インとルーダー②
今回少し読みにくいです。
『』が男、ないのが実里です。
名古屋弁もわかりにくいです、すみません。
ビックリして起きて部屋を見回す。
誰もいない・・・気のせいかな?
また布団に入る、するとまた声が聞こえる。
『ここだって、あんたの頭の中。』
頭!?てか、アンタ誰?
『俺?う~ん、誰だろ?』
ふざけないでよ!ちゃんと答えて!
『いや~、ホントにわからん。』
わからん?アンタ何処の人よ?
人だよね?
『ん~、多分?自信はないけど』
どうでもいいけど私の頭の中から出てってくれないかな?ウザイから
『むちゃ言うな、俺もなんでここにいるかわからんから。』
もしかして・・・アンタ、この身体の元凶?
『知るわけない、俺が聞きたいわ。』
だよね~、困ったなぁ・・・
『気がついたらあんたの頭の中におったんだわ。』
おった?いたってこと?え~と、その方言どこだったっけ?
『何処?』
あっ!思い出した。名古屋弁?じゃなかった?
『名古屋?あ~、そうかも。思い出した思い出した!』
だからって他の事が分かんないんじゃなんの解決にもなってないわよ。
『いや、ついでに思い出したけど?自分の素性とか』
それ重要じゃん!何思い出したの?
『自殺したこと・・・』
!?じゃあアンタ幽霊なの?
『いや~、幽霊ならボヤ~っとしてるはずだけど』
とにかく、今わかってること教えてよ?
『そうだなあ・・・俺たしか生まれ変わったら女になりたいって思って死んだはずだけど・・・なんでこんなとこにおるんだ?』
知らないってば、こっちはいい迷惑なんだから!!さっさと成仏して出てって!!
『それが出来たら苦労しんわ!!』
だいたい女になりたいってなんでよ?
『ん~、そりゃ、まあ、なんだ?』
スケベ!
『馬鹿!それだけちがうわ!色々・・・楽しいかなって思っただけだわ・・・』
あのねえ、そんなに女が楽しい訳ないでしょ!?辛いことの方が多いわよ!
『じゃあ試しに変わってくれよ?』
変わる?どうやって?
『多分変わったら女になれるから!』
そんな都合のいい話ある?
『まあ物は試しにさ?やらなきゃずっとこのまんまじゃんか?』
ん~・・・このまま乗っ取られるとかはない?
『だから!やってみなわからんっつっとんだわ!!』
わ、わかったわよ!