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『欠けた場所に咲くもの』

とりあえず読んでみてください。


欠けたるものよ

それは風の通り道

誰にも見えぬ傷の奥で

ひそやかに 光が芽吹く


幼き日に閉ざされた扉の向こう

言葉は凍り 夢は影となり

けれど その音なき世界で

耳は 誰よりも遠くを聴くようになった


見えぬものに触れようと

指先は 空気の震えをなぞり

名づけえぬ痛みを 色に変え

誰も知らぬ歌を 編みはじめる


人は問う なぜそんなに

深く 細く 感じすぎるのかと

けれどそれは 欠けた場所に

そっと降りてきた 世界──


欠損は 奪うだけではない

そこにしか咲かぬ花がある

夜の底でしか開かぬ

透明な花が




読んでくださった方々、ありがとうございました。

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