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王子の正義



「いてててて、なんとか無事に谷底に着いたな。二人共大丈夫か?」

「あぁ俺は大丈夫だ。」


ガチャガチャと音を立ててクリストが起き上がる。


「おい。ルドルフ。起きろ~」

「お前ら、俺をクッションにしやがって・・・」

「まぁこの中じゃ一番頑丈なのはお前だろ」


ルドルフをクッションにしたおかげで俺とクリストはほぼ無傷で済んだ。谷底は結構な深さのようだ。40メートルはあっただろう。上か霞がかっていて見えない。


「さて、どこも同じような風景だからどっちにいけばいいか。三人で手分けするか?」

「待て。こっちから洋平の魔力を感じるぞ。」

「ルドルフはそんな事も出来るのか?」

「いや。全員って訳じゃないが、洋平の魔力は独特だからな。俺にはわかるぜ。こっちだ。」


ルドルフに従い後を追う。クリストに聞いたが、魔力の残り香を辿る事など、常人には不可能だそうだ。ルドルフは生まれながらにして、魔力に関して才が秀でているらしい。以前にクリストがルドルフの魔術が使えない原因を調べ、封印しようとしたが、うまくいかずまるこげになったらしい。なぜ魔力に関して才があるのに使えないのかは古代魔術師のクリストに取っても興味深い問題ではあるが、専門では無いので今は小手をつかい封印するのがやっとだそうだ。


「あったぞ。これだろ。洋平がやったのは。」


ルドルフに着いていくと、少し見覚えのある場所に着き、洞窟の入り口が氷で塞がれていた。


「そうだ。ここだ。じゃあこれから氷を溶かして中に入るが、中にはタナスを含め盗賊が50人以上居るから気を引き締めてな。あと結界もあるからそっちはクリストに任せた。」

「結界は俺にかかれば問題はないだろうが、この氷は相当な魔力が凝縮してるな。何日も経ってるはずなのに全く溶けてないじゃないか。こんな事、普通の人には出来ないぞ。」

「古代魔術師様に褒められて至極光栄に思います。でもまぁ俺が作った物だからなんとかなるだろ。」


俺は氷の壁に手を当てて徐々に溶かして進んで行く。辺りはもう暗くなってきてしまった。クリストが灯りを魔力で作り出し、ゆっくりと慎重に進んで行く。中央の大きな場所までは直進で10メートル程なのですぐに着いた。氷の壁一枚を隔てて中の様子を伺うと、ぼんやりとだが一か所に灯りが見えた。俺は氷の壁に拳大の穴を開けた。なるべく戦闘はしたくない。


「たーなーすーくーん。助けにきたよー。」


俺が声を掛けると、先の広間から歓声に近い声が起こり、大きな男が走って来た。きっとタナスだろう。氷の壁のお蔭でお互いの姿はぼんやりと見えるがはっきりと顔を認識する事は出来ない。


「助かった。もうダメかと思ったぜ。ヘンテコな魔術師の氷で閉じ込められるし、こっちは結界があって魔術が使えないから、打つ手が無かったんだ。しかもこの氷は魔力の塊でちょっとやそっとじゃ壊れねーんだ。」


俺は近くにタナス以外居ない事を確認し、氷を溶かす。


「はーいヘンテコ魔術師でーす。」

「げっ!!お前は!!??」

「動くなよ!動くとこの剣の錆になるぜ。」


俺が氷を溶かした瞬間に、クリストは一瞬でタナスの喉元に巨大な剣を突き付けていた。


「ナイス。クリスト。」

「クリストってまさかあの古代魔術師か。だとするとこの剣はバシリカか?」

「よく知ってるな。流石盗賊。だが立場を考えろよ。余計な事を話すと斬るぞ。」

「わ、わかった・・・」


クリストの本気の顔を見た。いつもの好青年の目では無く、鋭い目つきになっている。ルドルフも他の盗賊達がこちらに来ない様に警戒を怠ってはいない。だが盗賊達はお互いに身を寄せ合い震えている。寒かったのだろう。よくここまで生き残ったな。


「先ずは自己紹介をしよう。俺は水の精霊の加護を受けた精霊の使いの洋平だ。んで剣を突き付けているのは古代魔術師のクリストだ。そしてあっちで睨みを利かせているのがミカトレア王子のルドルフだ。」


