人外の魅力についての個人的考察
注意書き
この作品は、投稿主が人外という文化に対して十分な知識を持たないにも関わらず、「人外文化は複雑化しているからしょうがない」と言い訳をして、ほぼ自己満足に等しい程度で書いている処女作です。
また、間違っていたり違っていたりする点に気づいても、静かに見守ってくださる温かい対応をよろしくお願いします。
以上のような内容でも構わない、という方のみお読みください。
あなたは「人外」という言葉を知っていますか? 確かに、この作品をお読みいただいてくださる方には今更な質問だと思います。
しかし念のため、「人外」の本来の意味を一応説明しますと、
「1.人の住んでいない世界や土地。
2.本来は妖怪や化け物、モンスターなどを指す古語の一つ。文学、サブカルチャーにおいては、モンスターやヒューマノイド、ロボットがこれに含まれるが、少々曖昧である。
その後、ファンタジーの世界で頻繁に使われるようになるとともに、同人やおたく、いわゆるサブカルチャーの世界でキャラクターや登場人物の区分、分類のためのジャンルやカテゴリとして強く認知され発展。その後は人間以外の生物や機械、道具、自然現象なども広く含む概念となった。
同人用語としては、ケモノや獣人、人型のロボットやアンドロイド妖怪やモノノケ、半人半妖(亜人)などが主にそれに当たる。
3.人道を外れた人、人でなしを表す。
4.外国人の略である外人が差別用語だと主張するものに反発する意味として使われた代わりの言葉。業界用語としてのズージャ語に起源をさかのぼることもできるが、直接的な関連性は不明。他の用法と区別するため「ジンガイ」とカタカナ表記する場合もある。」
(「ウィキペディア」様、「同人用語の基礎知識」様より引用させていただきました。)
この作品では、2つ目の意味についての「人外」について考察していきたいと思います。
人外ときいてまず最初に、鳥や犬などといった動物と人間のハイブリッド、つまりはいわゆる獣人やメスケモなどを連想される方が多いと思います。
これらは人間要素の可愛らしさやかっこよさ、美しさを残したまま、さらにそれらを引き立てるパーツや体勢、色使いなどをほどこし、ことさら、ここのコンテンツのような動的な性質を持つものに関しては、追加された動物に連想される要素を反映した言動をしたり性格であったりとこれだけでも十分に素晴らしいものです。ファンタジー異世界ものによくあるあれ、といえばお分かりになる方もいると思います。
獣以外にも、俗にいう神話や空想上の生物である場合も多いと思います。ファンタジーというカテゴリにある、生き物も元々は神話関係からきているものが多く、しかしその分、それらを知らない方からすると予想もしないような設定や扱いが多く、好みなものが見つかったりや新しい分野に踏み出すきっかけとなったりすることもあるかもしれません。幅広く枝葉を伸ばしたカテゴリーと言えるでしょう。
次に、上記のカテゴリーと類似しますが、機械やロボットとのハイブリッド、蟲とのハイブリッドというのも人気だと思います。
人外であるというかわいさやカッコよさ要素に加えて、メカニック要素や動物要素の持つ、極端化されたかっこよさを両立させるという合わせ技のような点も、人外というカテゴリーの持つ魅力だと思います。
以上に挙げた内容が、比較的ノーマルな「人外」文化の本質であることは間違いないでしょう。
ただし、いいことばかりでもなく、汎用的で多様な魅力を持ちながらも、同時に危険な部分も大きいのが「人外」文化です。
ですがひとつ注意していただきたいのは、決してそのような要素は否定して良いわけではなく、より深い特殊な分野であり、また格別な素晴らしさがある、と主張したいだけであるという点です。
そもそもの人外というカテゴリの範囲が広いため、アブノーマルな要素も含んでしまうのはしかたのないことなのでしょう。
もちろん、ここまで読んでくださった方なら、並み以上の人外に対するこだわりがある方だと思います。
しかし、「人外」文化にはそれ以上に人外にこだわりを持つ方もいらっしゃるのでしょう、そんな深い分野には常人には否定したくなるようなものから理解されにくいものまで存在します。
それらの「人外」文化には動物の野生本能といった、付け足した人外要素から来ているものが多いように感じます。
例えば、
蛇のイメージから来る長時間による拘束や、ひどい扱いなどをされる、という種類は比較的かるいほうで、より特殊なものですと、補食や寄生などといったものがあり、他にも軽々しくいえないようなものまであるようです。
しかし、それでも、他のカテゴリーにないようなあり得ない特殊な状況がありえる、という「人外」文化の特徴であり魅力の一つと捉えることもできます。
残念ながら、投稿主はその領域に辿り着けていないためあまり詳しく言えませんが、これもまた、人外に対するこだわりなのだろうと思われます。
そして最後に、「人外」文化は極めて広範囲かつ多岐にわたるものであると思います。なので、好みである範囲はもちろん、人外であると定義する条件はひとによって異なりますし、そもそも人要素が皆無である、
文字どおり100%人じゃないものまで対象にする方もいます。このように「人外」文化には様々な形があり、また、それを理解していくのも大切なことだと思います。
「人外」文化は様々で、それぞれがとても素晴らしいものなのです。
稚拙ながらもお読みいただき、ありがとうございました。
多種多様な意見があるうち、ほんのひとつと思っていただければと思います。