第34話:魂の被膜
「藤宮さん、お茶淹れますか?」
璻の問いかけに藤宮は気づかず、テーブルに渦見の資料を積み重ねソファに座った。疲れているのになぜか皇の心配と報告書を書く事がだるいのか少しぼーっとしている。
「藤宮さんっ!」
藤宮は驚いたように呼ばれた方向に顔を向けた。
「へっ…ああっ璻さんなんですか?」
上の空だった藤宮の表情を確認すると璻は少し心配しながら話しかけた。
「何度も呼んだんですよ。私。そんなに疲れきって報告書書けるんですか?」
藤宮は辿々しく璻の問いかけに応えた。心ここにあらずのような感じに見える。
「あぁ…そうですね。もう今日は正直やりたくありませんね。」
璻は少し屈むとソファにいる藤宮と同じ目線で問いかけた。
「だから、気分転換にお茶淹れますか?と聞いてるんです。」
璻がそう言った途端、ゆっくりとだるそうに藤宮はソファから立ち上がった。
「俺が淹れますよ。そうですねぇ…」
うーんと背伸びをすると首を鳴らしてキッチンに向かって歩き始めた。キッチンに立つと藤宮は後ろを振り向き璻に話しかける。
「ルイボスティーにしますか。アイスティーがいいですかね?ホットにします?璻さん」
璻はなんだかんだ疲れている藤宮が気遣ってくれている事がくすぐったく感じ藤宮の後を追うようにキッチンに向かった。
「ホットがいいですね。藤宮さんって疲れてても私にお茶淹れるの好きですよね」
藤宮の隣に立つと璻は藤宮の顔をじっと見つめた。藤宮は顔を赤らめると近くに置いてあったティーポット手に取る
「上司なんで、部下を労わるのは当たり前ですよ。変な勘違いしないでください。それにまだ仕事する気分じゃないので」
璻は少し嬉しいそうに「ふふふ」と笑った。
藤宮は黙ってキッチンの棚を探す。ルイボスティーが入っている茶葉を探しているように見える。璻はキッチンから立ち去ろうとすると藤宮が声をかけた。
「聞きたかったんですけど。璻さんは…渦見さんの事どう見えましたか?」
藤宮は少し不安そうに問いかけた。この何かを読み取って欲しいような感覚が璻に伝わる。
「どうって…変に自分に自信があるネグレクトってところですかね」
璻の回答が藤宮が考えている回答と違ったことに拍子抜けをした。
「はぁ……」
璻は藤宮がなぜ不安そうなのかわからなかった。ただなんとなく藤宮の表情から少し怯えておりなにかから拒絶されたくないという感情が伝わってくる。
「前にも言いましたが私は、ネグレクトに育ってないのでネグレクトの気持ちはわからないです。でも過保護で育ったのでネグレクトで育った人、藤宮さんや渦見さんを見ていて少し羨ましい気持ちが私の中にあります。なんでも自分でできて羨ましいって。でも今回のことでネグレクトで育った人は寂しい気持ちを常に心の奥で抱えている事もよくわかりました」
ネグレクトに育った人を少なからず理解を示してくれている事に嬉しくなったのか藤宮はふっと笑った。
「璻さんにとってネグレクトはいい勉強材料になったって事ですか?嫌になりませんか?」
璻は藤宮の言いたい事がわかった気がした。遠回しで察しろよと言わんばかりの態度になんだかなと思う。要するにネグレクトで育った事に妙に後ろめたさを感じている。そう最初から言えばいいのにと璻は藤宮の表情を見ながら考えた。
「はい。非常に興味深いですよ。何か勘違いをしているのかもしれませんが私はネグレクトを拒否したり否定したりしませんよ。藤宮さん。元々ネグレクトや過干渉に良いも悪いもないってここ勤めてわかりましたし。」
その言葉を聞いて少しホッとした表情を藤宮は見せた。
「そうですか。このまま拒否されたらどうしようかって」
璻はそんな弱気な藤宮に対し反論をする。
「しませんよ。心配症ですね。藤宮さんは…」
璻は歩いてソファに向かい座った。
藤宮は棚の奥にあるルイボスティーの茶葉を取るとティーポットに少し入れウォーターサーバーからお湯を出し、少し待つ。その間にトレーにカップとティーポットを乗せてソファへ向かう。
「璻さん出来ましたよ」
藤宮はトレーをテーブルに乗せるとルイボスティーを注ぎカップを璻に渡した。
「藤宮さんありがとうございます。」
藤宮はルイボスティーを飲みながらテーブルに広げてある書類を手に取る。
「さて…やり始めますか」
璻はなぜか手を挙げて藤宮に話しかけた。
「その前に藤宮さん、少し質問してもいいでしょうか?」
藤宮はキョトンとしながら「はい。どうぞ」と答えた。
璻は藤宮に質問をした。
「あの…どうして皇さんはウチに渦見さんを寄越したんですかね?」
ルイボスティーを飲みながら藤宮は璻の問いかけに応える。
