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掌編小説集8 (351話~400話)

好きな匂い

作者: 蹴沢缶九郎

雨の匂いが好きだ。もっと厳密に言うと、雨が上がった後の乾ききる前のアスファルトの匂いが好きだ。

雨が止んだ事を確認し、待ってましたと言わんばかりに思いきり深呼吸をする。心に安らぎが訪れる幸せな時間…。


変わり者扱いされようが、あぶない奴と思われようが、この世に滞在できる時間が僅かの私には、そんな事は大した問題ではなく、ただこの時間を噛み締めるだけであり、だから、気づけば帰るのはいつも最後である。



雨雲から降った雨と共に、『雨の精』は地上に現れ、雨が止み、太陽が作り出した虹の橋を渡り、雨の精は天に帰っていく…。

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― 新着の感想 ―
[一言] 雨の精霊が虹をわたる。ファンタジーで素敵です。雪の精は、今年も満員御礼です。ちょっと大変。
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