俺は手でクリストに剣を降ろすように指示をする。


「そんな大物三人が俺達に何の用だ?」

「先程も言った通り助けに来た。」

「それじゃあ説明になってない。助ける理由が無いだろ。」

「そうだな。まぁ討伐隊が谷の手前で待ち構えている。明日にでもここに来るだろう。」

「そろそろだとは思ったぜ。」

「俺はお前達に仕事を頼みたい。」

「なんだ?」

「ミカトレアの闘技場の占拠だ。それと旅の風の団の壊滅だ。」

「・・・報酬は?」

「ここから脱出する手助けと、仕事が終わった後の自由を約束しよう。」

「・・・皆と相談がしたい。」

「いいだろう。」


タナスは恐る恐る後ずさり、皆が身を寄せ合っている場所に行った。タナスは中々頭の切れるやつだと思う。


「クリスト用意してたものを出してくれ。」

「あぁわかった。」


クリストはバッグから一枚の紙とペンを取り出した。そしてそれを俺に渡すと地面に手を当て結界を解除する。タナス達は皆驚きこちらを見たがクリストが結界を解除した事でどうやら諦めたらしい。


「一つだけこちらからも要求がある。」

「なんだ?」

「証拠が欲しい。俺達が仕事を終えた後、自由になると言う証拠だ。」

「それはもちろん準備済みだ。」


俺は先程クリストから貰った紙とペンをタナスに渡す。


「もう既に俺達三人の名前は書いてある。文字位読めるだろう。俺達三人が安全を保障すると言う内容の契約書だ。同意するなら全員名前を書け。」

「・・・わかった。」


こうなることは想定内だ。全て俺の手のひらで動いてくれよ。


「書いたぞ。ここに居る58人全員だ。」

「よろしい。ではこれから脱出をする。」

「途中で誰か逃げ出してもわかるからな。そしたら全員殺してやる。お互いがお互いを見張っておけ。」


クリストが釘を刺す。ルドルフはこの作戦をあまり気にいっていない。正義感の強い男だからな。


「谷の入口は討伐隊が野営をしてるから通れないな。」

「大丈夫だ。こっちに俺達しか知らない抜け道がある。そこを通れば誰にも見つからないだろう。」

「わかった。ではタナスを先頭に俺は前、クリストは後ろ。ルドルフは中央を警戒だ。」


なにせ58人と俺達三人の大所帯の移動だ。全員を三人で見張るには少々骨が折れる。他の盗賊達も逃げる事を諦めたのか。契約書を信じたのか。隊列を崩さずに大人しく進んでくれている。洞窟から全員出たらまた俺の魔術で入口を氷で塞いでおいた。これで少しは時間が稼げるだろう。谷底をしばらく歩くと少し背の高い雑草があり抜け道はそこに隠されていた。抜け道の幅は縦2メートル横1メートル程で人の手で掘られたような大きさの道だった。そこを20分程かけて進むとようやく開けた場所にでた。


「ここはミカトレア城下町の西に位置する森だ。さらに西に行くと海岸に出る旅の風の団の本拠地はその海岸沿いにある。」

「随分と遠いんだな。」

「リンセ団長は海底のお宝を集めているからな。人の手が届かない海底にはお宝が結構眠っているんだ。」

「それは有益な情報だが、そんな事を教えて大丈夫なのか?」

「旅の風の団を壊滅させるんだろ?だったらもう隠す必要はねぇよ。」

「お前達は仲間じゃないのか?」

「俺達は元々別の盗賊団だったんだ。そこにリンセ団長が現れて、俺達の宝を奪って行ったんだ。」

「盗賊が盗賊に会うか・・・」

「リンセ団長は俺達の宝の中でも宝石類を奪っていくんだ。俺達も奪われて黙っちゃいなかった。リンセ団長の後を追うと海岸沿いの洞窟を見つけてな。リンセ団長はそこで暮らしていた。洞窟の中に入るとそこはもう宝の山だった。リンセ団長が海底から見つけてきたそれはもう財宝と呼ばれる物がな。金銀宝石に古代兵器までそこは俺達が夢見てた風景があった。リンセ団長は光る物にしか興味が無くてな。それ以外の物は乱雑に積まれていた。そこに現れたのが俺達と同じ目に合ったロダントとカイネバルだ。三人で話し合いリンセ団長の下に着く事に決めたんだ。光る物をリンセ団長の元へ持って行き、俺達はより高価な物を頂く。俺達にとってもリンセ団長は取引相手の一人でしかなかったんだ。」

