第12話 『愛する人』
今回のあとがきは結構大事な事なので最初だけでもいいですので最後に必ず読んで下さい。
最初に読んだあと本文を読むとつまんなくなります。
話は現在に戻る。
(なんで今あの事を思い出したんだ?
父さんと結衣は無関係のはずなのに…
でもまた彼女の事を思い出せて良かったな…)
(『貴方は愛されていたから…』)
(…っ俺は何やってんだろうな…なんで結衣の事をこんなに心配してるかなんて一つしかないよな
愛してるから
そうそれだけでいいんだ。俺は結衣を助けるそのための努力をしよう。)
サクマは立ち上がった。
『サクマどうしたのさっきから。ずっと黙ったままだったけど…』
『いや、ちょっとバカしてただけだ。
麻衣は結衣の事好きか?』
『?何を変な事言ってるの、そりゃ好きに決まってるよだって家族だもん。』
『そう、家族か…』
『よしじゃあ決まりだな…』
結衣を助ける
それが今俺がするべき事だ。
『どうしたの佐久間さっきから変だよ?』
『麻衣、俺はお前も愛してるからな。』
『えっ…』
サクマは歩き出して病院を出た。
(さてあんな事言ったけどどうすっかな。)
無計画のサクマは途方にくれていた。
あんな啖呵切って置いてこのザマである
『ねぇ貴方異能力って知ってる?』
突然声がして来た。周りを見渡してみるも誰もいなかった…
『貴方はまだ気付いてないのね貴方にしかない力の存在に。貴方がそれに気付いた時必ず貴方の愛する人達を救ってくれるわよ…』
それ以降声が聞こえる事は無かった。
『俺だけの力…』
そんな物があるのかと半ば疑いたくなったが何故かそんな気にはなれなかった。
『とにかくその力とやらを探さないいけないわけか…』
彼女は言った『愛する人達を救ってくれる…』それはどんな力なのか彼女以外知るよしもなかった。
結衣が病院に来てかれこれ3時間近くたっただろうか結衣が出てくる気配はいつになっても感じられなかった。
『麻衣ちょっといいか?』
麻衣に話しかけた時麻衣は椅子に横になって寝ていた。その寝顔は安心より不安が滲み出ている表情だった、サクマは不安に思い安心させようと麻衣の手に触れた。
その瞬間に何かとんでもない苦痛がサクマを襲った、それは身体ではなく心に刻まれたようなものだった。
『うっ…!?』
サクマは一度これと似たような事を味わった事があっただけどその時はもっと辛い気持ちだった。押し潰されそうな不安と悲しみに追われた時に比べればまだ耐えられるものだった。
『ふぁ〜サクマどうしたの?』
『いや、なんでも…』
そこでサクマは言葉を切ったさっきまで起きていた時の顔とは全く違う不安が何もない顔をして麻衣は起きていた…
『あれ、お前そんなに明るい表情してたっけ』
『えっ私いつも暗い顔してた?』
『いや、結衣の事を心配してるかと…』
『えっ結衣の事は今でも気にしてるけど私は戻って来てくれるって信じてるから。』
『そ、そうか』
サクマはもしかしたらと思い他の人の所にも行ってみた
『あのすいません…何か困ってる事はありませんか?』
『困った事?それなら私は足が上手く動かなくてね、ほら松葉杖だってあるしね。』
『じゃあちょっと手に触ってもいいですか?』
『手に?まぁそれくらいなら。』
『し、失礼します…』
サクマは老人の手に触れてみた。
またさっきと同じように苦痛がサクマを襲った、だかさっきとは違って精神ではなく、体の足に今まで味わった事のない苦痛が来た。
『うっ…』
『とっと、お兄さん大丈夫かい。』
『はい、大丈…』
サクマは見た老人が松葉杖を使わずにたっている事を。
『あの、足大丈夫何ですか…』
『足?はてなんのことは私の足はいつもどうりですけど。』
『そ、そうでしたね変な事言ってすいませんでした…』
サクマはその場を立ち去って麻衣の元へ向かった。
『麻衣ちょっと手触ってもいいか?』
『どうしたの?なんか変態みたいだよ。』
『いや、真面目なんだけどな…』
『別にいいけど、』
サクマは麻衣の手を握った。しかし何も起きなかった
『あ、あれ…』
『どうしたの?』
『いや何でもなかったみたいだ…』
サクマは確信が持てた、サクマの力は他人が嫌だと思った感情が表に出るほど強く現れた時に触れる事でサクマがそれと同じ苦痛を味わいそれを受けた相手はその気持ちや病気などがなくなるという事になるらしい。
何とも嫌な力だ、でもそれで人が救えるならサクマは嫌だとは思わなかった。
『麻衣、俺はお前の役に立てるかも知れないな…』
その声を聞いたものは誰もいない…
どうもこんにちは美羽です。
今回の話の中に出てくる力みたいなものは
不安というものが全てなくなるわけでわなく、『結衣が心配』という不安がなくなったという事なので間違えないで下さいね。
さて実は最近皆さん何故かPCじゃなくてスマホで見ている人が多い様ですが何故でしょうか?疑問に思ってます皆さんその事についてコメントしていただけないでしょうか。
めっちゃ気になります!
GW中は更新ペースは落ちないと思いますが更新されなかった時は何かあった時なので気にしないで下さいね。目指せ毎日投稿!
ではまた皆様に会える事を祈って。




