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せかぼくラジオ 第3回「ダンタリオンの仕事を追う」

今日もゲリラ更新になりました。

忍「というわけで、出張・せかぼく学園放送部。留守中にまた放送部やってたんだけど、質問が公爵に及んだので聞いていいですか回」


秋葉「無理やり展開しているにもほどがあるだろ」


ダンタリオン(以下ダ)「ほほぅ? それでこっちにお便りコーナーを持ってきたのか」


忍「いいですか?」


ダ「もちろん」


忍「では読みます。『みなさんこんにちは。ずっと疑問に思っていたので教えてください。ダンタリオンは昼間、いつものメンバーでいる時以外何をしているんですか?全然仕事してる姿が見えてこないんですが。本当に仕事してるんですか?仕事と称してあちこち放蕩してませんか。何をしているのか教えてください。 ラジオネーム 『始めの接触者(人間側)』さんから』


秋葉「忍ーーーーーーーー!!!!!!!!」


ダ「秋葉、てめぇ……」


秋葉「違う! 元は昼間何してるんだろーね~くらいのノリで、いまの演出は忍が勝手にお便り形式にしただけだ! 最後にオチつけなくていいから!」


ダ「オレはちゃんと仕事してるぞ。魔界の大使として」


司「だからその大使としての仕事の部分がよくわからないので、教えてくださいという趣旨です」


忍「です」


秋葉「普通に聞けばいいだろ……なんでお便り形式にした……」


忍「秋葉に頼まれたから」


秋葉「……(そういえばそうだった)」


ダ「お前らが来れば、対外交官の対応になるのは当たり前だろう。それ以外のこともしてるんだぞ」


忍「対外交官……」


秋葉「最近めっきり、息抜きの口実にしか使われてない気がするんだけどな……」


ダ「ツカサ、お前は仕事上少しは大使が何をしているのか知っているはずだ!」


司「まぁ……大使の役割は、神魔によってまちまちですが人間の大使館に近いものはありますね」


秋葉「と、いうと?」


ダ「ウァサーゴの事件の時とか、ここに来ただろ? そういうことがあった時の保護とかフォローとか」


忍「滅多にないですよね」


ダ「なくてもそういう機能なの! あとは身元照会もオレの仕事だな」


秋葉「身元照会?」


ダ「魔界にパスポート発給窓口なんてあるわけないだろ。だから、何かあった時とか怪しいやつはオレの方でチェック入れるんだ。滞在延長は人間の入管法に準じて特例だから、そこらへんもオレが審査する」


秋葉「うわーなんかみんな私的事情で判断されてそうだよ」


忍「大丈夫ですか、公爵」


ダ「シノブ……それはなんの心配をしているんだ……?」


秋葉「司さんもある程度知ってるっていうのは事件がらみで照会が回るからですか」


司「そういうこと」


忍「でも滞在悪魔すべての把握はしてないですよね。人間の場合は、パスは本国で出るわけだし、そこらへんは?」


ダ「悪魔バカにするなよ? めんどくさいから清明にチェック機能の技術案出して、二重三重で術式で自動チェックをかけさせている」


秋葉「自分でやってねー」


司「まぁ、術式で偽装審査をするというのは一般観光神魔あたりなら十分だろうな」


ダ「簡単に言うと、うそ発見器的な」


忍「公爵、簡単に言いすぎて、すごく『それ大丈夫なの?』みたいな感じになってます」


ダ「人間の場合は本国が発行する身分証明だから機械的にチェックができたがそこは違うからな。むしろ見えない部分でチェックをかけるというのは理に適ってるだろ」


秋葉「でもそれ、入管の仕事でお前の仕事じゃないよな。今お前が仕事してるのか聞いてるところだから」


ダ「オレが何の仕事をしているのか、だろう!略すな!」


司「……(別に略してはいないと思う)」


忍「……(仕事自体をしているのかそもそも確認したかったわけで」


ダ「何で黙ってんだ、二人とも」


司・忍「いいえなんでも」


ダ「とにかく、大使共通の仕事といえば、情報提供もだろ? 各国の神魔は国外の情勢を知らせたりもしている」


秋葉「悪魔は地上じゃなくて、魔界の住民だから特定の地域の報告とかする対象ないんじゃないの?」


ダ「……。一応魔界の情勢に何かあった時にやりとりをする」


秋葉「ほぼないって言ってるようなもんだろうが!」


ダ「あるんだよ! それとは違う意味で逆に広範囲なの!」


忍「まぁ元々悪魔の人達って文明・科学技術系が多いから、そっちでカバーしてくれてる人多いし」


ダ「そういうことだ」


秋葉「忍が言って思い出しましたみたいにしか聞こえねーよ」


ダ「基本的に大使だからそれぞれつなぐのが仕事なんだよ。大雑把に括ると」


忍「大雑把すぎて、スタート地点に戻ってきてしまった感しかない……」


司「神界系の大使だと、ふつうにエネルギー問題を解決してくれたり、環境改善に手を貸してくれたりはあるな」


秋葉「あ、そういえば虹の下水道館の見学でそんな話聞きました」


忍「元々この国に来てる神様は自然属性だからだろうね。あと、人間の伝手が途絶えた海外物資の持ち込みなんかもやってくれてるよね」


秋葉「そういわれるとバナナとか、カナダ産のサーモンとか普通にスーパー売ってるもんな」


司「日本が食料自給率が低めなのは突然には改善できないからな」


ダ「オレたちも割と物資の輸入に貢献してるぞ。悪魔は世界各地に散っているから情報網も広い。そこらへんは覚えとけ」


秋葉「わかった。仕事があるときにしか、仕事しないってことが」


ダ「外交の仕事しないで、茶ー飲んだだけで終わったことがあるお前らも同罪なんだからな」


秋葉「それも仕事だよ!」


ダ「同じことだろうが!」


秋葉「営業の人が営業先でコーヒーもらって話してくるだけでも仕事だろが!」


忍「秋葉にしてはいい点ついてる」


司「俺たちは出張命令で来てるわけだから、完全に仕事扱いで問題ないんだけどな」



そんなわけで、ダンタリオンの仕事は事件があった時のつなぎとか、大物来日の時の対応とか、滅多にない滞在許可審査(新章「背反択一」冒頭でやってた)とかっぽいです。

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