「なるほどな。リンセは話が通じる相手なのか?」

「一応会話は出来るが、目的の為なら手段を問わない。常に一人で行動しているからな。」


俺はリンセ、ロダント、カイネバルの情報を聞きながら今後の作戦をタナスを含めて4人で話し合った。タナス達は家族のような仲間で信頼関係はばっちりのようだ。リンセはガフ族の女性なのだが、戦闘になると4足歩行で目にも止まらない速さで動き回り、鋭い爪で敵を切り裂く。爪は古代兵器で暴龍シリーズの一つアンダの激爪を持っている。ちなみにランクはSSS。脚も暴龍ベウの空爪を装備しており、さらに胴も暴龍リーリーの翼爪をもっている。個人で同じSSSランクシリーズを3つも装備すれば国の一つや二つも滅ぼせそうなのだが、リンセは人目のない海中を主に狩場にしているので今まで人的被害は無いという。人より光物さえあればいい人物だ。ロダントもリンセの元から古代兵器を複数持ち出しており、タナスが知っている限りでは爆光杖カーテルサン。炎の羽衣ラーテンソール。これらはSSランクだ。ロダントはガフ族で火魔術に長けており、生粋の魔術師だそうだ。カイネバルヒューマンの盗賊でザザビルと言うSSSランクの短剣を持っている。この短剣は持ち主の意思に応じて伸び縮みする。タナスは家族を養うだけの分しか頂いていないので古代兵器にはあまり興味が無いらしい。それでもSランクを4つ程持っている。家族を守る為に使うと決めていたが、俺の氷は砕けなかったらしい。そもそも戦闘よりも逃走用の古代兵器が主だそうだ。


「タナスは戦闘向きじゃないとしても、他の三人はやばくないか?」

「SSSランクをそれだけ所持している事が国にばれたら戦争が起こるぞ。」

「クリストはいくつ位SSSランク持ってんだ?」

「俺個人のは2つしか持ってない。あとは国から借りたものが2つとセリーヌ様から借りたものが4つだ。」

「数ではこちらが有利か・・・」

「いや、俺以外使えない物ばかりだぞ。むしろ俺でもその8つを同時に使うのは無理だ。この動力甲冑だってランクはSだ。この巨剣バシリカはSSSランクだがこの鎧を着てないと使いこなせん。まだ研究途中だしな。」

「戦闘も問題だが、どうやって三人を呼び出すかだな。」

「リンセ団長は光る物で釣ればなんとかなりそうだが、嘘がばれると俺が殺されるだろうな。」

「洋平・・・ちょっといいか?」


話合っているときにルドルフに呼ばれみんなとは少し離れたところで腰を下ろす。


「俺は洋平のやってる事に文句は言わないが。不満が無い訳じゃない。」

「そうだな。やってることは正義とは言い難い。」

「だから俺をこの作戦から外してくれ。」

「ダメだ。」

「誰にも言わん。」

「違うだろ。そうじゃない。俺にはルドルフが必要なんだ」

「洋平の目的はわかってる。結果的に世界を正しい方向に向かせようとしてる。それは手順がどうあれ、正義だ。だが俺は仮にも王子だ。それにこれ以上自分に嘘はつきたくない。」


ルドルフの突然の告白に言葉を失う。ルドルフは正義感の強い男だ。常に真っ直ぐ自分の道を進んでいる。俺が進む道は曲がりくねってる。ルドルフが気に入らないのもわかる。だがルドルフの力無くしては俺の作戦が達成しない可能性が出て来る。ルドルフをその為に使うのではなく。俺はルドルフの真っ直ぐな所が好きなんだ。馬鹿な所も性欲が強い所も全て含めて俺はルドルフに側に居てほしいと心から思った。だから真っ直ぐじゃない道を黙って着いてきてくれるルドルフに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


「いいか。これは俺とクリストしか知らない話だが、あの契約書は嘘の契約書だ。俺達が書いたペンとあいつらが書いたペンは違う。俺達が書いたペンはあと半日も経てば消える。」

「洋平は俺も騙していたのか?」

「俺の国には敵を騙すにはまず味方からという言葉がある。」

「まぁ洋平らしいやり方だな。洋平のやり方は常に見た目以上の結果を残す。きっと今回もそうなんだろう。だが俺は盗賊達・・・悪さをしたやつらと一緒に仕事は出来ねぇよ!」


