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恋する人の世界の魅え方。  作者: 通りすがりのJK
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年下女の子と年上男の子

年上男の子×年下女の子


3月生まれのあなたがあと一ヶ月でも遅く産まれていたら…

2月生まれの私があと一年早く産まれていたら…


もしあなたも女の子に産まれていたら…

もし私が男の子に産まれていたら…


それよりもいっそ…

「出来ることなら、私はあなたに出会いたくはなかった。」

旧校舎三階の窓際の席から、新校舎二階の先輩のクラスのいちを見やり私は今日もまた願う。

とうの昔にあなたの隣にいる事は出来ないと思いし知ってもなお

あなたを追い求める馬鹿な私は。

こんな事なら、あなたに出会わなければ良かった…と。


でも、もう過去には戻れないし、元の関係にも戻れはしない。

あぁ。なんてもどかしくて、苦しい恋なんだろう。


それでも、私は今日もあなたを思います。

月を見てください。もうずっと空に浮かんでいるから。

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