第八話「砂漠の呪いの謎を解け!巨大ピラミッド大決戦!」その1
伝説の武具とアイテムを探すため、砂漠の国シャムランを目指し旅をしていた勇者ユウキたち一行は、広大な砂漠を冒険する途中でオアシスの水が一瞬にして全て干からびてしまうという謎の現象に遭遇する。オアシスの商人たちの噂によると、死んだシャムランの初代王女パトラクレオの呪いなのではないか?という噂を聞きつけたユウキ達は、王都で現女王ミクリスから初代女王パトラクレオの伝説と共に伝説の鎧はピラミッドにあるということを聞かされる。ミクリスから正式にピラミッドの調査を依頼されたユウキたちは、意を決してピラミッドへと赴くのであった―――!
「ここが、ピラミッド……」
シャムラン王都から砂漠を北に進み、目的地にたどり着いたユウキは、汗をぬぐいながら目の前の大きな建物を見上げる。
ピラミッドは、レンガのような白い石を角錐形に積み上げ、高層ビルのように巨大な墓として建てられた建造物である。
ちょうど三角形のピラミッドの頂上に、燃えるような太陽が重なってギラギラ輝いていた。
「暑っづ……!」
ヒメコは、額からダラダラ汗を垂らした。
「よ~やく到着だネ! ……一応、入り口の手前にはオアシスもあるみたいだし、中に入る準備をするならここでしとけ! って感じかナ?」
「そうねミクル……中には、侵入者除けのトラップがいくつも仕掛けられてるって話だから、準備するなら念入りにしておかないといけないわね……」
ミクルとアイルは、近くの大きなヤシの木の下に馬車を停め、馬のミートパティ君の近くに水樽を置きつつ、荷物を確かめる。
「それにしても……この建物、中に入るの入り口はどこにあるのかしら?」
アマネがきょろきょろとピラミッドの外壁を見渡す。
「あっ、これは……」
ユウキが指を指す。 そこは、大きな石扉がわずかに開いた状態で佇んでいた。
アイルは、ふむ……と顎に手を当てると、メガネを光らせて言った。
「これは恐らく……女王ミクリス様が家来の兵士と一緒にここに入ってから、開けっ放しになっていたのでしょうね」
「閉めずに帰るだなんて……あの女王様も随分不用心ね」
ヒメコが言った。
「……とにかく、皆準備はいいかな? 行こう、鎧を求めて!」
ユウキが言うと、全員でうなづいた。
『おらも全力でサポートするだべさ! 勇者様たちを全力で護るべ!』
聖盾シブトがそう言うと、意を決して全員でピラミッドの石扉の中へと入っていった―――。
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パラパラ……
ピラミッドの内部は、僅かな隙間から太陽の光が差し込んではいるものの、ほとんど明かりのない暗闇が広がるダンジョンであった。
「うう、せまい……」
ダンジョン内も、決して広いと言える作りではなく、五人が一列に並ばないと進めないほどの狭い通路だ。
「くしゅん! あ~ん、ほこりっぽい~!」
アマネが鼻を真っ赤にしてくしゃみをする。
「ユウキ、奥に何があるかわかりそう?」
最後尾にいるアイルが、先頭のユウキに話しかける。
「わからない……シブトがライトで照らしてくれてるけど……ひたすらこの道が続いているだけみたいだ」
『おらの高性能サーチアイで、隠し扉やトラップがあったらすぐに知らせるだべさ! 今のところ、かわったものは見当たらないみたいだべ』
ユウキの左腕に装備されたシブトは、目からライトのような光線で辺りを照らしている。
「ど~せ王家の墓っていうんなら、なんかこう、豪華な宝石とか備えられててもいいもんだよね! あるといいよねぇ~、僕もエメラルドとか欲しいナ~」
