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詩、あるいは詞

友達

作者: 志賀飛介

昔よく聴いていた歌を聴くと

その時のことをよく思い出す

忘れていると思ってたけど

案外覚えてるもんだな


みんながまた集まってるらしい

君もいるんだろうか いないかな 

今頃何してるのかな なんて

メールすればいいだけなのに


あの時もっと大人だったらって思う

そしたらみんなの優しさにも気づけたのに


ごめんね、ありがとう

こんな僕と出会ってくれて

遊んでくれて 思い出をくれて

はっきりとは言わなかったけど

友達だったのかなって思う

みんなもそう思っていてくれたら嬉しい


昔撮った写真を見返すと

その時のことをよく思い出す

吹いて過ぎ去った感情が

宝石みたく輝いてた


あの時もっと大人だったらって思う

そしたら一緒の時間を……って言い訳かな


ごめんね、ありがとう

こんな僕と出会ってくれて

下らないことも 笑ってくれて

はっきりとは言えなかったけど

一緒にいて楽しかったよ

君は退屈してなかっただろうか どうかな


ごめんね、ありがとう

こんな僕と出会ってくれて

大事な物を たくさんくれて

ずっと貰ってばかりだけど

もう全部ありがとう、ごめんね

色々あった全部、ごめんね ありがとう 元気で


昔よく聴いていた歌を聴くと

その時のことをよく思い出す

忘れていると思ってたけど

案外覚えてるもんだな


忘れられないもんだな



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― 新着の感想 ―
[良い点] 詩ってこういう事かって思わされました [一言] 想像が膨らみますね…… いろいろ考えてしまう(作者様の思惑通りに)
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