フぁーストデート②
「う~、最悪・・・」
「やっぱり止めておけばよかったね、ゴメンね・・・」
ジェットコースター系を4つ乗ったところでおじさんがダウンした、ベンチに膝枕で橋村君が優しく介抱してくれる。いいなあ・・・
「よくねーよ・・・」
「え?なんかいった?」
「何でもない・・・もう大丈夫だから、お昼食べよう?」
「あ、うん・・・」
芝生広場で持ってきたお弁当を開ける、ロッカーに入れていたのでくずれてない。
「美味しい!坂本さん料理上手なんだね!?」
「あ、う、うん。まあね、はは・・・」
作ったのは殆どママだし・・・まあ盛り付けはしたけど・・・
「ごちそうさま!すごく美味しかったよ!」
「あはは、あ、ありがとう・・・」
料理出来るように頑張ろう・・・
「じゃあ昼からはもう少しおとなしめのにしよっか」
「う、うん。助かります・・・」
おじさんは苦笑いしながら答えた。
お昼からはゴーカートとかメリーゴーランドに乗った、白い馬にまたがった橋村君は正に白馬の王子様だった・・・
ふふふふ・・・へへへ・・・
「さっきからニコニコして楽しかったんだね、よかった。」
「う、うん。楽しいよ?」
『お前がニヤニヤするから身体までニヤケるじゃんか!?」
あ、ゴメンね。ニヤニヤ止まらないよ~♪