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何を食べる?

 名前をつけた所で、次は食べ物だ。


「しかし、何を食べるんだ・・・・・・? やっぱり肉か?」


 俺は冷蔵庫を開けた。


「見事に何も無いなぁ・・・・・・。」


 基本はコンビニ弁当で済ましているし、自分で料理した事はない。


 これからは自炊も考えないと行けないなぁ。


 買い物に行こう、かと思ったがライズを置いていく訳にはいかない。


「そういえば、昨日の結婚式の残り物があったよな・・・・・・。」


 俺は紙袋の中から料理が入ったパックを取り出した。


 中には詰め込んだ料理が入っている。


 その中からライズが食べそうな物を取り分けた。


「ほら、食べるか?」


 ライズは料理をクンクンと匂いながら切り分けてあるチキンソテーを食べた。


「やっぱり、肉か。どうだ、美味いか?」


『ケェケェ』


 どうやら満足してるみたいだ。


 正直、料理をパックに入れてる時は惨めだった。


『元カノの結婚式で俺は何をやってるんだ?』と。


 だけど、こうしてライズと一緒に飯を食べているんだからまぁ結果としてはオッケーだろう。


 ライズが一生懸命食べてる姿を見ただけで凄く癒される。


 ドラゴンて、もっと怖い物だと思ったけどこうして見ると可愛いじゃないか。


 ピンポーン


「ん? 誰だ?」


 チャイムがなり玄関に迎いドアを開けた。


 そこには見知った顔がいた。


「よぉ、生存してるか確かめに来たぞ。」


 コイツは大学の同級生で『三宅信之』、通称ノブ。


 確か、今は何か国の施設で働いている、と聞いた。


 コイツ自身、仕事に関して余り詳しく言わないからな。


「人を死人みたいに言うな。」


「だってお前、昨日結構飲んでたじゃないか。まぁ、お前の気持ちはわかるけどさ。」


 そう言って笑うノブ。


 何だかんだ言って俺の事を心配してくれる奴だ。


「あっ、ノブ、お前ファンタジーとか好きだっけ?」


「いきなりなんだよ? まぁ一時期ライトノベルとかに嵌まってた時期があるから詳しいぞ。」


「じゃあドラゴンとか知ってるよな?」


「そりゃあ勿論、王道中の王道だろ。」


「そうか・・・・・・、とりあえず中に入ってくれ。」


 俺はノブを中に入れた。


 ハッキリ言うと巻き込む事にした。


「俺、実はペットを飼う事にしたんだ。」


「へぇ、猫か犬か?」


「いんや、コレ。」


 そう言って俺はライズを見せた。


「・・・・・・。」


 うん、固まるよな、そりゃ。


「・・・・・・本物か?」


「本物だ、さっき飯を食わせた。」


「マジかよ・・・・・・。」


 俺は昨日ライズを拾った事をノブに話した。


 ノブは俺の話を真面目に聞いていた。


「いや、まさか・・・・・・、こういう事が本気で起こるとは思わなかった・・・・・・。」


「? どういう意味だ?」


「・・・・・・本当は公には発表してないんだが、たまに『異世界』から迷いこんだりする奴や動物がいるらしい。俺が働いているのはそういう部署なんだよ。」


 ノブの告白に今度は俺が言葉が出なかった。   


 

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