七十一夜、ばあばの中学生生活 22 試験と成績の話
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「・・・・・・」
そうだねえ、じゃあ、ばあばが子供の頃のお話をしようかねえ。
まだ、中学校の頃のことだけれど・・・
今はどうなのかね、ばあばの頃は各学期の中間と期末に試験があってね、日頃の小テストと違って成績に大きく影響があったよ。だから、みんな一所懸命に勉強をしてたよ。これを失敗すると即、成績表の評価が落ちるからね。
それに、各学年の廊下に成績の上位者が張り出されてね。さすがに下の人たちまでは張り出されなかったんだけど。もし張り出されたら、それは明らかに当てつけの嫌がらせだと思うよ。
確かに、嫌な思いをしたくなかったらどしどし勉強をして成績を上げればいいって思うかもしれないね。ところが、勉強ってのはどこかでつまずくとその先にはなかなかうまく進めないことが多いんだよね。
中学生になっているものの小学生の時につまずいて、その先は教室で座っているだけって人も中に居るんだよ。これはどうしようもなくて、先に進んでしまうといったいどこからわからなくなったのかがわからなくなる。最初は焦って、いろいろ試して、取り戻そうとするんだけどうまくいかない。誰にも聞けないし、誰に聞いていいのかもわからなくなる。こうなるともうダメ、開き直って私はこの教科は捨てるって思ってしまうかも。
でもね、小テストもはさんでいるんだから一人一人の状態が先生にはわかっていたんではないかって思っちゃうんだよね。なんでその時に集中授業で引き揚げられなかったんだろうって思うよ。それとも、この子は何やっても無理だから放っておこうって思ったのかね。だとしたら、馬鹿にしてるよね。馬鹿だから仕方がないって言うんじゃ救われないよ。みんなトップになれ、なんてことは端から無理だけど、少し努力すれば取り戻せるくらいには引き上げてもいいんではないだろうかね。
忙しいから無理だっていうなら、成績付けや、採点など雑用と言えなくもない事は別の補助できる人に任せてもいいんじゃないかって思っているよ。教師はもっと大切なことに力を入れるべきじゃないかね。
ばあばもこの頃、思うところがあって、試験や成績の話になるとつい力が入ってしまうんだけどね。ゆうも解らないことがあったらそのままにしないで、ちゃんとよく調べたり、解る人に聞いたりして理解しておかないと後々響くからね。ばあばや、じいじに聞いてもいいから、解ることは教えられるし、解らないことは一緒に勉強しようね。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢見てね。
ばあばに何があったんでしょうか。理想はその通りなのですが、みんな分かっていて出来ないのかもしれませんよね。
ちなみに、私は数学が全くダメです。じいじ、ばあばがいてもこの体たらく深刻な現実、ですか?




