プロローグ
本を書くのは初めてなので大目に見てください。
俺、日出宮龍真は成績、容姿、身体能力どれも平凡な高校2年生だ。
そんな平凡な高校生は7月の寝苦しい夜ある夢を見ていた。
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「あれ?ここは?俺たしか寝てたよな」
そこには白一色の景色が広がっていた。
「夢の中なのか?けどかなり鮮明な夢だなぁ」
「やあ。汝は日出宮龍真君であるな」
「うわっ。いきなり後ろから声かけんな」
後ろには景色とは正反対の黒い服に黒い髪の女が立っていた。
「すまぬ。さてとこれから汝に言うことがある。聞いてくれるかえ?」
「その前にあんたは?」
「妾はティオ・ドランクじゃ」
見た目は日本人なのに外国人なのかな?
「ふ~ん。じゃあ話の続きを頼む」
「では。汝は今日クラスのみんなと一緒に異世界に飛ばされる。その異世界は汝たちの世界と違って魔法があるからね。それで汝には特別な力がある。その力は汝らがピンチの時に覚醒めるはずじゃ。ここまでは良いな?」
特別な力か楽しみだな。
「異世界に飛ばされるのは絶対なのか?」
「そうじゃ。誰にもそのことは変えられん」
「では重要な話をする。ここでの話は夢が覚めたらすべて忘れる。思い出すのは汝が特別な力に覚醒めた時だ。さてここで時間のようだし、これでさらばだ。頑張るんだぞ。」
「え?忘れるのか?おいちょっと待て!まだ聞きたいことが・・・」
そこまで言ったとき世界が小さくなり始め、視界が黒に染まった。
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♪ピッピッピ
「もう朝か。眠てー。学校行きたくねー」
目覚ましの音で目覚めた俺は夢のことを完全に忘れていた。
普段通りに学校に登校していった。