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始業式&コラボ配信した

登校中は龍真とゲームの話をしたり、VTuberとして配信している時の面白かったことなどを話した。

そんな話をしていると龍真が、「今度俺も誘えや!楽しそうだし!『リア友とAP〇X』っていうタイトルにしてさー!俺だってプレデター500位なんだからな!」なんて言ってきた。


「うーん...次のコラボが終わったらいいよ。」


「よっしゃ!」


めちゃくちゃ喜んでた。ちなみに俺はプレデター8位だ。

そんな話をしているとあっという間に学校に着いた。


♢♢♢


始業式が終わった後、教室に戻る。


「いやー。やっぱりうちの校長はいい先生だよ。話が2分くらいで終わったからな。しかも、いつも要らないって言われてた生徒会長の挨拶を削ってくれたからな。」


先生が来るまでの間、龍真が校長の素晴らしさを延々と語っていた。まぁ、生徒会長の挨拶を削ってくれたのは本当にありがたかったけど。

すると、先生が入ってきた。


「はーい、連絡事項は何も無い!以上!解散!」


...あっけねーな。始業式。


♢♢♢


数日後、コラボの日が来た。相手は『ドルフィー』さんだ。1年前にVTuberを始めた先輩で、多分ドルフィーさんも高校生だ。打ち合わせの時に通話アプリで会話してみたけど、とても話しやすく、俺ら世代のアニメやゲームで盛り上がったからな。

ちなみに、ドルフィーさんのキャラは、イルカ、つまりドルフィンの着ぐるみを着た女の子だ。ドルフィーさんの名前の由来はドルフィンらしい。とても可愛い見た目をしている。


そんなこんなでもう19:00。コラボの時間になった。


「さーて、配信始めますかー!」


ポチッとな。

配信を始めて5~6分くらいたったら、もう視聴者さんが2.3万人くらい集まっていた。すると、ドルフィーさんが通話アプリにログインしてきて、配信画面にもキャラクターが出てきた。


『レインさん...今日はよろしくお願いします...』


『こちらこそ、よろしくお願いします。』


ドルフィーさんは声が小さいので、やる気がないと思われがちだが、この前の打ち合わせで、

『私、大きな声が出せないんですよね...できるだけ大きな声で喋りますので...よろしくお願いします...学校でもこんな感じで、隅っこで本を読むくらいしかしてないんですよね...でも、レインさんともっと話したいので、できる限りは喋っていこうと思います。』


と言っていたので、実はやる気満々なのである。

始めに軽く雑談してから、AP〇Xでランクマッチを始める。俺はプレデター8位で、ドルフィーさんは9位なのでほとんど差はない。しかも、息が何故か合うので、俺が下がったらドルフィーさんが、ドルフィーさんが下がったら俺が撃つという無限に射線を通すことができ、そのお陰で一人18キルで、合計36キルで、チャンピオンを取る事が出来た。すごい数のhyperchatが飛んでくる。


それから、だいたい40試合、時間にして約7時間も配信をしていて、時計を見ると2:00を回っていた。


『ドルフィーさん、今日はそろそろ終わりますか。』


『そうですね...さすがに眠くなってきました...次呼んでくださる時は、他のゲームもやりましょうね。』


『そうですね今日はお疲れ様でした。』


『お疲れ様でした...』


ドルフィーさんが落ちた。さて、俺の配信も締めるか。


「皆さん!今日は長い間配信を見てくださってありがとうございました!えーっと今の接続数は...え?10万人?いや、多すぎでしょwえー、hyperchat、高評価、チャンネル登録ありがとうございます!また次の配信も来てくれると嬉しいです!今日はこれで終わります!お疲れ様でしたー!」


配信を閉じる、と思わせて...


「...次の配信は俺のリア友とAP〇Xしてみた!という配信です。ぜひ見に来てくださいね。((ボソッ」


宣伝して今度こそ配信を閉じる。閉じたことを確認して、ソフトを落とす。


「ふぅー、疲れたー。楽しかったなー!明日でいや、今日か。学校かー。...寝るか。」


ベットに移動してそのまま寝た。ちゃんと歯磨きとかお風呂とかは入ったからね!


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