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水流士-因子を解く-  作者: 小野里
- 過干渉編 -
8/47

第7話:あなたの人生を懸けてやりたいことはなんですか?




「狭山さん、狭山さん、」と女性の声がする




狭山は目を開けた。天上が見える


一瞬森の中に入ったような新緑の香が鼻の奥まで広がるのがわかる



…なぜ今新緑の香がしたのだろう…



目を潤ませながら今の今まで狭山自身こんなに香に気が付かず生活していたことにショックを受けた



…今まで気がつかなかった。それだけ毎日必死になって仕事して疲れていたんだ私…




「あっ。すみません。確か過呼吸になって休んでたあたりから記憶がなくて……」



というと寝ていた身体を起こし、施術台に座る


璻は狭山の顔を見つめながら




「狭山さんお身体の具合はどうでしょうか?」




狭山は背術台からゆっくり降り立ち上がると体が異様に軽くなっているのを感じた。




…息が来た時よりも吸えるし、血流のめぐりもいい。施術してもらっただけでだいぶ体の感覚が違う…




「さっきよりも身体が軽いです。不思議なんですけど呼吸が深くなった感じがします。あと少しですが身体が温かく感じます。」



狭山は明らかに嬉しそうな表情をした。




璻は狭山の表情を見てホッとする




「よかったです。これで施術は終わりましたので藤宮さんから原因の説明と水の説明をします。準備が出来ましたらソファにお座りになってください。」



「あっ…ありがとうございます」




璻は狭山に一礼しその場から去った。



狭山は急いで荷物をまとめる




自身にかかっていたタオルを取りタオルを畳んで施術台に置いた。




急いで最初に居たソファに戻ると藤宮がソファにすでに座っていた。




藤宮は狭山を見つけるとソファから立ち上がり




「お疲れ様でした。どうぞソファにお座りください。こちらに白湯なりますのでゆっくり飲みながらお話しをしましょう」




狭山はテーブルをチラッと確認する



テーブルの上にはカップが3つ置いてあった。




狭山はゆっくり歩きソファに座ると藤宮も合わせて対面で座ると藤宮は話し始める




「狭山さん施術頂きありがとうございます。お身体は来た時よりどうですか?」



狭山は来た時よりも穏やかな表情で藤宮に答える



「おかげさまで身体が温かくなって鼻が通るようになりました不思議」




藤宮はホッとする。


「それはよかったです。」



その瞬間ガチャとドアを開ける音が聞こえた。


別の部屋から璻が入ってくる。




「藤宮さん遅くなりました。」とソファまで駆け寄り藤宮の隣にスッと座る




藤宮が軽く手を叩き


「では揃いましたので。白湯を飲みながら原因だったところを狭山さんに解説とヒアリングしていきます。よろしくお願いします。」



狭山は前のめりになりながら食い入るように問い詰める



「藤宮さん原因はなんだったんですか?早く教えて下さい‼︎」


藤宮は少し困りながら眉間を寄せ狭山を見つめると



「狭山さんは親の管理下の元まるで自分には一切意見はないように洗脳され育てられたことが強い原因ですが、もう1つ、自分の意見を持ってはいけないと小さい頃に強く勘違いをしたことも原因です」



藤宮に言われた事が狭山には理解できないような顔した。



「狭山さんは過干渉という言葉をご存知でしょうか?」



「いえ……存じませんが…」




「過干渉は両親が子供に必要以上に構ってしまう育て方です。子供の選択や自由を両親が身勝手に決めてしまい

子供が社会に出た時に自分で決める事を拒んだり自分で行動する事に不安や恐怖を感じるような大人になります。」




狭山はその話を聞いてゾッとした。



…親に都合よく育てられたこと思い起こせばいくつもあるけど、まさか私の親がそんなこと…



「両親がそうだと言いたいんですか?」




藤宮を睨みつけるように見ると藤宮は顔を左右にふり、狭山の疑問に答える




「断定は出来ません。我々は狭山さん自身ではないので。水流士の視点で水分子の記憶を見た時にご両親の育て方が過干渉に似た育て方をされています」

 


「……」



狭山は黙り込んでしまった。




藤宮は話を続ける



「過干渉育ちの方は幼少期から自分が決める前に親が介入し勝手に決めることから始まります。

年齢に適した育児をせず、親の不安を子供に押し付け、両親にとって都合がいい育児を長年続けていると当の本人が社会に出た時に強い失望感を抱くようになり自分に自信がなくなってきます」



