第4話 空中戦②
(=^・・^=)我は猫でアール、アール、アール?、R、R、R?
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
意識が戻ると周りをメイドが固めていたことに驚きを隠せなっかたが、40度を超える発熱をしていたみたいだ。メイドに固められても文句を言える立場ではなっかた…
今回熱を出したおかげか、埃を体内で回したおかげか頭の霧が無くなっていた
『〈告〉’思考阻害’完全解除 成功しました
’己乎見詰者’定着 成功しました…
『マスターお目覚めですか?』
2つの音声が同時に頭に響いた
ストップ!ストップ!
俺は聖徳太子ではないんだ!
一斉に話しかけられても困る
『すいません…ですが私しか思念伝達していませよ』
え!まじ?じゃあなぜ2つ聞こえたんだ?
『〈注〉’賢者’は付与スキルです
’思考阻害’は’賢者’からの攻撃とみて間違えありません
’賢者’を調べますか?
YES/NO
なお’賢者’は私の思念をキャッチ出来ません』
おいおい!まじかよこの声がスキルだったのか
というかスキルに攻撃されるってどういう状況よ!人見知りになりそうなんだが…いやスキル見知りか?
というかお前が誰なの?
『〈告〉固有スキル’己乎見詰者’です。』
ん?固有スキル?とは何ぞや?
『〈告〉半物理生命体以上の格を持つ生命が体を形成する際の過剰な魔力を使用して主人の望みに沿って構成される力です』
うむうむさっぱり理解できない。もっと簡単に
『〈告〉生まれた際に得る特別な力です』
あはは なるほどそういうことね納得、納得ってか初からそういってよ
む?何よ!その呆れた顔は…実際には見えないけど
『どうしたのですか?いきなり黙り込んで?』
賢者が間髪を置かないでで話しかけてきた
本当に聞こえていなかった様だ
正にその時周りを固めているメイドが一斉に俺の体をつかみ運び出していった
◆◇◆◇
今この時も一つの世界が消滅しまた新たな世界が生まれている
生命が選択の危機に迫れられると選択肢の分だけ新たな世界が誕生する
その日の晩食一つでも
人はそれをパラレルワールドと呼ぶ
その中の2つの有力世界を紹介しよう
1つ目は地球だ
この地球は一定値まで科学が進歩すると自爆することで世界の崩壊を防いでいる
2つ目は陸球だ
この陸球は科学を目を見張るほど進歩させることで原住民自らその世界を守ることで世界の崩壊を防いでいた
だがこの方法で崩壊を防ぐことを問屋が許さなかった
魔物が送り込まれてきたのだ
それにより魔力が大量発生し、耐性のない原住民は過剰魔力で次々に死んでいった
だが一握りの者は耐性があり生き残ったが魔物により次々と死んでいった。ある者は食べられまたある者は切り殺された。2人を除き
その2人の名前はアダムとイブだ。彼らは迷った逃げ隠れするか戦うか。この際に派生した世界が地球だ。運の良いことか否か派生の際に魔力豪雨に飲み込まれた。この魔力豪雨は魔力の無い世界に魔力を齎すものだが、神のいたずらか悪運の良さか不明だがバグが発生し最下位ランクの者しか存在できなくなった。アダムとイブの情報が入いた後に。次に流れ込んできた魔物の情報は弾かれてしっまた。これにより魔力の多くが弾かれ、入ることに成功した魔力は薄くなってしまった。そして今の姿にとどまる。
悠人と悠人の父、聖魔十華神はアダムの隔世遺伝だ
閑話休題
彼らは迷った戦うか逃げるかを。何日も何日も迷った。彼らは知らなかった自分らが最後の人類であることを。
鉄筋コンクリート造りの家が壊された。
だがまだ戦う決心がつかないでいた
森の中に岩が投げ出されている場所がある。
そこは彼らの住居だったが不愉快極まらないゴブリンに崩落されていた。
問題は全ての食料が下敷きになっていることだ。
未だに尻に火が付かなかった
彼らは自分たちがもともと住んでいた町に帰ることにした。少しでも食料が残っていることを祈って。100階建てのマンションは根元から崩れ隣のマンションと同様ドミノ倒しになっていた。
市役所があった場所にはクレーターができ、真っ青な炎に包まれた建物が何とか建っていた
その場は正にこの世の地獄を映し出していた。
◎★〇☆
「あーあっ崩れちゃっているね」
「おっおー」
イブの能天気さに救われ絞り出した声は想像以上に低く自分でも若干驚いている
だが仕方ないこの光景を見れば誰でも似たような反応になる
自分たちが3っ日前まで住んでいたマンションがバラバラになって転がっていた
何度も何度も強風から守ってくれた我が家の後先だと思うと胸が苦しくなる。
「あれ?建物の根元が1方向に向かっていない?」
そう、すべての建物の根元が村の中心に向いていた。その先には避難所兼小中学校があるのだけれどイブはまだ気が付いていないようだ。そっと胸をなでおろした。
「それにしてもなぜママは私たちを洞窟に行かせたのかな?しかもあんなすぐに崩落するようなところへ」
「ほら、このありさまだから避難所だと不安だったんじゃないの?」
「そうかもね~でも、だからと言ってあんな危険な場所に追いやる必要はないんじゃない?」
「痛いところ突くね」
ニヤリと効果音が出そなほど二ヤついた顔に若干イラつきながらも会話をつなげた
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR人