三十一夜、ばあばの中学生生活 2 クラブ活動選び
今日はばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「・・・・・・」
そうだねえ、じゃあ、ばあばが子供の頃のお話をしようかねえ。
まだ、中学校の頃のことだけれど・・・
ばあばは中学校にはいったらクラブ活動に頑張ろうと思っていたさ。小学校と違って、いろんなクラブ活動があって、楽しそうなことがいっぱいあるように思ってたよ。
文化倶楽部、運動クラブ、両方やってみたかったんだけれど、どっちも中途半端になるって言われて迷った挙句、ためしに吹奏楽クラブに入ってみたんだよ。トランペットなんかかっこよかったからね。
ばあばは楽器は卓上ピアノで遊んでただけで、なんにもやったことがなくて変わった楽器がやってみたかったんだけどね。それでお友達と体験入部で覗きに行ってみたんだよ。割とたくさん来ていて、これは思った楽器は無理だなーって話してた。
そうしたら、一人づつトランペットを吹かせてもらえることになって、初めて持ってマウスピースに口を付けて、息を吹き込んでみたよ。やったことのない事なので音も出なかったけど、それよりも気になったことがあったんだよ。
これはもうしょうがない事だったんだろうけど、マウスピースに口を付けた時に、独特の匂いが口の中いっぱいに広がって、気持ちが悪くなってね。音を出すどころじゃなかったんだよ。ばあばはもうそれだけで、降参しちゃったよ。結局、友達と話し合って、ばあばは続けられそうもなかったので、諦めちゃったんだよ。
次に、卓球部に遊びに行ってね。そこでも少し打たせてもらったりしたんだけど、どうも卓球のペースについて行けなくて、どうしようか悩んでたよ。友達は気に入って、入部するって言ってたけど、ばあばは今一つ気が乗らないっていうか、合わないっていうか・・・
それで、ばあばはバレーボールクラブに入ったんだよ。卓球みたいにちょこまか動くことはないし、ボールも大きいから空振りすることもなさそうだったしね。
卓球って個人競技で、ダブルスとか、混合ダブルスとかもあるんだけど、なんとなく、みんなでワイワイできそうなバレーボールがよさそうに思えたのさ。
それに、特に揃えないといけない道具もなかったし、学校の体操着だけでよかったしね。
そうして、ばあばの中学校生活が始まった、ってわけさ。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
小学校に比べると、いろんな意味で異なった雰囲気がありますよね。教科ごとに先生が替わったり。