狭山は藤宮の話を聞いた途端その場面をいくつも思い出す




…親の洗脳と自分の勘違いに私は振り回されていたんだ。あの時もあの時も…



狭山は頭を抱えてしまった。



藤宮は話を続ける




「大人になっても自分がやってることに自信が持てず、他人に必要以上に何度も確認したり、自身の意見を言う時に異常に萎縮してしまったり、自分は意見を言う資格はないと自分で思ってしまったり。

そんな自分を何度も何度も経験すると自分に絶望して、自分自身でダメな人間だと脳で記憶します。」




狭山はそれを聞くと胸が締め付けられるように痛く感じた。




……今まで何言われてもなんともなかったのに心に突き刺さる痛い……



 

「それらを続けていると無意識に自分を傷つけるような行動します。睡眠不足になったり栄養不足になったりストレスで過食や拒食になったりと様々ですね。過干渉の方は特に自分は自信ないも価値や才能も持てないと勝手に勘違いをする自分にすごく自信があるように行動してしまうのが強い原因ですね。」




狭山の目には涙が溜まり今にも溢れだしそうだった。




藤宮は狭山の状況を察しながら



「ご両親の経済状況やその時の社会情勢や祖母や祖父の関係、また育った地域や年齢にもよりますが人によって過干渉の症状は様々です。気づいていない人もいらっしゃいますし、狭山さんだけが苦しんでるわけではありません。」




狭山は声を震わせながら答える




「どっ……どうしたらいいですか……私この状態で一生過ごすのは嫌ですっ…」




「やり方はさまざまありますが、手軽にやれるやり方はどんな紙でもいいので、一枚紙を用意し、ご両親の教育で嫌だった事を思い出し感情を書き出すことをおすすめします。何が嫌だったのか?何が悲しかったのか?本当は両親にどうして欲しかったのか?自分をこう扱って欲しいなどを分けて書くといいですね。思い出せない場合は小さい頃の写真など見ながら書くといいです。」





「そんな昔の事思い出せるか……」




狭山の表情は不安でいっぱいになっていた。



藤宮は狭山を見つめながらゆっくり諭すように話す



「焦らなくても大丈夫です。体内の水の構造は我々の方で少し変えさせていただきました。しかし、今の状態の水分子は定着させるまで時間がかかります。なので少しずつ行動を変えて行きましょう。この作業は幼少期のトラウマを癒すのに有効です。お金もかかりませんしね。」



狭山はくすっと笑った。



「そうですね。すぐできますしね」




藤宮の横に座る璻は狭山が心から安堵してる様子がわかる




…狭山さん、本当にここに来る前とは別人になってる。藤宮さんの技術がとんでもなくすごいのか…



「必ず思い出せるはずですので、気楽にやってみてください。それでまた戻るようでしたらこちらに予約として来ていただいても構いません。」




藤宮の優しさだろうか狭山には藤宮の言葉には木漏れ日のようなあたたかさを感じ

目が潤み始める



…本当にこの人たちはサポートしてくれるんだ…




藤宮はハッと何かを思い出したのか



「狭山さんは長年両親に管理されて育てられてたので、自分の感情に蓋をしやすいタイプに見えます。なにか行動する際に他人の意見や人の目を気にしていないか?自分の感情を押し殺してないかを毎回行動するとき確認すると自分の意見が出やすかったりします」




藤宮の話を聞きながら狭山は




…確かに大人になってから効率重視だったり、毎日作業のルーティンをこなしてばかりで感情とかあまり考えていなかった…




「かっ感情に蓋をするという事は……感情を常に自分で抑圧してるという意味で間違ってませんか?」

 



「はい。そうです。感情に蓋する大人は非常に多いですね。特に男性の方に多く見られます。ほんの25年前までお金を稼がなければ生きていけず淘汰されてた時代です。ご両親もその概念で育ったのでもしかしたら感情を抑圧して働いていたかもしれませんね」




それを聞いた狭山は藤宮に言われたことを想像する。

狭山はハッとした。




(そっか。私両親がどうやって生きてきたのか。私が生まれた時の両親の感情や時代背景は今まで考えて生きてこなかったな。)



「両親は生まれた時からその概念にとらわれていたかもしれないですね…」



狭山はそれを思うと少し切なく悲しくなった。



藤宮はふーとため息を吐くと



「そうですね…でも狭山さんの個性を潰し育ててたことと両親の感情は関係ありませんよ。同情する必要はないです。」


藤宮は少し口角を上げて話を続ける



「その頃の社会は常に経済的な理由でルールを作り、生活資金を得るために競争し、競争がうまく行くために競争社会を作り、競争社会ために評価社会を作り、そのための教育機関を幼少期から無意識に教え込まれる社会構造の中で自分の感情は関係なく常に結果を出さなければという社会的共通概念があったからこそ全て成り立っていた。そんな世の中で自分を蔑ろにし、生活のためにがむしゃらで働いている人ほど感情抑圧し続けある日病気になるなんてのはよく見受けられます」





