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第41話

 ナカマくんは俺の声が尻すぼみで小さくなっていったのがおかしかったのか、口元を緩ませながら「え?休日に何してるかって?そうだなぁ、買い物に行ったり、漫画読んだり、部屋の掃除なんかをしたりしているかな。ただ寝て過ごすときもあるし、その日によって違うかな。」と俺の質問に答えてくれた。


「へぇー、そうなんだぁ。」「そういう根倉は何やってんだよ?」


「え?俺?俺は小説か漫画を読んで過ごしているかな。あと部屋の掃除もしてるよ。」


「なんか根倉っぽい休日の過ごし方だな。」「俺っぽい?」


「あ!変な意味じゃないぞ。ただ学校の休み時間の過ごし方を見てれば容易に想像できちゃうなぁと思ってさ。」


「確かに言われてみればそうかも。」


「だろぉ?まあ、俺もそんなすごい過ごし方はしていないんだけどな。ハハハ。」


ナカマくんと笑って会話できてる。今までもできていたような気がするが、これなら思ったよりも早くナカマくんと友だちになれるんじゃないか?この流れを途切れさせちゃダメだ!次の話題を振ろう!


「ナカマくんは何か趣味とかある?」「え?趣味?趣味か~。趣味ねぇ。ん!アハハハ。」


ナカマくんは何かに気が付いて笑い始めた。

俺はナカマくんが笑い始めた理由が分からず「え?どうかした?ナカマくん?」とナカマくんに尋ねた。ナカマくんは笑うのを止めようとしながら「ハハハ。ごめんごめん。急に笑い出して。根倉の質問がなんかお見合い相手にする質問みたいだなぁと思ってさ。根倉こそどうして急にそんな質問してきたんだ?」と質問し返してきた。


「え?えーと…それは…その…。」


ナカマくんと仲良くなりたいからだとは恥ずかしくて言えないしどうしよう?と狼狽え始めた俺を見てナカマくんは何かを察したみたいだった。


「そうかそうか。根倉のことだから昨日一緒に帰って今日の作戦を立てようとしなかったり、今日も朝のホームルームの前に話し合おうとしなかったことで、俺が急に冷たくなったと思って焦ったんだろ?」


ナカマくんの鋭い指摘に俺はますます狼狽えてしまった。


「いや…その…実は…そうなんだ。気持ち悪いとか暗い奴だなとか思うかもしれないけど、ナカマくんと俺の関係って何なのかな?って気になってさ。」


「俺は根倉のこと友達だと思っているけど。」


「え⁈」


予期せぬナカマくんの返答に俺は驚きの声を上げてしまった。

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