第3話 神の悪戯 & 空中戦の始まり①
皆さん遅れました
すいません(´;ω;`)ウゥゥ
最近暇をとれそうなので更新を始めます
こん話から2つの話を並行して始めます
サブストーリなため更新が不規則です
申し訳ございません
これは記憶に残らざる記憶
「メイド長を呼べ」
「は!ただいま!」
嘘だろなぜこんなに早いんだ!
「お呼びでしょうか」
「うぬ!第17宇宙界領主$^%&(%$^&$& 賢者を呼べ 幹部も召集しろ」
「は!」
早い早すぎる!我が子はこんなに簡単に死んでしまうとは。…仕方ない3歳になったら記憶を戻すことにしよう。それまでは我慢していていてくれよ。
コンコン
来たか
「入れ」
「ご無沙汰しています殿」
「まずは予定が早まってしまったことを謝罪する」
「滅相もありません」
「17宇宙界の様子はどうだ」
「は!申された通り代官を置いて参りました」
「では、本日をもって悠人のスキルとなってもらう。悠人の記憶は3年後に戻る。その間に権限を使用可能にしておくように」
「は!」
「では、権限の上限を決める...」
◆◇◆◇
「わぁぁぁー」
やっと終わった。上限結構緩くしちゃったなーま、子供のためだものねー
あははは
そろそろあいつも神界を降りるのかー
寂しいな…
あ!幹部呼んでいたんだった…
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うむ!
なかなかの味じゃ
「(む?なにを食べているのかって?わははは!空気中の埃じゃあー)」
なぜか虚しくなる(泣)
窓の外を不意に見る
心を包み込むような穏やか赤
段々と僕の気持ちを落ち浮かせる
夕焼雲
空一面を覆いつくしている
本当に異世界なのか疑問が浮かび上がってくる
視線をわずかに下に向けると中世の街並みが見える
ぐぅぅぅ~
腹は空気を読まないようだ
よし!この風景を目に焼き写してやる~ ガルルルル
ル!頭にまるで靄がかかっているようだ!物事を考えようとすればするほど首が絞められていく
もぅー止めた考えるのはやめだ!諦めてしまった
グラッ!
ッ!頭が痛い!
気持ちも悪い!
体から何かが抜けていく!
ポタッ…ポタっポタっ
天井から得体の知れない生暖かい液体が垂れている
少し鉄臭い
反射的に見てしまった
うわ!
誰だよトマトジュースこぼしたのは!
知っているこれはトマトジュースなんて生暖かいものではないということを
これは’血’だ!
吐き気がする
薄暗くなってきた
月が雲に隠れ始めている
月!?
見とれるほど美しい赤色の満月が浮かんでいた
はぁ...
月が赤いわけないだろうに…そもそも専門家でも月食を区別するのは難しいのに三流や五流の学生が見分けるのは実質不可能だ
狼男やヴァンパイアが現れても驚かないよ…うん!たぶん
現実逃避もほどほどにして、隣に垂れ続けているこの液体をどうにかしないといけない
時々屋敷から聞こえる悲鳴も対処しなくて
ああぁぁぁ
もっ!さっき埃食べたからお腹いっぱいなのに…
さりげなく天井を見上げる
吐き気が湧く
そこには自分の腕と特徴の似た腕がこびりついていた
即座に目を離すと頭と思わしきものが転がっていた
部屋の様々な場所にも自分の臓器たちが転がっている
この世の地獄?
阿鼻叫喚の図?
どれほどの言葉を並べても今の状態を言い表せない 確信できる
笑い声が聞こえてくる
犯人はまだ潜伏しているようだ
「公爵様もひどいことをやるよな…アッハッハッハ」
「それな!子供を殺すのは良心が少し痛んだよ」
「へぇー初耳だね~君に良心なんて物があったんだ」
「そりゃ~あるに決まっているだろう 可愛い’メス’を玩具にできない良心がね~」
「わ…」
「わ?」
「ワッハッハハー」
「「アッハッハッハ」」
耐えきれない怒りが心臓で唸り、男の首を絞めてしまいたい衝動に駆られる
体が動かない!?
グラッ!
また大きな頭痛に襲われた
◆◇◆◇
気が付くと朝を迎えていた
後ろを振り替えっても自分の死体はない
何事もなっかたように暖かいそよ風が流れ込んでいた
ンンン♪
一種の感動を覚える速さで気分転換したサインは窓からの景色に若貴興奮していた
だが同時に油断もしていた
そして一人劇を始めた 嫌なものから目を背ける子供のように
「(む?赤ちゃんが落ちないように手が届かないところにまどがあるはずだと?)」
「(舐めるな!埃を集め圧縮し、足場を作ったわ! 薄い小さな板なんだけどぉね)」
最後は声が萎んでしまったが気にしない
パキィ!
!?
パキィ!ピシッ!
あ!察した
パリーン ガッシャン パラパラ...
うおぉぉ!落ちるー!死ぬー!
プホッ
下がベビーベッドでよっかた
『〈告〉’劣魔力障壁’を取得 成功しました
’思考阻害’解除率3%完了
’己乎見詰者’定着率2%完了
〈注〉精神攻撃系統’思考阻害’の解除が進んでいません
緊急時のため思考誘導を行いますか?
YES/NO
選択されなっか場合10秒後YESが選択されます
’己乎見詰者’定着率10%未満のため0.001414213562...の確率で思考伝達が成功します』
何か聞こえたような気がしたが空耳だったようだ
とにかく腹が減った
何か食べなくては
埃よ集まれ!
良し来た来たきたあぁぁ
『〈告〉選択されなかったためYESが選択されました
思考誘導を実行します 』
片っ端から食べてやる!!
もっと集まれ
もっとだ!もっと!
脳が体を催促してくる
心は冷静に落ち着けと命じる
思考と心情が混ざり合わないこの不安感は何なんだ
思考誘導?
まさかな
?
体内にある物も動かせれるようだ
よし!
体内にある物よ血のように集まり体内を回れ
ふぁぁ~暖かい
力が湧いてくるぅぅぅ!
…ん?少し冷めて来ちゃったかな?
よし!今、体内を回っている物はお腹の辺りに集まれ!
「(なぜお腹の辺りかって?…わははは自分でもわからないわ!)」
「(ん?自信満々で言うなって?…本当に小さい奴やのぅ~)」
この命令を出したことを期に今まで襲ってきた焦りが無くなった
同時に頭の靄が僅かだが晴れた気がする
爽快感が尋常ではない
共に正気が戻ってきた
気づいたことが2つある
1っ 体内でもの回すと体中が暖かくなり親の胸に頭を預けているような安心感があること
2っ 暖かい物をお腹の辺りに集めると暖かさが無くなる代わりにに爽快感があること
また、頭の靄が僅かに晴れること
今後の予定は決まったな!
情報収取を行うにも頭がまともでないとできないからね♪
オラァァー!喰ったらうめいもの集まれー
んで、集まり次第体内に入り血のようにぐるぐる回れ!
冷めたものからお腹の辺りに来い
この命令を遂行する際に生じる自分への負担を無視することを許可する
「(これ、許可しないとあの気持ちいい暖かさが無くなってしまうかもしれないかもだからね~)」
その後サインを襲った地獄の炎は彼女を気絶に追いやったのであった
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パラレルワールドを信じるか?
夢物語だと言って切り捨ててもいいがそれでは楽しくないではないか
少し私の話に耳を傾けてはくれないだろうか?
地球と同じ歴史をたどった魔法の世界の話を
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