狭山の顔がゾッとし始めた。



…私だけじゃなかったんだ…




藤宮は狭山にニコッと笑うと


「ちゃんと日々自分の意見を聞けるよう気をつけると少しずつですが自分の人生が変わって来ます。」



狭山はなんだか申し訳なく感じてきた。




「私、身体の声を無視して頑張ってきたんですね……色々すみませんでした。」




なぜか藤宮に謝る狭山に藤宮は手を左右に振ると




「いやいや我々に謝る必要はないですよ。放置したら悪化するだけでしたし本日来院して頂けてよかったです。」




狭山は暖かな表情を浮かべながらお礼を言った


「ありがとうございます。」



テーブルに置いてあるカップに手を伸ばすし白湯を飲む



なめらかでつんとした臭みがなくなぜかキレがいい味に狭山は驚いた



狭山の反応を見た藤宮は少し嬉しそうだった。




「言い忘れていました。水の処方ですが今出している白湯が今回狭山さんに飲んでもらう水になります。いかがでしょうか?」




狭山は白湯を飲んで「美味しいです。なめらかでキレがある水ですね」




藤宮もテーブルにあるカップを持ちゆっくり白湯を飲む



「こちらは弱アルカリ水で水分子を組み合わせました。体内には早く浸透します。こちらの水分子のデータを送るので確か、水道水にスキャン機能があったはずです。これをデータをスキャンすると水分子が同じ形になります。そうするといつでも飲めるようになります」




それを聞いて少しずつだが自分が変われる予感がした。



狭山はテーブルにカップを置くと全身に温かい水が流れるのがわかる



まるでずっといじけていた小さい頃の自分に太陽の光が少しずつ当たるような温かさを感じる




白湯が入ったカップをテーブルに置くと

藤宮が少し心配そうな表情をしながら狭山に斬り込む




「狭山さんもう一つだけお聞きしてもいいですか?」と聞た。「はい。なんでしょうか」と狭山は答える



「ベーシックインカムをちゃんと使っていますか?」



まさかの話題に固まる狭山




藤宮はやっぱりと思った。



水分子の記憶の中でベーシックインカムを受け取らずに自分の会社から月々父母に援助しているのが見えた



…まさか、親の言いつけを守って受け取らずにいたとは驚きだ…




「お節介かもしれないですが……ベーシックインカムを使いつつ足りない分を稼ぐとそんなに精神を病むまで必死に仕事をしなくていいと思います」




狭山は察してしまった。



…そっか。すっかり忘れていたけど、この人たち水流士は私の体内の水の中の記憶を見るからどんなことを私がしてきたか見てきたんだった…



「わっ…私の記憶の中にベーシックインカムについての記憶がありましたか?」



「はい。ベーシックインカムという出所もわからないお金は信用できないからお前が稼げと言われてる記憶を見ました」



狭山は真っ赤になって顔を下に向けてしまった。



「そうですか……必死にお金を稼がなければと思って生きていたので。私は貰う価値があるのかなとずっーと思ってました」

 



藤宮は顔を左右に振り、まるでそんなことはないと言っているように見える



「狭山さん自身本当に貰いたくなければそれでいいのですが…ベーシックインカムは1ヶ月に1回生きててありがとうというプレゼントだと思って自分は受け取っています。また来月も健康的に楽しく過ごうと思うと少し生きるのが楽しくなりますよね。」

 



 狭山の目を見ながら真剣に話す

 



「つい25年前までは必死に働く事が美徳でしたが今はテクノロジーが発展し色々な物がサポートしてくるようになりました。パーソナルエネルギーが測れ月に1回ベーシックインカムも貰えるようになりましたし、もうそんなに精神ギリギリの状態で身体を張って仕事を頑張る必要はありません」




狭山は俯きながら絶望を感じていた。


今まで言いつけを守ってきたのはなんのためにやってきたのか…積み重ねた何かが全部崩れ去ったように感じた。



目が涙で潤み始めると思わず藤宮に本音を叩きつけた。



「じゃぁ何のために私は頑張ればいいんですかっ!」



 八つ当たりなのは狭山自身がよくわかっていたが誰かに言わないと自分が消えてしまいそうになる



藤宮は優しい声話す


「今まで親御さんの言いつけを守ってきたのは痛いほどわかります。でも今現在ご両親は亡くなってこの世にはいません。狭山さんの人生を賭けて本当に体験したいことや、やりたことはなんですか?そのためにお金を使いましょう。それを体験するために今を生きてるんですから」