ミクルが言った。
「アンタは墓泥棒かっ。欲しけりゃ探してみれば? 女王の呪いで呪い殺されても知らないわよ」
「ちょっと、ひーちゃんコワイこと言わないでよ~……! もしも、ミイラとかでてきちゃったらとか考えると……ひぃぃ……!」
アマネはぶるぶる震える。
「あーちゃん、やめなさいよ……! だいたい、ミイラとかゾンビみたいな死人が動き出すだなんて、非科学的すぎてお話にならないって言ってるじゃないの」
「魔法や獣人とか神々が存在するファンタジー世界でそれを言われてもな……ん? 皆、見てくれ!」
ユウキがそう言うと、狭い通路から一転、少し広い通路に出た。
「ちょっと広くなった……?」
「皆! あそこを見て頂戴!」
アイルが指を指すところには、壁に備え付けられた妙な石の棺のようなものがあった。
「これは……」
石の棺の横には、石板のようなものがあった。石板の中央は、わずかに光り、まるでボタンのように押せるような形になっていた。
「なによこれ……? これじゃ、まるで……」
「……『エレベーター』、ね」
石板のボタンは、あつらえ向けに三角形の形になっており「▲」と「▼」の二つあった。
「中もこれ、5人乗れそうな広さがあるみたいだけど……どうする? 乗ってみる?」
ミクルが言った。
「は? どう見ても罠じゃないこんなの。 というより、古代の建物に普通エレベーターがあるわけないじゃない」
とヒメコが言ったが……
『問題ないだべさ! サーチの結果、これは普通のエレベーターのようだべさ!』
サーチで分析をしていたシブトが言った。
「そもそも、その鎧は上階にあるのか、地下にあるのかは、ミクリス女王たちの調べではわかってないんだったわよね? どうする?」
「……上に行ってみましょう。 何か、わかるかもしれません」
ユウキが言った。
「じゃあ、皆いいわね? 乗るわよ」
4人は、石の棺で出来たエレベーターに乗った。
「ちっ……わかったわよ。その代わり、罠とかあったらタダじゃおかないからね」
そして、ヒメコもしぶしぶ乗ると、ユウキはボタンを押す。
石の棺はスーッと閉じると、5人を乗せたエレベーターは上の階へと向かった。
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チーン。
五人を乗せたエレベーターが開くと、少し広い部屋に出た。
「なんだ、この部屋は……?」
エレベーターから出た五人は、あっけにとられた様子で部屋を見回す。
部屋の中では、なぜか謎の電気ケーブルや謎の薬品が入った培養カプセルが部屋中を占領しており、淡い光で何かを表示しているモニターが壁中に貼られていた。
「どういうこと……? ここって、古代の遺跡じゃなかったわけ……?」
と、ヒメコがつぶやいたその時だった。
「あ~らァ? おかえりなさァい♡ 随分早かったのねェン。 『氷結トカゲ』の尻尾は、ちゃ~んと手に入ったのかし……ら……?」
すると、部屋の奥から妖艶な女性の声がした。
「お前は……!」
ユウキたちが振り返ると、そこには―――。
「レディ・ミスティ!!!」
「なっ……!? あ、アンタたちは!? 憎っくき勇者たちじゃない!? どうしてここにいるワケぇ!?」
そこにいたのは、かつてユウキたちがゴブリン王パドラーと共にやっつけたはずの、四天王レディ・ミスティであった。歪んだ黒縁の丸メガネと、白衣の下に黒い下着と言いうだらしない恰好をしている。
「それはこっちのセリフだ! お前、アイルお姉さんに倒されたはずじゃ……」
とユウキが言うと、レディ・ミスティはギリリ……と歯ぎしりした。
