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宇宙輸送艦「ネフシュタン」の航海日誌  作者: 菊RIN
人型のレゾンデートル
21/93

お隣りさんは王政国家

本日3話投稿します。


ユニークが1000人超えました。ありがとうございます。

もっと沢山の方に読んで頂けるように、頑張ります!



 組合にやって来たスバル。今日のお供はユズハとステラである。

ナターシャはセルフィに、船のあれこれを教えるらしい。奴隷精神が抜けないセルフィには、ある程度仕事を与えた方が、心が落ち着くと判断したからだ。

あまり無茶を押し付けなきゃいいが………


「よう、ケイト。仕事はあるか?」

「あら、スバル君。今度は小さい子を連れ込んだって聞いたわよ?守備範囲広いわね」

「連れ込んだって………預かってるだけだ」

「私はハーレムでも作るのかと思ったわ。スバル君の船、あなた以外みんな女性でしょ?」

「あぁ………そうなるか………」

「ナターシャさんにユズハさん、でその女の子に犬まで」

「犬は関係ないだろ!そもそもステラをメス設定したの、ユズハだし。ってステラだけじゃない、みんなただのクルーだ。誰だそんな噂流してんのは!」


「うふふ………でもスバル君、本当に噂で終わるのかな?」

「どういうこった?」

「だって今の状況、仮にクルーを増やすってなった時、ヘタな男入れられないでしょ?いろいろトラブルの元だし」

「まぁ、増やす予定は無いが、そうだな」

「そして次々と女が増えて………ハイ、ハーレムの出来上がり」

「ないぞ。断じてないぞ」

「あ、大事なことなので2回言った的な」

「いいから仕事しろよケイト」


受付の順番待ちをしている船乗りに、軽く睨まれる。


「コホン………それで、お仕事ですね。スバル君、少し遠出する気はないですか?」

「構わないぞ」

「でしたら、隣の星系、キング=ダムに行きませんか?積荷は中級鉱石、燃料や素材にはなりにくいですが、色が綺麗なので、あちらでは宝石や装飾の原料としていい値が付くそうで」

「へぇ」

「スバル君は興味なさそうですね」

「ゴテゴテ飾っても邪魔なだけだろ。実用的じゃない」

「スバル君はそうでしょうけど、あちらは[王政国家」なんですよ。王族や貴族といった方々は、いかに装飾にお金を掛けるかが、一種のステータスらしいですよ」

「王侯貴族ってのは、大昔の血筋にすがって、仕事もせず、庶民から金を巻き上げるやつらのことか?」

「辛辣ですね………まぁそういうイメージなのは否定出来ませんが、まともな方々もいっぱい居ますよ。イメージ通りの方も居ますが………」




結局スバルは、その仕事を受けた。

こちらの星系で、たいした値が付かない鉱石を高値で欲しいと言われれば、誰でも飛びつく商売だろう。

おかげで運賃も倍以上なので、ある意味貴族様々である。


(まぁ、関わりたくはないがな)


早速積み込みをして、出港準備をするスバル達。そこにスガヌマから連絡が入る。


「はいよ、スガヌマさん。今日はどうした?」

「スバル殿、キングダムに行くと小耳に挟んだのですが?」

「あぁ、積み込みも終わって、出港準備してるとこだ」

「………貴方という人は、トラブルを引き込む体質なのか、わかってて飛び込む癖でもあるのか………」

「なんだよ」

「件の海賊がセルフィさん達奴隷を売り捌こうとしていたのは、キングダムの貴族ですよ」

「先に言えよ!そういう大事なことは」

「つい今朝方なのですよ、その情報が入ったのは」

「おいおい、今さらキャンセルなんかできねぇぞ」

「まだどの貴族家が関わっているのか、特定出来ていません。いいですかスバル殿、貴族と揉めないように。セルフィさんを他人の目に触れさせないように、くれぐれもお願いします」

「わかった。善処するよ」

「いいですか、()()()()()、お願いしますね」

「あぁ、任せろ!」




(とは言ったが、どうしたもんか………スガヌマさんあれだけ念を押すってことは、スガヌマさんレベルでは対処出来ないってことか。面倒事の極みだな)


「大丈夫ですか?スバル」

「あぁ。こりゃセルフィのシールドを最優先で仕上げなきゃならねぇな」

「出来そうですか?」

「理論は出来てる。後は実際作って実用レベルにあるかどうかだ」

「では、出港しましょう。お話の間に許可は出ています」

「よし。ハッチオープン。トランスポンダ発信。船体ロック解除。微速前進」


ネフシュタンは暗黒の大海原へと乗り出した。

輸送期日は2週間。何事もなければ性能テストまで出来るだろう。

だが波乱の予感は、刻一刻と増すばかりである。


「管制宙域を出ました」

「航行ルート固定。目標、プレアデス星系、キングダム」

「メイン出力60%、ネフシュタン、発進!」

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など、少しでも思っていただけたなら

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― 新着の感想 ―
航海日誌であるのに航海してる割合少ない すぐハーレムにするし
>するスバル君、 うーん。誤字というより脱字だと思うんだが、いい候補が思い浮かばなかった。 しかし、サクサクと話が進むなw
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