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エッセイアラカルト

スーパーマーケットは速読するように

作者: 降井田むさし

欲張りなんですかね。


全部、見たいんですよね。


スーパーマーケットを。


スーパーマーケットの商品を。




なのに、せっかちなんですよね。


ゆっくりは、見たくないんですよね。


素早くお得に、買い物を。


すべて確かめて、買い物を。


それが僕の、買い物なんですよね。




スーパーマーケットは、入れ替わる。


商品が、頻繁に変わる。


だからこそ、見たいんですよね。


全部、全部を。




損したくないというか。


新しいもの好きというか。


そんな感じなんですよね。


すべての物事を。


損得で生きてるんですかね。


僕という人間は。




得が好きです。


お得に生きていたいんです。


でも、ケチではないんですよね。


新しいものは、たくさん買っちゃうんだから。


新商品をいっぱい買うのだから。




時間ケチかもしれません。


タイムケチかもしれません。


しかし、しかし。


かなり余裕があれば、立ち止まります。


スーパーの商品前に、立ち止まります。




でも、そうでない場合、流れるように取ります。


魅力があれば、即決ですよ。


買いたい商品を見つけたら、1秒2秒でカゴに入れますよ。


特に、変わり種商品は、すぐのすぐにね。




すべての通路を通るのです。


食品だけですけど。


素早く読み取りながら、通るのです。


値段と商品名や写真などなど。


瞬時に情報を取り込みます。




かなり、脳は使います。


酷使します。


なので、おすすめはしません。


僕は、特殊な訓練を受けています。


特殊な訓練を受けています。


というか、自分なりに訓練鍛練してきました。


だから、大丈夫なのです。




立ち止まるお客さんがいる場合。


その時は、立ち止まります。


立ち止まったり、進路変更します。


それでも、そんなに時間はかかりません。


みんな、僕みたいな人ではありませんから。


商品を見るとき、立ち止まる人しかいない。


そんな空間ですからね。


はい。




棚は、左右にあります。


だから、右見たり、左見たり。


左見たり、左見たり、右見たり。


首を激しく、動かします。


首は疲れるかもですけど、痛くはならないです。




僕がウサギだったら、よかったんでしょうけど。


人間なので。


生粋の人間なので。


ウサギ人間ではなく。


普通の人間なので。




人参シリシリが好きです。


寂しさをかなり嫌います。


目が赤いねって、何度も言われてます。


けど、人間なので。


耳が少し長めです。


日常的にピョンピョンします。


けど、人間なので。




ウサギの視野は、360度らしいです。


首を使わなくていいんですね。


首が長いから、キリンみたい。


そう思われたことは、ありますけど。


ウサギと言われたことは、ないですね。




耳は大きいと、よく言われます。


でも、うわ耳が発達したわけではなく。


全体的に、大きくピンと張ってるかんじですね。


ちなみに他に、似てると言われたことのある動物がいます。


サルです。




話を戻します。


ウサギではないので、後ろは見られません。


だから、首や身体を柔軟にくねらせながら。


スーパーを回ってます。


他に、僕みたいな人はいませんね。


みんな、立ち止まってじっくり見てますね。


それが、普通です。




シャトルラン。


スポーツテストのシャトルラン。


僕の買い物は、シャトルランです。


動きを例えるなら、スポーツテストのシャトルランですね。


通路を、端から端まで一定の速さで歩く。


端まで歩いたら、次の通路に行く。


それを繰り返す。


まさに、スーパーシャトルウォークですね。




見逃しません。


速くても、見られます。


ちゃんと、安くてほしい商品を見つけられます。


僕には、ピッタリの方法なのです。


僕のすべての願望を、叶えてくれるやつなのです。




時間を無駄にしたくない。


全商品に目を通したい。


隠れたお得商品を見つけたい。


すべて叶えられます。


効率のカタマリですね。




速読は、嗜んでました。


少々、少々。


新書で、勉強しました。


ただ、その新書も速読してしまいました。


本を読むことに、集中できない人なので。


もちろん、その時の速読は、自己流で。




本を読むと、アイデアが降ってきたり。


忘れたことが、パッとよみがえってきたりで。


脳に溢れてしまうんですね。


だから、読めなくなってしまうんですね。


集中できなくなるんですね。




本には、たくさんのものが含まれています。


文章。


単語の連なり。


ワードの連なり。


とかとか。




単語がたくさん、出てきますよね。


だから、思い出しのきっかけになりやすいんでしょうね。


断片的思い出し、それをしてしまうんですね。


速読本はサッと、自己流速読法で読んでしまいました。


でもアップデートは、できた気がします。


元々、流れの中で何かをすぐ見つけること。


それに、長けていたと思いますので。




僕のような人もいるんだよ。


速読するように、スーパーでお買い物をしている人もいるんだよ。


スーパーは、店員さんや他のお客様に迷惑をかけなければ。


自己流のまわり方をしてもいいんだよ。


それを、伝えたかっただけなので。


それだけでも、覚えていってください。




あと。


ウサギの視野は360度なんだよ。


僕はスポーツテストのシャトルランで、100回近くいった記憶があるんだよ。


それもついでに、覚えていってください。

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