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第六話「プールとテラスとボウリング場作り」

 目が覚めた。そして下が土だと気付いた。一体なんだと思い、昨日の自分の行動を思い出した。そうだマットがないと自分で土を敷いたのだと思い出した。私はだるい気持ちを抑えベッドからどいた。そしてまず汚れが気になったので光魔法で浄化することにした。魔力を操作して魔法を使う。私の体と服はきれいになった。やはり魔法は便利だと強く思った。さてなにをしようと思い外を見た。窓ガラスごしにだ。まだ暗かった。恐らく四時五時あたりだろうか。昨日寝たのが早かったからなと私は思った。そして今日は何をしようかと思った。狩りは金があるし気が乗らない。あとは、なんだろう。家の整備? ふむ、良いかと思ったがどう整備すればいいかと考えた。昨日思いついたことは全て昨日やったのだ、今日やることは今日思いつかねばならない。……下水道? いや浄化ですむ。ごみはアイテムボックスに入れればいいだけだ。森にでも捨てればいい。動物が処分してくれるだろう、多分、と私は思った。では……必要なものはない気がした。では何があったらよいかと考えた。プールがいいなと思った。ウォータースライダーが欲しいなとも思った。他にする作業が思いつかなかった私は早速プールとウォータースライダーを作ることにした。土魔法でやると大して音はしないし、回りはすいている、問題ないと思った。


 外に出た。朝食をとったほうが良かったかと思ったが別に腹はすいていないので別にいいと思った。まずプールをどこに作ればいいか考えた。家の裏か表かで迷った。しかし表だと客が入りにくいなと思い、裏に作ることにした。大して広さは必要ない、二十五メートルも泳ぐ必要はないと思った。意識して小さめに作った。適当に地面をほっていく。土はアイテムボックスに入れるのではなく、そのまま壁として固めた。かなり丈夫だろうと思った。そしてプールを作り終えた、まだ水はいれていない。入りたくなった時にいれればいいと思った。次はウォータースライダーだ。自分が遊んだのはどんなものだったろうか考え、高い位置からはじまり何度か曲がった気がする。そしてコーナーがあったほうが面白いと思った。そのように作っていく。ふと流す水はどうしようかと思ったが、すべる時に魔法で出せばいいかと思った。ずっとプールに水が溜まっていると水が汚れそうだが、それも魔法で処理すればいいと思った。私は作業をすすめた。そしてさして時間がかからずに終わった。完成だ。閑静だとも思った。だじゃれである。日本では通じるが言葉の違うここでは通じない。空を見た。まだ暗い。思ったよりはやく終わってしまったなと私は思った。プールに入ろうかと思ったがまだ気温が少し低い。これから夏になるだろうから、そのとき暑くなったら入ろうと思ったが、これから寒くなるかもしれないとも思った。分からなかった。誰かにあったらきいてみようかと思ったが、日が出たら丁度いい温度になるかもしれないと思った。気温も水温もだ、まだ水はいれていないが。


 私はどうしようか考え、朝食でも食べようかと思った。まだほとんどお腹はすいていない。だが暇だった。そして昨日の串焼きが残っているなと思った。それを朝食にすることにした。中へはいって食事にしようかと思ったが、なんとなく外で食べることにした。そう、テラスのような。喫茶店ではテラス席がありそうだしと考えた。そこでふとテラスを実際に作ることにした、


最初はテーブルとイスだけ作るつもりだったが。さて作ろうと思って、テラスとはどういう意味か考えた。建物から外に突き出している部分……? そういうイメージだ。何語なのかは知らなかった。とりあえずそのように作ることにした、正しいか考えても分からないと思ったので。魔力を操作して魔法を使う。大分慣れたと思った。昨日の建築が大きいだろうとも思った。玄関側の庭にテラスを作ることにした。玄関の左手だ。まず中との通路として扉、いや穴を作った。扉はあとでいいと思った。床、の前に土台がいるなと思った。高さは、私のひざくらいでいいかと思いそのようにした。意識して平らにしていく。問題なくできた。やはり昨日の建築で慣れたんだなと私は思った。次は柵を作ることにした。落ちてはならない。喫茶店のテラスは女性が来るイメージだ。赤ん坊連れかもしれない。ならば赤ん坊が落ちないようにしようと思った。まずざっと柵を作った。これは大人が落ちないように意識した。次は赤ん坊だ。赤ん坊が落ちないように下の方をうめていった。多少反り返っていた方がのぼりづらいだろうと思いそのようにした。できあがった。柵をもっとおしゃれにするべきだと思ったが、どうしたらいいのか分からなかったのでやめておいた。機会があったらまたしようと思った。そして思い出した。朝食のことだ。すっかり忘れていた。私は丁度テラスに立っている。よってそのままテーブルとイスを作り朝食にとることにした。土魔法で作る。白いほうがテラスにあうかと思いそのようにした。ちなみにテラスも白い。書いていなかった。テーブルとイスができあがった。


 私は席についてようやく朝食にありついた、忘れていたが。串焼きを食べる。この味はもう飽きたなと思った。三本目だ、仕方ないだろうと誰に言うでもなくいいわけをした。そして胃に串焼きを押し込んだ。今日は違う物を食べようと思った。まあそれは昼だ。朝食はもういいと思った、元々おなかもすいていなかったし。ふと気付くとすっかり日がのぼっていた。朝日だ。今日は何をしようかとまた思った。ううむ、家に作る物はあと何があるだろうか。そして奴隷を買うかと思ったことを思い出した。暇つぶしの相手としてだ。遊び相手にいいかもしれないと思った。そこでなにか遊ぶ物を作ろうと考えた。何がいいだろうか。ボウリングはどうだろうかと思った。


 私はプールの横、水をかぶらないよう少し離れた位置にボウリング場のレーン? を作ることにした。大して時間がかからないだろうと思った。まず少し土台を盛り上げた。念入りに平らにした。そしてガーターを作った。作業はすぐに終わった。ピンの回収や立てるのは魔法でやればいい。あとは、なんか線があったなと思った。目印にする線だ。あれは……何本だ? と悩んだ。とりあえず真ん中に一本、左右に……二本ずつか? 三本ずつか? ……分からなかった。なんとなくこっちかなと二本ずつ描くことにした。まあいつでも修正できると思った。そしてボウリング場ができたと思った。ふとピンがないと思った。ピンは……九本……じゃないな、ストライクで十点なのだからと十本作った。並べてみようとして、三角の枠があったようなと思った。いやあれはボウリングではなくビリヤードだったか? だがボウリングでもあったようなと思い枠を作った。うむ、できあがった。そしてその枠を使いピンを並べた。風魔法でだ。ピンを立て枠をどけた。そしてボールを投げようと思い、ボールがないことに気付いた。私は間が抜けているなと思った。まあいい。ボールを作る。真ん丸いことを重視した。作り終わると次は穴だ。三個穴がいる。三角形のなるように作ればいいだろう、そのはずだ。これもできあがった。私はそのできあがった何に指を三本、親指と人差し指と薬指をいれ投げる、いや放ることにした。指はこれであってたっけと思いながら。ボールは左にそれた。三本しか倒れず私は悲しかった。そしてボウリング場作りはこれで終わったなと強く思った。

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