「ええ、倒されましたわよ! なんとか近隣の動物の生気を吸えなければ、ほんとに死んじゃうところだったんだから……! お陰で魔王様にはアンタたちを倒すまで城を出禁にする! って言われちゃうし、ようやくここにアタシのラボを作って研究を再開できるって張り切ってたところだったのに……!」
「とどのつまり……この国で、女王の呪いを偽装して、水を奪う悪事をしていたのは、貴女ってことでいいのよね?」
アイルは、氷の槍を創り出すと、レディ・ミスティに向ける。
「あ~らコワ~イ! ……そんなに怒らないでよ。 水を奪えば人は死ぬ。 人類を滅ぼすのには効率的な手段でしょ?」
レディ・ミスティは、不敵な笑みを浮かべて唇を舐めた。
「コイツ……! 水を奪われた人たちが、どれだけ苦しんだと思ってるんだ!」
「ええ、そうよ! みんな、コイツをやっつけるわよ!」
アマネとユウキは、プリズムペンダントを構えた。
「おっと、そうはいかないわよ!」
すると、レディ・ミスティがパチン! と指を鳴らした。
「!」「!」「!」「!」「!」
すると、ガコン!という音と共に、ユウキ達五人の足元の床に穴が開き、掃除機のように五人を穴に吸い込んだ。
「うわわっ! 落ちる~!」
「きゃ~!」
「うわ~っ!」
「くっ……! こんな古典的な罠に……!」
「このッ、卑怯者ォ~!!!」
穴に落ちた五人は、なすすべもなく地下へと落ちていった。
「お~っほっほっほ! こんなこともあろうかと、策は二重三重に張って用意してあるのよ~! 見てなさい、このピラミッドは、このレディ・ミスティ様を護るための最強のデストラップダンジョンに改造済みなのよ~!」
レディ・ミスティは、部屋の奥のパソコンのようなコンソールの前に座ると、カタカタと操作を始める。
「まずは、このピラミッドの地下には人間の死体を改造して作り上げたミイラ兵たちがうじゃうじゃいる広大なダンジョンが形成されているわ! そして、そのダインジョン内部の壁や部屋は定期的に勇者たちが見ていないところで動き、解除した罠も次々復活する! さらに……」
レディ・ミスティは、じゅるりと唇を舐めながら狂気的な表情で笑いながらコンソールをはじく―――!
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「くっ……痛ててて……」
ユウキは、落とされた地下室で、ゆっくり立ち上がった。
「ここは……? 皆とは、離れ離れになってしまったのか」
辺りを見渡すが、砂が広がっているばかりでアマネもアイルも、ミクルとヒメコもいない。完全に孤立してしまったようだ。
『どうやら、そうみたいだべ……! 気を付けるべ、ここはさっきの場所から12階以上も下の階に落ちてるみたいだべ。 罠があるかもしれないべ……!』
ユウキの左腕にくっついていたシブトは、辺りを分析する。
「う~ん……ここは……?」
アマネも、目を覚まして辺りを見回す。
床は砂まみれで、薄暗い部屋の中ではコウモリが飛び交い、蜘蛛の巣だらけで、砂の下から人骨のような骨が顔を出している。
「ううう……こわい……! とにかく、ユウキたちと早く合流しなきゃ……!」
と、アマネが一歩歩き出そうと足を前に出した瞬間だった。
がしっ。
「ひっ!? ……ま、まさか」
足首を何かに捕まれた感覚がして、アマネは恐る恐る足元に振り向く。
「Uhaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!」
アマネの足首を掴んでいたのは、腐った身体にボロボロの包帯を巻いた、ゾンビのようなミイラだった!
