後少しお話いいですか?』
(あーまたこの話か。)
私大槻麻衣は結構モテテいるそれに結構な頻度で手紙や呼びたしを食らう事もあるしそのおかげかクラスに馴染めてうまくやれているのではないのだろうか。
『あーはい分かりましたどこにいけば良いんですか』
『じゃあ今日の放課後屋上に来て下さい!』
『は、はい分かりました。』
『それでは』
そう言って彼は教室を出て友達であろう人達と一緒に去って行った。
『いいよね〜麻衣は毎日毎日楽しそうで。』
『そんな事ないよ私にだって楽しくない時だってあるよ〜』
『そうですか、どうせ私なんて全くモテませんよ〜だ!』
(あ、これめんどくさいやつだ』
完全にふて腐れていらっしゃる
『悪かったよ奈緒香今度何か奢ってあげるからそれで許して。このとうり』
私は手を顔の前で合わせながら言った
『まぁそこまで言うなら奢らせてあげるじゃ、予定開けといてね〜♪』
『もう、しょうがないな。』
教室には二人の笑い声が響いた。
ーサクマー
『なぁ結衣は学校?行かなくて良いのか?』
『ん、今日は振替休日だから』
『そっ、そのフリカエキュウジツ?ってのは分からないけど、まぁくつろぎ過ぎるなよ。身体がなまっちまうぞ』
『ん、大丈夫結衣は野生動物じゃないから大丈夫…なはず』
『そうだ結衣ちょっと 歩かないか?』
『えっ何で?』
『まずは身近な事から知ろうかなってね』
『まぁ、そういうことならいいけど。』
『さぁ行こうぜ』
二人は身支度を整え家を出た。
もしこの時家に居て麻衣を待っていたらどれほど良い結果になっただろうか。
家を出た時サクマ自身この世界を甘く見過ぎていた…
どうもこんにちは昨日投稿をしなかった美羽です。
今回の作品は前書きにも書いたとおり初めて見た人でもわかるように書いて見ました。あと余談ですがあとちょっとでPV数な100行きそうで少し発狂してしまいました。私はここに書いてある事以外にも活動報告に書いてありますので。そちらを是非見て下さい。
これを読んでくださるすべての皆様へまた会える事を願っています。