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戦わねば守れない

 戦闘は過酷だった。

 もとより国力において劣ってるのだ。

 不利は免れない。

 しかし、各国からの支援がそれを覆していく。

 武器・弾薬が各国から送られてくる。

 歩兵用の対戦車兵器なども大量に送り込まれてくる。



 それらを手に取り、男は戦闘に参加していった。

 手にした対戦車兵器で敵の戦闘車両を破壊する。

 手にした歩兵銃で敵兵を撃ち殺していく。

 侵攻してくる敵を次々に撃退していく。

 まだ反撃・反攻までは出来ない。

 奪われた地域の奪還にはいけない。

 しかし、やってくるロシー連邦軍を撃破し、兵力を削っていく。

 今はただ、出血をしいていく。

 ウーク共和国にのさばる敵を減らしていく。



 忍耐が求められた。

 すぐにでも戦地になった場所に行きたい。

 そこにいる侵略者であるロシー連邦軍を撃退したい。

 ウーク人の場所を取り戻したい。

 そんな気持ちがわきおこり、どうしても焦りが生まれる。



 それを押さえ込んで敵を倒していく。

 あちこち移動し、敵を迎え撃ち、すぐさま離脱して別の場所へと向かう。

 どれだけの戦果を上げてるのかわからない。

 だが、少しでも適の撃退に貢献してると信じていく。

 信じるしかなかった。



 その甲斐あってというべきか。

 数ヶ月にわたる防戦の末に、ロシー連邦軍の攻撃は停滞するようになった。

 攻め込んでくる事がなくなり、防備をかため始めたという。

 それだけ戦力が減ってるという事だ。



 それを見てウーク共和国軍は反撃を開始する。

 奪われた土地を奪還していく。

 村が、町が、都市がウークの手に戻る。

 これにより、ロシー連邦占領下における地獄が世間の目にさらされる事になった。

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