「イ……イヤあああああああああああああ!!!!!」
アマネは、目に涙を浮かべて大声で悲鳴を上げた。
「イヤあああああああああああああ!!!!!」
ミクルがいる場所の遠くから、アマネの悲鳴が聞こえた。
「アマネちゃん! 助けに行かな、きゃ――――」
すると、次の瞬間。 ミクルの変身がフッと解けた。
「え!? なんで!?」
男の姿に戻ったミクルは、慌ててプリズムリングを構えるが、反応しない。
「どういうことなの……!?」
同じように、アイルも変身を強制解除されて背の高い大男の身体に戻っていた。
「Uooooooooooooooo!!!!!」
しかし、そんなこともお構いなしに、アイルの目前には、大量のミイラ兵たちが湧き出ていた。
「くっ……! 変身なしで戦えっていうの……?」
アイルは、拳を構える。
「フレア……ボムズ~~~~!!!」
ヒメコは、ミイラ兵たちに向かってドラゴンロッドを掲げる。
しかし、杖の先からは何の魔力の反応もなかった。
「どうなってんのよ……魔法が、使えない!?」
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「お~っほっほっほ! 地下のダンジョンでは『魔法力を常に吸収する』装置を設置しているのよ! こうなってしまっては、魔法はおろかMPを用いた魔法少女への変身も不可能! 魔法の力に頼り切った勇者たちは、なすすべもなくミイラ兵たちの仲間入りをしちゃうってワケ! ん~勇者ちゃんたちのMPおいちい~!」
レディ・ミスティは、地下でユウキたちから吸い取ったMPを装置に取り付けたストローから吸い取っていた。
「さあ、これだけのMPがあれば……いよいよ、計画していたアレが実行に移せるわね!」
レディ・ミスティは、画面上に何かの設計図を映し出す。そこには、『98%』と赤い文字で表示されていた。
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「くっ、でりゃあああああ!!!」
ユウキは、シャムランの王都で旅立つ前に買っていた、刀身が曲がった片手剣「シャムシール」でミイラ兵たちを切り裂く。
「危ない……折れた剣のままだったら、確実にやられていた……!」
ユウキは、自分の魔法が使えないことを確認すると、一歩下がって辺りをうかがう。
(僕たちの中で、変身前で魔法を使わずに戦えるのは、下手をすると僕だけだ……! 早く皆と、特に武器が使えないアマネちゃんとは早く合流しなくちゃ……!)
ユウキは、息を吸うと、シブトを構えてミイラ兵たちの群れに突撃する!
「やあああああああ!!!」
ミクルは、「プリンスレイピア」を構えてミイラ兵たちを攻撃する。
「ミクル!」
すると、アイルがミクルを見つけて駆け寄ってきた。二人で背中を合わせ、前後から迫るミイラ兵たちに対峙する。
「貴方……武器を持ってたの?」
「たまたま道具袋をボクが持っていたからね! 前にミノ子が持たせて袋に入れてくれてたんだけど……って、キミはもしや素手で戦っていたのかい?」
アイルの拳は、血がべったりついていて傷だらけだった。
「ええ……乙女であるアタシが、こういう戦い方をするのは流儀に反するんですけどね……!」
「……もしかして、変身前のガタイがよくてちょっとよかったなって思ってたりしない?」
「……思ってないっ!!!!」
アイルは、野太い雄たけびをあげながら、ミイラ兵の頭を拳で粉砕した!
「お~、こわ……! 早くコイツら片付けて、皆と合流するヨ!」
「ええ!」
ミクルとアイルは、ミイラ兵たちに向かって跳躍した。
「いや~~~~!!! 助けて~~~~!!!」
アマネは、ズルズルとミイラ兵たちに足を掴まれたまま引きずられてどこかに運ばれていた。
「あたし……ミイラになって干からびて死んじゃうなんてイヤよ~!!!! 死ぬときは、もうちょっとツヤツヤのお肌を保ったままじゃないとイヤぁ~~~~~!!!!」
すると、ミイラ兵たちはアマネを強引に部屋の中にあった磔台のようなものに手足を包帯で縛り付けて固定した。
「ちょっ……なによこれぇ!?」
アマネが手足を動かそうとするが、ぎっちり固定されていて全く動かせない。
「Uhoooooooooo!!!!」
すると、ミイラ兵たちは、1mもあるような巨大なトイレットペーパーのような包帯ロールをアマネが縛られている台に伸ばし、部屋の壁ごと回転させてぐるぐる動かし始めた。
「まさか……」
包帯が、徐々に一周、二周と回転していくごとにアマネの足に絡みついていく。
「やだあああああああ!!! あたしミイラにされちゃう~~~!!!! 誰か助けて、あたしほんとにミイラにされちゃう~~~~!!!! 誰かあああああああああ!!!!」
アマネの悲鳴も虚しく、徐々に包帯は脛から膝上まで巻き上がっていくのであった―――。
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(ちっ……まずいまずいまずい!)
