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【後日談】後輩ちゃん視点

「はぁ……」

 私は深いため息をついた。目の前にはたくさんの女の子たち。その全てが私をじっと見つめている。

ここはとあるホテルの一室。ベッドの上には裸になった女子生徒たちが大勢いる。全員可愛い。

「どうしたの後輩ちゃん? 緊張してる?」

 1人の先輩が心配そうに声をかけてきた。優しい声音だ。でも、今の私は不安でいっぱいなんだ! 私はキッ! っと睨みつけるように見上げる。

「当たり前じゃないですか!複数人なんて初めてですから!」

「あぁ〜なるほど。そういうことね」

 先輩たちは納得したという表情を浮かべた。

「後輩ちゃん大丈夫だよ〜」

 別の先輩たちが私に抱きついてくる。おっぱいが当たって気持ちいい。いい匂いがする。

「私たちがリードしてあげるからリラックスしていいんだよ?」

「そうよ。気持ち良くしてあげる」

「任せて! 私たちが全部やってあげるから!」

「うぅ……」

 頼もしい言葉だけど、同時にとても恥ずかしい。私は恥ずかしさを誤魔化そうと、とりあえず目の前にあった柔らかそうな唇に自分の唇を重ねた。

「あらっ!積極的ね!」

「んっ……んんっ……ちゅぱ……んっ♡」

 柔らかい唇を吸いながら舌を絡める。舌と舌が絡み合い、唾液を交換し合う。

甘い吐息と水音が部屋に響く。

「ふふふ。可愛い」

「こっちにも集中してほしいな」

「んむっ!?」

 突然後ろから誰かに抱きしめられた。驚いて振り向くと、そこにはもう一人の先輩の顔があった。

「後輩ちゃんの唇美味しいわね」

「んっ……やめ……れぇ……はむっ……れろぉ……れろれろ……はむっ……」

 キスってこんなに気持ちいいんだ……

「後輩ちゃんってキス上手いよね」

「ホントに! キスだけでイっちゃうかと思ったわ」

「えへへ。ありがとうございます」

「後輩ちゃんはキスが好きなの?」

「はい。大好きですよ」

 私が答えると、先輩たちは目を輝かせて一斉にキスしてきた。

「んんっ! ちゅっ……んんっ……んんんっ♡」

 私は夢中になってキスをした。

 何回キスしたのかわからない。でも、気づいた時には、周りにいたはずの他の人たちはベッドの上で寝転んでいた。私と先輩だけがずっとキスをしていたのだ。

 そして、私もだんだんと意識が遠退いていく。

「はぁ……はぁ……センパイ……しゅきぃ……」

「あはは。可愛いなぁ後輩ちゃんは」

「はぁ……はぁ……せんぱい……わたしと……もっと……キスして……」

「うん。いいよ。たくさんしてあげるから、後輩ちゃんの唇で私を癒して?」

「はぁ……はぁ……はぁーい……」

 私たちは再び唇を重ねる。そして互いの舌を絡ませ合った。唾液を交換し合い、飲み込む。頭がクラクラして何も考えられなくなる。ただひたすらに先輩を求めるだけだ。

「ちゅぱっ……んっ……れろ……」

先輩の甘い吐息と水音が響く。それだけで興奮してしまう。

「ぷはっ……ふふっ。休んでる暇は無いわよ、あと1時間は貴女と唇を重ねるから……」

「はい……お願いします……」

 それから何度も口づけを交わした。数え切れないくらいだ。

 こうして私と先輩の幸せな日々が始まるのだった。

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