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俺にこの世界は似合わない   作者: 美羽
『現実での出逢い』
4/13

第4話 『世界』

『なぁ』

『はい何ですか?』

『その取材に付き合えって言われても俺は何をすれば良いんだ?』

『ん〜そうですね…じゃあ普通に周りを見てるだけで最初は大丈夫ですよ』

『そ、そうか分かった。』

『あっ!そういえばさっき漢字が分かってたみたいですけど何でですか?』

そうさっき麻衣は交番で一枚の書類を見てしまった、そこには漢字で

『峰佐久間』と書かれていたのだ。普通異世界人なら読めないはずなのに何故か彼は読む事が出来たそれがずっと麻衣は不思議に思っていたのだった。

『カンジ?そのカンジってのは分からないけど甲字っていうのじゃないの?』

『甲字ってそっちの方では言っていたのですねでもこっちでは嗚呼ゆう文字の事を漢字って言うんですよ。

『へー、でも読み方まで一緒だとはびっくりしたな。』

『えっ!読み方まで一緒だったんですか!?』

『ああ、全く一緒だったけど…』

『だけど?』

『その近くに書いてあった暗号みたいなのは何だったんだ?』

『暗号?それって英語かカタカナのことじゃないんですか?』

『エイゴ?カタカナ?』

『ほらこれ見て下さい。』

そう言って麻衣が見して来たのは板のような物だった

『それは何だ?』

『ん?ああこれですか、これはスマホっていうもので世界中どこにいても使えるとても便利なものなんですよ。』

『へぇースマホっていうのか覚えておこう。』

『そんなとよりほら』

そう言って麻衣はスマホの表面を指でなぞるようにしてそれを見して来た。

そこに書いてあったのは『A』と『アイウエオ』さっきサクマが見た字だった。

『ああそうそれだよ俺が見たのは。』

『やっぱり、左の方は英語でこっちの右はカタカナっていうものですよ。』

『おお、成る程良いことを知ったな。』

『本当ですか良かったです。そうそうこれこれ私が求めていたものは』

『ん?お前最後何か言ったか?』

『いえ!何にも』

麻衣は明らかに何か隠しているようだったが深くは聞かないことにした。

『もう日がくれてきましたね。佐久間は止まる所とかあるんですか?』

『いやこのとうり服しか残ってないよ』

『そうですか!では是非家に止まって行って下さい今日は親が帰ってこないので。』

『えっ?いや悪いよ女の子の家に泊まるなんて。』

『いやいや良いんですよそんな意地はんなくたって』

『そう?それじゃあお言葉に甘えて失礼しようかな』

『どうぞどうそ!』

『はい!着きましたここが我が家です。』

連れて来られたのは二階建てのかなり大きな一軒家だった。

『おお、大きいな』

『そうですか?ここら辺じゃこれくらいが普通ですけど?』

『いや俺の家が小さかっただけだ』

『うっ、なんかすいません。』

『あと麻衣俺がこんな接し方だから出来れば麻衣も親しい様に接してくれないか?』

『えっ、良いんですか?』

『ああそっちの方が接しやすいからな』

『はいじゃあ佐久間?』

『ああそう呼んでくれ麻衣』

『あっ、うん!』

(少しこいつと仲良くなれたかな?)

『ただいまー』

『その、失礼します』

麻衣の家の中はとてもよく片付いており花のようなとてもいい匂いのした家だった

『んお帰り』

『ただいまー』

眠そうな声で出てきたのは小さな女の子のだった見た目てきに10歳程度だろうか?

『麻衣その子は?』

『この子は私の妹の結衣って言うの見た目は幼そうだけどこれでも14歳なのよ間違わないであげてね』

『お、おう分かった』(10歳だと思ってたなんて言えねー!)

『おじさん10歳だとか思ってたでしょ。』

『何で分かった!じゃなくてそんなわけないじゃないかあはは』

『む〜みんなに間違えられるんだけどなーそんなに幼く見えるかな?』

結衣の身長は130cm後半らへんだろうか目は細く開いておりそのせいでとても眠そうに見えてしまう。たぶんしっかりと目を開けばもう少し大人びた様に見えると思のだが。

『それよりそのおじさん麻衣の彼氏さん?麻衣そんなシュミだったんだ。』

『いや、ちが!てか俺のことはおじさんじゃなくて佐久間って呼んでくれ。』

『そう分かった佐久間これからよろしく。』

『ああこっちの方こそよろしくな結衣。』

『あの〜私の事忘れてませんか?』

『あっ、ごめんすっかり忘れてたわ』

『ヒド!』

『そんな事より麻衣お腹減った』

俺と麻衣が会話していると結衣がそんな事を言ってきた

『そういえば朝から何も食ってなかったな俺』

『えっ!マジで佐久間よくそれで立ってられるわね。』

『そうか?こんなのよくある思うけどな〜?』

『ん、それより佐久間何でそんな服なの?』

『ああこの服はその何というか』

『ああ、異世界転生して来たんでしょ?』

『そうそう流石私の妹よく分かってるじゃない。』

『なぁそのお前ら何言ってんの?』

『いや私もはじめて見るのよね異世界人。』

『結衣も初めて見る』

『あの〜二人とも〜』

『ん、なに?』

『異世界人って何?』

『あ〜えーとなんて説明したらいいかな?』

『ん、佐久間から見て私達のこと。分かった?』

『成る程結構分かりやすかかった』

『ん、それよりお腹すいた早くご飯作って』

『分かったじゃあちょっと待っててね。』

『なぁあそこにあるのは何だ?あれは何だ?』

サクマは部屋にある物は見た事のないような物しか無かった。

(そういえば今日一日知らない事ばかりだったな)

サクマはこっちにきてからずっと分からない事ばかりだった。

(気になるこの世界の事もっと知りたい!)

『麻衣!』

『なに?』

『俺はお前の取材に協力する代わりに俺をあの世界に返してくれるんだろ!』

『えっ、あっうんそうだけどどうしたの?』

『俺があの世界に戻るまでお前が俺にこの世界の事を教えてくれないか!』

『えっ、ちょっとどうしたの!?』

どうもこんにちは美羽です。

初めて2話連続刊行をしてクタクタになってしまいました。正直今回の話の最後はかなり無理矢理そっちに持ってた感満載だったはずです。今回結衣と麻衣の区別がつかなかった人は最初に『ん』と付くのはほぼ結衣なので間違えないで下さい。明日も22時くらいに出せるように頑張りますので応援して頂ければ自分も楽しく作業が出来ます。是非コメントして下さい。自分は学校でもまともに話せないので皆様が是非自分に話しかけてくれる事を願っています。

ぼっちの美羽

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