ヒメコは、ミイラ兵の群れに追いかけられながら地下ダンジョンを全力ダッシュしていた。
(このダンジョン……砂に埋もれた広場マップと、小さい小部屋マップ、そして通路のマップで形成されてる……! でも、さっき走ったときにあったはずの部屋に、壁ができてた。 ダンジョンの地図ごと操作されてるってこと? だったら出口は?)
ヒメコは、頭の中で地図を作りながらミイラ兵たちから逃げ回っていた。しかし、
「Uhooooooooooooooooo!!!!」
通路の出口をふさぐように、ミイラ兵たちが出現する。
「引き返すわけには……ッ!」
「BwoooooooAhou!!!!」
すると、ヒメコの背後から、包帯に巻かれたゾンビ犬、ミイラ兵が飛び掛かる!
「このっ……! 邪魔よ!」
ヒメコはドラゴンロッドで牙を防ぎながら、腰に差していた『セイントナイフ』でゾンビ犬の心臓を一突きにした。
「Bhooooooooooo!!!」
心臓を指されたゾンビ犬は、砂塵と化して消えていった。
しかし、その間にも、後ろから続々とミイラ兵たちとミイラ犬の群れが、ヒメコに近づいていた。
(ちっ……! 魔法も使えないんじゃ、もはやこれまでだって言うの……!?)
ヒメコは、思わず後ずさりして壁に背中を当てた。
ぬるッ。
「!?」
すると、ヒメコが寄りすがった壁が、まるですり抜けるようにヒメコの身体を吸い込んだ。
「痛たっ!」
ヒメコは、背中を固い床にぶつけた。
「なによ……一体どうなって……?」
ヒメコが、辺りを見渡すと、目の前の壁は先ほどと同じく石造りの壁であったが、後ろと両横の壁は、まるで近未来的な素材でできた金属ともガラスともわからない不思議な壁であった。
そして、部屋の中央には、もこもこの絨毯の上に、暖かみのある木でできたミニテーブル、そして人をダメにするクッションが置かれていた。
「……は?」
なによ、どういうこと? ミイラ兵が渦巻く壮絶なダンジョンの中に、こんな平和ボケしたような空間があるの??? とヒメコは混乱した。
『ほう……運がいいな、このオレを発見できるとは』
すると、壁から声が聞こえた。
「!? 誰!?」
ヒメコがドラゴンロッドを構える。
『慌てるな、慌てるな……慌てるな。このオレの空間には邪悪な者には侵入することができない。 つまり、お前は勇者。 であるなら……』
「ど、どういうことよ!?」
ヒメコに話しかけていたのは、部屋の壁につるされていた、仮面のような石の彫刻だった。
『オレの名は……『ガンボイ』。お前たちが来るのを、ずっと待っていた』
「まさか、アンタは……!」
『いかにも……いかにも、いかにも。この俺は、伝説の鎧……の、一部である』
《その2へ続く!》
第八話「灼熱!砂漠の呪いの謎を解け!ピラミッド大冒険!その4」として本話は収録されてましたが、パートが長くなりそうだったので砂漠を横断する場面を第7.5章として再編集し、本話以降の話を『第八話「砂漠の呪いの謎を解け!巨大ピラミッド大決戦!」』として再編集しました!
今後も展開的に定期的な修正と、読みやすくするための改変作業は行っていく予定なので、よろしくお願いします!
誤字、脱字、シナリオ上の矛盾などありましたらご報告お願いします! 早めに修正します!




