2/2
プロローグ~転生~ なんでこんなことに
「お前いつまでそんなこと考えてるの?こいつ、俺のなんだけど。お前と美咲じゃ釣り合ってないんだよ貧乏人。はやくどっか行けよ!存在がうざいんだよ。」
え?正樹?
なんで。どうして。そんな思いが頭をよぎった。正樹も美咲も、俺のことなんにも考えてなかったじゃないか。せっかく友達作って、彼女作って、高校生活満喫しようと思ったのに。なんだよ。
もう、2人とは話す気力もなくなった。正樹は俺のこと、友達だと思っていると思ってたのに。裏切られた、
ダッ、とその場から走り出した。恥ずかしかった。悔しかった。
学校から出てそのまま走る。どこにいけばいいんだ。どうすればいいんだ。
ずっと走っていた。
交差点に差し掛かった。まだ走る。
でも俺は気づいていなかった。
信号は赤だった。
突如、俺の体が吹っ飛ぶ。トラックに跳ねられた。
身体中が激痛に襲われる。息ができない。
そのまま俺は、この世界から、いなくなったんだ。
雑ですいません。これからがんばります。




