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今に始まったことではない、虐げられてきた歴史が語る教訓

 かつてウーク共和国はロシー連邦に制圧された。

 そして、非道な扱いを受けてきた。

 代表的なのが数百万人は殺されたという大量虐殺。

 農地を奪い取り、収穫を奪い取り、数百万人の餓死者を出した。



 この数百万人という数も、確定した数値ではない。

 最低でもこれくらい、実際はもっと多いと考えられている。



 計画的に行われた餓死の大量発生。

 これを虐殺といわずになんというのか。



 そして、大量虐殺を行い、空いた地域にロシー連邦人を送り込んできた。

 何のことはない、戦争によらない侵略である。



 その後、ロシー連邦の力が弱まり、圧政のくびきがゆるんだ。

 すかさずウーク共和国はロシー連邦から離脱・独立。

 今に至っている。



 そんなウーク共和国である。

 ロシー連邦に制圧される事を容認するわけがない。

 今度はどれだけの人間が殺されるか分かったものではないのだ。



(このままじゃ……)

 逃げてきた男もウーク人である。

 このまま何もしなかったらどうなるか分かってる。

 さすがに逃避行によって疲れてたのですぐに動く事は出来なかったが。

 自分のやれる事をするべく行動を開始していく。



 もともと徴兵で軍事訓練を男は受けていた。

 だからこそ、すぐに軍の基地に向かっていった。

 戦闘に参加するために。

 動員令によって徴兵経験者・軍務経験者が集められてた最中である。

 基地に出向いた男は、すぐに兵士に採用された。



 勘を取り戻すための短期訓練。

 それから武器を受け取り、部隊に配属される。

 その後は軍の動きに合わせて各地へと向かっていった。

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