「璻さんは偶然じゃないと思っているんですね」
藤宮の問いかけに璻は静かに深く頷いた。
「はい」
藤宮は皇の長年の友人なので性格は把握している。
藤宮はルイボスティーを見ながら頭の中で考えていた。
…璻さんが聞くことも不思議ではない。勘が鋭いからきっとわかるんだ。依頼の時から皇は璻さんのことを試しているのがなんとなくわかった。でもそれは言わない方がいいだろう。それに渦見さんと俺どこか少し似てたんだろうな。だから皇が会わせた感じはなんとなくする…
藤宮は璻の質問に応えた。
「単純な話です。多分近かったんですよ。俺と。それを見て皇はなんとかしてあげたかった。って感じはします。あとはなんというか…皇の部下が芸能界に潜り込んでいるんですよ。石屋に利用されそうな方を見つけては水流士に依頼を頼んでいるんです。芸能界にも石屋に属している方はごまんといるので。」
璻は納得いった表情を見せた。
「そんなこともしてるんですか皇さんの部下は…」
璻は驚いた表情を見せた。藤宮は頷きながら皇に対してまた補足をする
「はい。皇は暗躍部隊も持ってますからね」
璻は藤宮の発言を聞いて皇を敵に回すのをやめようと改めて決心をした。藤宮が続けて話をし始める。
「それに…渦見さんは少し脳内器具を入れるか悩んでいるように見えました。脳内器具を入れたら本人が亡くならない限り、取り出す事は不可能です。脳内器具は微力の電磁波で脳内をホルモン物質を強制した場合、”魂の被膜”は徐々に薄くなります。」
聞いたことない言葉に璻は困惑し藤宮に聞き返した。
「”魂の被膜”ってなんですか?」
藤宮は”魂の被膜”について説明を始めた。
「”魂の被膜”はインスピレーション能力や日本人の空気を読む力やサイキック能力など目に見えない力を瞬時に読み取る器官です。簡単にいうと身体の周りにあるオーラのようなものを指します。人間の身体から5m内にあるとされていますね。パーソナルスペースエネルギーの別名でもあります。」
璻は納得しながら藤宮に質問をする
「あれに別名とかあるんですね?」
藤宮はまたルイボスティーを飲むと詳しく説明を始める。
「ありますよ。頭上にある人間のエネルギー値を体重計のような物で測定するとメディアでは謳っていますが、実際には身体の周りについている”魂の被膜”を測っています。どれだけ人間を許せているか?どれだけ、悟りを開いているか?どれだけ今ある出来事に感謝しているかを測ります。”魂の被膜”から受け取った物は脳内の松果体に反映されますが、それを脳内器具を入れる事で阻害することができるんですよ。微力の電磁波で魂の被膜から受け取るはずだった情報がすり替わってしまうんです」
璻は驚いた表情をみせると藤宮に言葉を返した。
「すり替わってしまうって…」
藤宮は璻に問いかけた。
「璻さんはインスピレーションがきた時、閃いた時現実にできるか出来ないか考えますよね」
璻は深く頷くと返事をする。
「はい。」
藤宮ははぁっつと息を吐くと説明を続けた。
「脳内器具を入れた場合、受け取ったインスピレーションを気のせいだと感じるんです。今の方が幸せだと感じるんです。そうやってチャレンジすることやアイディアを現実に行動しないことによって現実的で利己的な人間を作ります。無意識のうちに習慣を記録し何回も微量な電磁波を流すことによってどんどん機械的な人間が出来上がります。これを継続して続けることで世界政府の言う事をまともに聞く人間が出来る。議論もせず、疑問も持たず、yesマンを作り彼ら石屋にとって思い通りの社会が出来る。それが今彼らのやりたい事です。」
璻は藤宮に対し確信をついた質問をする
「それって…征服じゃないですか。」
璻は両手を思わずギュッと握った。強く跡が残るくらいに爪を立てた腸が煮えくり返るような感覚がする。藤宮は璻の様子を見て察した。
「そうですよ。璻さんが怒る気持ちもわかります。でもまぁ…残念ながら彼ら石屋は200年以上かけてこれからいなくなりますから。彼らは征服して人間にそれぞれ学びを与えているんですよ。」
…学びってなんだそれ…
その言葉を聞き璻は到底受け入れられないと感じた。
「それを学びとは到底私は思えません。今生きている人はその事実を知らないですよね。」
藤宮は璻に共感すると深く頷く。
「大半は知らないと思います。特に脳内器具をつけている方はね。知らないことが幸福だと彼は思っているんですよ。だからと言って地球に住んでる全員が脳内器具を強制されるのは違うと考えています。だから俺らのような職業があるんですよ。”魂の被膜”に気付きをもたらす職業はこの時代にとって貴重です」
