八夜、自転車と給食
今回は、ばあばの番です。今現在、この年頃の子供たちは、何をして遊んでいるのかなあ。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「・・・・・・」
そうだねえ、じゃあ、ばあばが子供の頃のお話をしようかねえ。
まだ、小学校にも行ってない頃のことだけれど・・・
ようやく小学校に入ったころだったかね、まだ入学してない頃だったかね、自転車に乗りたくて、一所懸命に乗る練習をしてたんだよ。後ろから支えてもらっても、支える手を外すと乗れなくてね。何度挑戦してもダメだった。怖かったのもだけど、思いきりが悪かったんだろうね。それで、とうとう、後ろを支えてくれてたお父さんから、一度思い切って転ばないと乗れないさ、って言われてね。それでも、ぐずぐずしてたんだけど、思い切って走ってみたら、乗れるようになったよ。確かに、一度思い切って転んだけどね。
その頃の幼稚園は、給食があってね、家から野菜を持って行ったんだよ。園長先生に朝渡して、それを調理してお昼にみんなで食べる。同じものばかりが集まっちゃうと困っちゃうから、みんなで手分けしていろいろな野菜や、豆や、大根、ニンジン、なす、キュウリ、いろんなものが集まるんだよ。ただ、さすがに、時期、時期があるから、その時になかったり、ありすぎて困ったり、で、菜っ葉類が多かったように思うよ。足りない分は、八百屋さんが持ってきたりして、給食を作ってたみたい。
給食が済んで、お昼寝をして、二時くらいには家に帰る。先生がそれぞれの集団について歩いて帰宅する。だから、道草はできなかったね。家に帰れば、近所の友達と、すぐ外で遊ぶ。用水路を覗いたり、田んぼの中で、長い蛇みたいにぐるぐるしてる、ヒキガエルの卵を見つけたり。用水路の浅い水溜まりの中に小さな魚を見つけたり、小川で魚を捕まえたり、家の近くの防火用水の中にオタマジャクシがいたり。天気のあまりよくないときには、お友達の家に遊びに行って、おはじきで遊んだり、お手玉や、綾取り、ゴム輪取り、積み木遊びなんかもやっていたよ。ゆうは、したことあったかね。
とにかくばあばはジッとしてるのが嫌いで、すぐにいなくなっちゃうと言って、お手伝いさんにはあきれられてたよ。本当に昔々のお話になっちゃったねえ。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
今回も無事に済みました。このまま何事もなく渉といいんですが・・・