狭山の目には涙が溢れ始めた


「やりたいこと…」



…自分がやりたいことなんて考えてこなかった。必死に必死にお金稼いで、両親の言う通りに生きて、私何しに生きているのかわからなくなっていた。そっか自由に選択してもいいのか私…



藤宮に深く頭を下げた


「ありがとうございました」




それを聞いた璻は驚いていた。



…あの記憶はほんとに両親から言われた事なんだと…



本来ベーシックインカムは全員に電子マネーで支給される。

だが、ベーシックインカムで配られたお金は1ヶ月の期限があり、期限内に使わないと消えてしまうもの。

個人の健康状態で額は変わるが大体は病気気味な方でも10万円ほど貰えるはず……

それを0から自分で稼ぐとなると朝から晩まで寝る時間を削って働かないと割に合わない。



それほど両親の考え方がいまだに狭山の人生に強く影響を与え残っていることに璻はショックを受けた。




藤宮は狭山を見ながら


「狭山さん他に質問はありませんか?」


狭山はゆっくり顔を上げると



「次の来院は……」




「いつでも構いませんよ。ウチは毎週来てくださいとか言わないので。

いつこられても狭山さんの自由です。ですが、ウチは週に4日間しか診察をやらないので、サイトを見ながらご予約を入れてご確認していただけると」



狭山は笑顔を浮かべながら話す


「予定を確認してこれる時にまた来ます」



狭山は荷物をまとめ帰る準備をするとソファから立ち上がる


藤宮もソファから立ち上がると璻も藤宮を見習って立ち上がる。


「では本日はこちらで終了になります。ありがとうございました。」


頭を下げ一礼をする藤宮に慌てて翠も一礼をする



「璻さん下の出口まで狭山さんのお送りをお願いしますね」


「はい。承知しました!」と先に玄関まで歩きエレベーターが来るまで待つ



狭山は藤宮と何か会話をしているのが見えた。藤宮に一礼をしてこちらに向かってくる

ちょうどいいタイミングでエレベーターが来ると翠は狭山が乗るまでドアを開けた



狭山は少し小走りになりながら「ありがとうございます。」と言い

璻が待つエレベーターに乗るとエレベーターが閉まるまで再度藤宮に頭を下げた。



「龍後さん、本日はありがとうございました。」と狭山が話しかけた



璻は手を左右に振ると



「いえいえ、私は特に何もしていないです。サポートをさせていただいただけなので。

私も狭山さんに近い経験があるので気持ちは痛いほどわかります。つきました。先にどうぞ」



エレベーターから狭山が先に出ると翠もスッと降りる



狭山は璻に「そうだったんですね」と言うと



庭園を歩きながら両腕を上げて深呼吸をする狭山が



「私最初この庭園がこんなに新緑の香がするなんて思わなかったです。」



そのあとを璻が歩く


「匂いを感じられなくなるくらいまで日々頑張っていらっしゃってたんですね。」


「多分、両親が亡くなって泣く暇なく仕事していたのでその時からだいぶおかしくなっていたかもしれません」


 狭山は振り返って翠の方へ向く


「龍後さん、私さっきやりたいことを思い出しまして」



「是非お聞きしたいです!」



「この歳でこういう事言うの恥ずかしいんですけど。仕事がある程度、片付いたら祖母がいた京都の鞍馬山に行ってみたいんです。実は祖母が亡くなって行く機会がなくて。仕事ばっかしてたので。

今まで旅行とか自分の幸せとか考えても無駄だと思っていたんですけど、祖母といた時間だけはとても落ち着いていろんな事話せました。もう一回戻っていろんなことを1から考えてみようかなと」



というとあっと言う間に出口についてしまった。


希望を持ってる狭山の姿が嬉しく璻は思わず笑顔になっていた。


「鞍馬山とっても素敵です。また来院されたら改めてお話聞かせて頂けますか。」


狭山は笑顔で璻に語りかける


「はい。また来ますね。今日はありがとうございました。」


と狭山が璻に向かって会釈をし歩き続ける。


狭山が見えなくなるまで璻は頭を下げ続けた。


オフィスに戻ると藤宮がけろっとしながら


「お疲れ様でした」と声をかけると


璻は走って藤宮に駆け寄った


「藤宮さん説明してください今回の!」


藤宮は少し困ったようにソファまで歩き、少し疲れた様子に見えた。


「はぁっ…はい。説明するのでとりあえず座りましょうか」


璻はやっと藤宮が何をどうしていたのがわかると思うと思わずワクワクして



すぐソファに座った。



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