藤宮は璻を真剣に見つめると話を続ける。
「それに、それはガイアの意思でもあります」
璻はガイアという名前が何度も出てきたことに相当重要な人物なんだなと感じた。
…そう言えばそのガイアって人は何者なのだろうか…
「そのガイアって皇さんも言ってましたけど誰なんですか?」
藤宮は思わず笑ってしまった。説明したと思い勘違いをしていたことにようやく気づいた。
「すみません。そうですね。璻さんには教えてませんでしたね。正式名称はクニトコタチのガイア。彼女は地球の意思そのものを具現化した人型の地球です。」
「人型の地球っ⁈⁈」
璻は驚いた表情を見せる
…何言ってんだこの人。またSFかなんかの話???…
藤宮は笑顔を見せると詳しく説明をする。
「はい。普通そう驚きますよね。地球には意思があります。数億年前までは石屋に囚われていたんですがね。石屋が嫌になり最近ガイアが水流士側に来たんです。最初は驚きましたが…ポールシフトで地軸が変わり状況が変わった。これも宇宙の摂理だからと」
璻はその話を聞いてこの地球の意思とやらは案外適当なヤツかもしれないと失礼ながら思ってしまった。
「はぁ…とりあえずガイアは地球そのものなんですね」
藤宮は璻の解釈について補足を入れる。
「はい。その認識で結構です。ガイアは水流士やパーソナルスペースエネルギーが高い人だけ見えます。彼女のエネルギーは高いので普通の人は認識出来ません。なので全てガイアの意思を反映出来る人間が地球に生まれる事が出来るんです。水流士が出来たのもガイアの意思かも知れませんがね…俺は一回お会いしてますがなんというか母親みたいな感覚になります」
藤宮の言葉に璻は戸惑い思わず聞き返した
「母親ですか…」
そう言われると璻はなぜか異常にガイアに会いたくなった。藤宮の話から特に恐怖は感じなく未知な人や物に対して興味が尽きないのは璻自身も良いところだと感じている。
…ガイアってどんな人なんだろうか。気になるな。いつか会えるといいなぁ…
藤宮は璻の考えていることがわかるのか続けて話をする。
「璻さんもきっとガイアに会えますよ。ガイアの意思でこれからクローン技術が発展します。それと脳内器具を入れた人と脳内器具を入れない人との間に子供を作り育てる事で新しい人種が生まれるようになります。それをガイア自身が望んでいるんです。だから、むやみやたらと脳内器具をつける人を増やしたくなのです。渦見さんのように悩んでいる人に手を差し伸べる事も巡り巡って人類の先行投資になりますかね…」
藤宮の言葉に璻は呆れながら聞き返した
「先行投資って…」
璻はそこまで未来を考えたことがなかった。
…やっぱり藤宮の話は聞くたびに興味をそそられる。面白い人だ…
「質問は他にありますか。」
藤宮に聞かれた璻はうーんと考えるとある言葉を思い出した。
「あと出雲族について知りたいです」
璻から出雲族の話が出るとは思わず藤宮は言葉を濁らせた。
「出雲族の話ですか…」
藤宮は首に手を添えながら続きを話し始めた。
「そうですね。基礎的な事しか言えませんが出雲族は昔いた神様の種類ですよ。彼らの子孫がまだ生き残っているんです。彼らは物理的な争いを好まず、交渉し対等に話し合う事で生き残る事が出来ました。出雲に住み着き、今は自然や木の声を聞いて自然の管理をしています。その中で水流士用に組子細工を作るものづくりに特化した一族もいるので、その方々と水流士は提携し組子細工を作ってもらっています。」
たくさんの職人がいてこの職業が成り立っていることに璻は藤宮の言葉を聞いて嬉しくなった。
「思った以上に水流士に関わっている方いっぱいいるんですね。いつか私もその人たちに会えますか?」
藤宮はにこやかに応えた。
「はい。璻さんなら会えると思いますよ。」
璻はボソッと呟いた。
「そうですか…」
璻はそう答えるとなぜか未来を考え新しく会える人たちのことを考えた。ふふふと笑ってしまうほど楽しい想像ができる。藤宮はその姿を見ながら少し呆れる。
「笑ってる場合じゃないですよ。この一枚の報告書書いたら定時ですのであがってください。もう時間ですし。」
藤宮の言葉に璻は驚いていた。
「えっ……もう」
璻が時計を見ると定時の20分前だった。璻は藤宮に問いかける。
「藤宮さん、残り1人で報告書かけますか?」
璻は少し藤宮を小馬鹿にした表情で心配をすると藤宮はイラっとしながら璻に答えた。
「璻さん俺をバカにしてます?俺、水流士勤めて長いんですよ」
璻は笑いながら藤宮に言葉をかけた。
「嫌だな〜冗談ですよ。」
藤宮には璻に業務のアドバイスをする
