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百一夜、ばあばの中学生生活 37 学校祭 4

今日は、ばあばの番です。

 眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?

「・・・・・・」

 そうだねえ、じゃあ、ばあばが子供の頃のお話をしようかねえ。


 まだ、中学校の頃のことだけれど・・・

 いよいよ学校祭が近づいて来たよ。みんな激しく忙しくなってきた。実行委員の人たちもあれから三回追加されて、もう一度には会議が出来なくなっていた。

 部門別に分かれて打ち合わせや当日までに手続きしておかなければならないことなど書き出したり、担当者を決めて、分科会で対応することになっているらしい。

 ばあばも遊んでいるわけではなくて、家庭科クラブの展示品の手配や、制作、展示会場の下見やら、配置設計にも参加していたさ。飾りつけの手配やら、担当者決めなんかも大変で、もう、めまいがしてきそうだったよ。

 のんびりやっていたわけではないけれど、初めてのことなので段取りが悪くて順序がちぐはぐになって、振り返ってみると同じところをぐるぐる回っているようだったよ。生徒だけでは手続きできないことや、許可が煩雑なことやいろいろなことが山のように押し寄せてきてたさ。最初の段階でうまく担当者の割り振りが出来てたらこんなことにはならなかったろうなって反省することが多かったよ。

 よくわかったことは、たいしたことではなさそうなことでも実はちゃんと順序立ててやらないとうろうろするばかりでちっとも先へ進まないことだったよ。

 理想は、よくわかっている人がきちんと順序立てて段取りすることだよね。今年の学園祭を生徒が中心になって進めることがどうにか見通しつくようになったのは一週間前になった頃だったよ。

 ここまでくるとみんな先が見えることに安心してうまく回るようになってくる。そうすると人数がたくさんいるから回りだすと速くて、あっという間に進んでいくことになる。

 ばあばが傍から見ていて思ったことは、みんなの力はすごいなってことさ。

 クラスのみんなも苦労しながら動いている委員会の人たちを見ているから、準備が自分たちの段階まで来た時にはみんな協力してたさ。ばあばはここでもみんなの力はすごいなって感心したよ。

 もちろんばあばも協力して準備に参加してたさ。家庭科クラブと両方ね。

 さて、いよいよ明日が学校祭ってなるとき、物語だと何か大変なことが起きるんだけど、ばあばたちの学校祭の前日には何も起きなかったさ。準備はすべて終わり、確認作業も済んであとは委員や生徒たちが集まって、やるぞーって声をかけるぐらいだったよ。

 本当に苦労の連続だったよ。って、ばあばはあんまりしてないから、連続だったそうだよってことかな。自分がやったことにしてはいけないよね。


 おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。

 

学校祭も次は当日ですね。

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