ルドルフは立ち上がり大きな声で言った。もうクリストにもタナスにも聞こえている。クリストは頭を押さえ、タナスは懐から契約書を出しそれを覗き込む。


「じゃあルドルフはどうしたいってんだ!!」

「あいつらを今すぐ捕まえる!!」

「だから逃がすつもりはねぇっていってんだろ!!ちょっと待てよ!!」

「悪いやつと一緒に仕事は出来ん!!」

「あいつらを捕まえてその後どうする!?」

「残りを捕まえる!!」

「出来る訳ねぇだろうが!!!」

「やってみなくちゃわからねぇよ!!」

「お前一人だと殺されるぞ!!」

「じゃあ洋平が俺を守れ!!」

「・・・」


何を言ってるんだこいつは。不意の言葉に一瞬思考が停止する。


「俺は洋平と一緒にこの世界を変えたい!だが俺は自分に嘘はつきたくない!」

「・・・どうしろってんだよ・・・」

「俺もわかんねぇよ!頭を使うのは洋平の仕事だろ!考えろ!洋平は洋平の世界で何を学んだ!この世界に来て何を学んだ!この世界をどう感じた!」

「・・・」

「俺が迷わず進める道を!お前の理想への道を!考えろ!!」


この世界は俺の居た世界と比べると劣っている。魔術という俺の世界に無い物もあるが、それを差し引いても俺の世界には勝てないだろう。俺の理想。目的は元の世界に帰る事である。その為の道。その道にルドルフは必要だ。だが嘘をつかず。真っ直ぐ進める道か。俺の世界では嘘は必要な物だった。お世辞だってそうだし。人を傷つけない為の嘘ならみんな平気でつける世界だ。悪いやつらと一緒に仕事は出来ないか。まぁ普通はそうだよな。


「おい。そんな大声出すとあいつら逃げるぞ。」


クリストがこちらに歩いてきて声を掛ける。


「大丈夫だ。俺がやる。」


ルドルフが一歩踏み出しタナス達に歩み寄ろうとした時、タナスは手に持っていた嘘の契約書を破いた。


「わかってたよ。あんたら三人が俺達を逃がさない事位・・・。俺のこのネックレスは嘘を見破れるんだ。」

「逃がすと思うか?」

「いんや。俺達は逃げねぇよ。もう疲れた。俺達がなんで盗賊なんてやってるか王子にわかるか?」

「楽をして稼ぎたいからだろ?」

「はぁ。これだから偉いやつは嫌いなんだよ。お前は何もわかってねぇよ。俺達が好きで盗賊になったと思うか。」

「・・・」

「俺達は生きる為に仕方なく盗賊をやってるんだ。俺の話をしてやろう。俺はスイって言う小さな村に生まれた。その村は漁業が盛んでな。贅沢な暮らしは出来ないが貧しくは無かった。だが俺が16歳の頃。お国の偉い連中がやってきた。スイの村は小さく人口も200人程しか居ない。どこの国にも属して居なかった。国の偉いさんはここは我が国の領土だとか言いやがって、徴税を始めた。三年もすると村には払える物が無くなった。そしたら今度は若い人から順に連れて行ったんだ。」

「・・・」

「俺らは村を捨てるしかなかった。村には年寄が残り、俺を筆頭に若いやつらで村を逃げ出したんだ。途中国の連中に見つかって何人も殺された。俺達は生きる希望も生きていく術も無かった。その時たまたま通りかかった馬車があってな。俺達が生きる為には盗賊になるしかなかったんだよ。」

「まさか先代か・・・」

「ルドルフってーと王位継承権5位だろ。そんなやつは知らねーだろうよ。毎日好きに生きて好きに酒を飲んで好きに女を抱けばいいんだろ。」

「・・・」

「でも俺らが悪い事をしてたのは事実だ。もうみんな精一杯生きた。ここらが潮時だろうよ。あの変な魔術師さえいなければもう少し長く出来てたかもな。」

「すまなかった・・・」


ルドルフは地面に顔をこすりつけ土下座をする。


「おいおい。王子が盗賊にそんな事をするか普通。いいんだ。俺達はもうこの生き方に疲れちまったからな。でもまだ若いやつらは面倒見てほしい。腹にガキが居るやつもいるんだ。」


俺は土下座をしているルドルフの元に歩み寄り、声をかける。


「あーこれこれ。王子君。悪い事をしたやつに頭を下げる必要なんか無いだろう。」

「だが!これは王族の一人である俺にも問題がある!」

「そうだな。それはそうだ。だがルドルフ君」

「なんだ・・・」

「タナス君達の様子を見るにもう悪い事をしないんじゃないか?」

「だが過去は消せん。」

「そうだな。悪い事をしたのは事実だ。それは償って貰わなければならん。よーし。全員大人しくお縄につけーい!」

「いいのかそれで?」

「そうそう。言い忘れてたが、タナス君の過去に王の暴政があったとして、盗賊をやっていた事も考えて、旅の風の団の情報も含めると情状酌量の余地があると思わんかね?」

「それは!?」

「これからの作戦を伝える!!タナス一行はこの場で捉えギルドに引き渡す!その後、タナスを筆頭に優秀な人材を選出しリンセ、ロダント、カイネバルの三名を闘技場におびき出す作戦に協力してもらう。一度ギルドを通せば今の作戦よりはマシだろ?その結果次第によってタナス達の刑も軽くなるだろうよ。」

「ありがとう。洋平・・・」

「気にすんな。俺にはルドルフが必要だ。考えろって言われたから考えただけだ。」




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