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この先に夢も希望もなく

「なんで……」

 毎度の事とはいえ、どうしても言いたくなる。

 最初は上手くいくが、最後は悲惨なものになる。

 人生の中で何度もそういう事が起こった。

 そんな悲惨な出来事が、今起こっている。



 仲の良い友達が出来ても、それがすぐに死んだり。

 そういった者達が何故か敵対、精神・肉体両方の暴行をふるわれたり。

 試験で良い点をとっても、不正扱いになったり。

 入学試験に合格して通知も届いたのに、なぜか取り消しになったり。

 大きな仕事を成功させたり、大金を手に入れたり。

 それらも最終的には失敗や借金に陥ってしまう。



 今もそんな事が起こっていた。

 落ちぶれに落ちぶれて裏社会に入り。

 そこでまた大きな成功をして、それ以上の大問題が発生した。

 その原因はこいつだと濡れ衣をかせられ、必死に逃げてる。



「どうしてこうなるんだよ……」

 運が悪いとしかいえなかった。

 祟られてたり呪われてるんじゃ無いかと思うほどだ。

 そうとしか言えないような状態だった。

 でなければ、極端な幸運と不幸が押し寄せるわけがない。

 いっそ、神や悪魔が暗躍してると言われた方がまだ納得出来た。



「だったら」

 もし、仮にである。

 本当にそんな存在が何かしてるというなら。

「お前らに今度は関わってやるよ」

 そういって、どこにいるか分からない神や悪魔を呪った。

 それで我が身に起こる幸運と。

 それに続くより大きな不幸と破滅に巻き込めるように。



 その夜、夢を見た。

 神と名乗る存在が出て来た。

「今すぐやめろ!」

 なぜか怒っている。

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