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詩の目次

「言葉の羅列」「お前はお前」

作者: 冬野三月

「言葉の羅列」

多様性の言葉の裏で

履き違えて濁った嘘を

重ねるままにわめいている


彼の言葉は遠くにありけり

こちらに届く前に失速を続け

地面に落ちたその塊は汚泥にまみれて

触れられることもはばかられ


いったい何が言いたいんだ

お前の言葉には芯がない

だから誰にも届かない

どこへも辿り着けない


嘘を重ねて偽造した言葉を

投げかける相手も見当たらないし

そろそろ終わりにしてもいい頃合いだ


そうは言っても心はここで鼓動を続け

言葉を続ける




「お前はお前」

お前はお前で俺は俺


俺は俺でお前はお前


お前は俺か俺はお前か


俺とお前はお前と俺か


鏡に映るお前と俺は


俺とお前かお前は俺か


お前がお前で俺がお前で


お前が俺なら俺は俺


俺かお前かお前か俺か


俺がお前ならお前は誰で


誰が俺ならお前はお前

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