「璻さんが書く報告書に渦見さんの見た記憶を詳細に簡潔に書いてくださいね。あっ…あと。」
藤宮はまずいと思ったのか少し申し訳なさそうな表情を見せた。
「あと?あとなんです?」
藤宮は璻に目を合わせず辿々しく言葉をかけた。
「あっ…明日休みですけど、らぁ〜来週から新人研修で1週間ほど県外に行くので準備してくださいなんて」
璻は一瞬時間が止まったように感じた。
「へっ……」
ふと記憶を遡る。
……そういえば新人研修がどうのこうの……
「なんでっ……なんで大事な事早く教えてくれないんですかっ!」
璻は文句を言いながら報告書を書いていた。シュールな光景に藤宮は笑いそうになる。
「水流士のスケジュールはいつも突破的なんです。俺に文句言わないでください!」
璻は藤宮に文句を言う。
「だからって!スケジュールくらい出してもいいんじゃないですか!!」
藤宮は璻の文句を受け止めるとウザくなってきたのか注意をする。
まるでコントのようなくだりに2人は面白くなってしまいつい笑ってしまった。
「ああぁーもう。書くかしゃべるかどっちかにしてください。つーか早く報告書書いて。書いてから文句言ってください。残業は今日やりませんからね。ささっと仕事して下さい」
…笑っている場合じゃない。くっそ、この人はもう人使いが荒い‼︎…
璻は黙って黙々と報告書を書き上げ藤宮に書類を渡した。
「ありがとうございます。内容は…大丈夫そうですね。新人研修の詳細は後ほど送っておくので必ず確認してください。」
璻は少し不機嫌になりながら藤宮に返事を返した。
「わかりました。」
藤宮はとりあえず新人研修でわかっていることを伝え始める。また璻に怒鳴られるのはしんどい思ったから。
「そんなに拗ねないでください。新人研修には俺も参加しますから。依頼主の予約があるので最後まで入れませんが講師としても参加しますのでよろしくお願いします。」
璻は不思議そうに藤宮を見つめる。
「藤宮さんも参加するんですか?」
藤宮は頷くとなぜか璻に反論をした。
「はい。不服ですか?」
参観日に親が来るようなそんな微妙な感覚になる。嬉しいような恥ずかしいようなそんな感覚に璻は少し戸惑いながら返事をした。
「いえ…」
藤宮は軽く新人研修の説明をする。
「講師は俺以外にもいますし、今年の新人は10人ほどいます。コミュニケーションとって仲良くしてくださいね。あ。そうそう。喜三郎さんもいるそうですよ」
璻は喜三郎という言葉を聞いて嬉しそうにした。
「えっ…マジですか。」
藤宮は静かに頷いた。
「はい。」
璻は喜三郎と聞くとるんるんとしながらあからさまにさっきまでの態度と違うことが藤宮でもわかる。
「嬉しいそうですね」
藤宮はなぜか不服そうな表情を見せる。
「えへへ〜そんな事ないです。もう定時ですよね。じゃあお先に失礼しますね」
璻は荷物を取りに隣の部屋に入り、そそくさとオフィスを後にした
「なんなんだ。全く……」
藤宮ははぁーっとため息を吐くとソファに深く座り目を瞑った。
…今日はなんだか疲れた。まぁでも、俺の時は新人研修波乱だったからな璻さんが困らないといいけど……
そんな心配をされているとはつい知らず、軽い足取りで帰り道をかける璻だった。
。:*:★。:*:★━━━補足ポイント━━━━━★:*:。★:*:。
・クニトコタチのガイア
人型の地球。地球の意思が具現化したもの。ポールシフトで地軸が変わり地球が寒冷化したことで石屋のやっていることに耐えられなくなり水流士側にきたと言われています。石屋もガイアの意思には逆らえないです。ただ皇の一族がガイアを保護しています。宇宙人の方や天の川の宇宙連合では別名「母なる地球」とも呼ばれています。ガイアは人前に現れることは滅多にありません。
※最初クニトコタチかアメノミナカヌシで名前を悩んだのですが、語呂が良かったのでクニトコタチにしました。ちなみにどちらとも神様の名前です。
・魂の被膜
別名:パーソナルエネルギー、オーラとも言います。月の配置や星の配列で地球のエネルギーが変わるので魂の被膜が無意識に感じ取って不調を起こしたりします。でも脳内器具を入れている人はその影響を受けません。その代わり効率のいい利己的な人間になりやすくなります。※誰でも利己的になるわけではないです。人によります。この小説では魂の被膜は頭上にあることになっています。人間が進化し悟りを完全に開いたとき魂の被膜は宇宙船のような形になりますが大半の人間は認識できないので素通りします。
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