何故そんなに口が悪いのか
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私も含めてなんですが、口が悪い人ってあんまり自覚がないんですよ。
隣人は非常に口が悪い。気に入らない事があると容赦のない暴言が飛んでくる。
――別に否定する気はないけどさぁ……殴り合いになるの顔が醜く歪むでしょう? 青アザが出来るでしょう? 何であんな完成されたものを醜く崩すのか意味が分からない。センスがない。刃使ってくんないかな。
――そんなクソみたいな自尊心に縋り付いて生きてるの? プライドだけはデカくて中身見てないんだね。
僅かに眉を顰め、相手が研ぎ澄まされた刃の様な言葉を容赦なく投げ付けてくる。
ある時、余りの口の悪さに頭を抱えながら聞いた事がある。
「何でそんなに口が悪いの?」
すると彼女は目を大きく見開いて、一度瞬きをした。何を言っているか分からないという言った様な反応だった。
「言うほど悪い? 一つ聞きたいのだけど、君、お育ちが良い上に文化部だった?」
良く通る声。気にした事の無い様な声色。其れに非常に困惑した。
今までの容赦のない暴言は今まで障りのない事なのだと。彼女にとって取るに足らない事なのだと。全く自覚がないと思って扱われていたものだったから。
唖然とする此方を余所に彼女は幾つかの提案をした。
「誰かのせいにするのは好きじゃないけれども、この口調は両親と部活で培わられたものだよ。
良心は言うまでもなく。だけれど、結果を求められる吹奏楽部とか運動部って、先生総じて口悪いと私は思ってるの。
『なんで途中で分からなくなるんだよ』『今までより腕落ちてるじゃん。何のために練習したんだよ』『死ね』とか。
今はどうなのかな。もっと柔らかいのかな? でも私の場合はそうだった」
まさか彼女の口の悪さは両親由来でなく、部活の先生からも来ているとは。人生どうやって形作られているか分からないものである。
「全てが全てそうだとは思わないけれど、まぁ、影響は受けているだろうね。
色んな言葉が世の中に溢れているけれど、其れが自分に浴びせられないとは限らないんだよね。だからまぁ悪い経験ではないんじゃない?」
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
改めて自分の異常性を自覚したので、純文学かなと。
今はどうだか分かりません。
が、結果を求められる部活とか場所って、結構キツイ言葉が飛んできます。
『何でお前は此処にいるんだよ』『やる気ないなら帰れよ』『○ヶ月練習してその程度かよ』『ぶち殺すぞ』なんて割と普通に飛んで来ます。
指揮棒カンカン含めてなさっていたら、私と同世代〜!!
※『ぶち殺すぞ』は私の顧問ではなく、他校の吹奏楽の顧問、そして弓道部の友人の顧問から。
どこも言うこと一緒なんなだなぁ。と思いました。
だから運動部や吹奏楽部、または其れに類したエピソードでそういう言葉が飛んでくると、『あぁ、何時ものね』『別に詰るつもりはないし、やれば出来るのに出来てない、「悔しさ」が先行してあるなぁ』程度に考えるんですよ。
だから悪意はそこまで感じないんですよ。
(あくまで吹奏楽部、運動部を題材にしたものだと)
口が悪いというより、日常だったから、そこまで混乱しない。
でも最近は『レスバ』だったり『口が悪い』だったり『ヤバい』になるんだなぁとしみじみしました。
時代は変化するものですね。