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ドラゴンを拾いました

「ヴぅ・・・・・・。あだまいだい・・・・・・。」


 頭痛で目が覚めるなんて最悪だ・・・・・・。

 酔い醒ましの為に水を飲む。

 少しは酔いが冷めてきて昨日の出来事がゆっくりと思い起こす。


「ひでぇ顔だなぁ・・・・・・。」


 正に負け犬の顔だ。

 髪はボサボサ、顔はむくれて無精髭は伸び放題。


「こんな奴を好きになってくれる奴なんていないよなぁ・・・・・・。」


 なんか、また泣きそうになってきたので頭をブンブンと振る。


「そういえば何か拾ったんだよなぁ。中身を確認しなかったけどアレは何だったんだ・・・・・・。」


 ダンボール箱の事を思い出して部屋の隅に置いてあったダンボール箱を見た。


 冷静に思い出すと結構重たかった。


「もしかして俺、とんでもない物拾っちまったんじゃないか・・・・・・?」


 ただでさえ無職で日々の生活で苦しんでいるのに追い打ちをかける様な事はしたくない。


 俺は恐る恐るダンボール箱に近づき中身を見た。


「・・・・・・。」


 一旦視線を外した。


 もう一度見てみる。


「・・・・・・マジか?」


 ダンボール箱に入っていたのは翼が生えて首が長く角も生えていて・・・・・・。


「どう見たってコレは・・・・・・、『ドラゴン』だよなぁ。」


 いや、驚いているよ?


 驚きすぎて頭が冷静になってる。


 そりゃあ確かに重いはずだ。


「ドラゴンて存在したのかよ・・・・・・。」


 コレ、もしかして異世界から転移してきたのか?


 て言うか、火とか吐かないよな?


 何か色々考えているとドラゴンの目がパチリと開いた。


 そして、俺の方を見た。


 意外とつぶらな目をしている。


「結構可愛いかも・・・・・・。」


 メスなのかオスなのかわからんが、俺の疲れた心にはかなり響いた。


「よし、飼おう。このアパート別にペット禁止じゃないもんな。」


 即決した。


 どうせ暇だし、友人からもペットを飼えば少しは心の癒しにはなるだろ、と言われていたし。


 こうして俺はこの捨てドラゴンを飼う事にした。      

  

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