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アーク視点

 俺の名前はアーク、パーティー『夜明け』のリーダーだ。

 俺はついさっき幼なじみのヨルンをパーティーから追い出した。

 あいつは、スキルもなく魔法の才能もない、戦えないそんな奴だった。

 その癖、俺たちが戦っていると口出しをしてくる。

 「前に出すぎ!」とか「今、魔法撃たないで!」とか戦えないくせに命令をしてくる。

 それが、ウザかった。


 ただ、村から出たい奴が俺とあいつだけだったから仕方なくつれてってやったが、もういらなかった。


 パーティーメンバーを俺を入れて五人。あいつを除いて四人もいる。

 もうパーティーメンバーも足りているため、あいつを追い出した。


 はぁ……。これでウザい奴もいなくなったっ!

 本当にいい気分だっ!



 今俺たちは、〈Bランク依頼 ゴブリンキング討伐〉の依頼を受けており、その道中だ。

 まだ、ゴブリンキングになったばかりらしく群れが出来てない、今のうちに倒してしまいたいらしい。

 だから俺たちに依頼をしてきた。


「おいアーク! なんでヨルンを追い出しちまったんだ! 荷物持ちがいなくなったじゃねぇか!」


 とダルケが言う。

 ダルケとはパーティーメンバーの一人だ。


 ちっ! うるせぇ奴だな。 


「そうよねぇ、荷物が重いわぁ。ナイもそう思うわよねぇ」


「うん」


 本当にうるせぇ奴らだな!! 

 あんな奴追い出したほうがいいに決まってんだろ!!


「荷物持ちのために金を無駄にすんのかよ!!」


「でもよぉ、荷物が邪魔なんだよ」


「我慢しろよ!!」


 せっかく、ヨルンを追い出せていい気分なのにこいつらのせいで台無しだ!!


 パーティー『夜明け』のメンバーは、俺とダルケとアイカ、ナイの四人だ!!


 あんな奴、俺のパーティーメンバーなんかにいらねぇ!!



 俺たちは、ゴブリンキングのいる森に着いた。

 森の中に入り、ゴブリンキングを探していると、ゴブリンが大量に出てきた。


「ちっ! 邪魔だなぁ!」


 俺は大量に出てきた、ゴブリンを斬り殺す!


「本当に、たくさん出てくるわねぇ!」


「おいっ! まだ出てくるぞ! アーク!」


「うるせぇ! 黙って戦ってろ!」


「【ファイアーボール】」


 俺は、剣でゴブリンを斬り殺し! ダルケは、槍でゴブリンを突き殺す!

 アイカは弓でナイは魔法でゴブリンを殺す!


 ゴブリンを大量に殺し終わった後、


「グギャギャギャ!!」


 と笑いながらゴブリンキングが出てきた。


「行くぞ!! お前ら!!」


「おう!!」


「わかったわぁ!」


「うん」


 俺たちは、ゴブリンキングに襲いかかった。


「【ファイヤーランス】」


 まず、始めにナイが魔法で攻撃をし、次にアイカが、


「やぁ!!」


 と弓で攻撃をする。


 続けて俺とダルケはゴブリンキングに襲いかかる!!


「はぁ!!」


「よいしょ!!」


 何度も、何度も、ゴブリンキングに斬り掛かる!!


 俺はヨルンとは違って『剣術』スキルを持っている!!

 『剣術』スキルとは、剣を上手く使えたり、剣での攻撃の威力が上がったりする!!

 


「ちっ! 固ぇな!」


 ゴブリンキングにまともな攻撃が入らねぇ!


「邪魔!! そこにいると魔法が撃てない!!」


 ちっ!! うるせぇな!!


「今退く!!」


 と俺は少しナイを睨みつけながら言った。


「アーク!! 目を離すな!!」


「ぐはっ!!」


 ゴブリンキングから目を離した瞬間、重い一撃が俺に当たる。

 その一撃で、俺は吹き飛んだ。


「痛ぇぇぇ!!」


「大丈夫か!? アーク!! ぐほぉ!!」

 

 とダルケまで攻撃を喰らった。


「いったん退くわよぉ!!」


 とアイカは言った。


 くそっ!!





 

 読んでいただきありがとうございます。

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