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ニャンだふるワン  作者: 自由人書
91/521

ニャ~・・・91

「ニャ~≪レイちゃん、背中を掻いて・・・・・・痒いよ≫」


「ニャ~≪モモ、ここか?≫」


暖炉の前でモモの痒い所を掻いてあげている、ミヤちゃん達はリビングのダイニングテーブルの上に杖を載せて話し合っている。


「ニャ~≪そこと、もう少し下も痒いよ≫」


「ニャ~≪お風呂に入ったらよく洗うんだぞ≫」


「ニャ~≪手が届かないよ≫」


「ニャ~≪そうだな、アカリちゃんに頼もう≫」


「ニャ~≪レイちゃん、頼んでね≫」


「この後どうしたらいいのかしら」


「うう~ん、持っても光らないと何も分からないよね」


「・・・オー」


リロイ君にお水の補充を任せた僕達はリビングでどうしたらいいのか、いいアイデアが無くて困ってる。


「・・・・・・お昼まだかな」


「キャシーが持って来てくれるわよ」


「待つしかないのか」


そうだ、お昼はキャシーさんの家のお肉で焼肉だ。キャシーさんはお肉を取りに行く為に別行動だ。


「リロイが魔法を唱えたら光ったんだから、持つだけでは光らない、なら、外に出て唱えるしかないよ」


「どの魔法で光るのか分かればいいのにね」


「アカリは光らせる事が出来る、私とメグは手あたり次第よ、全ての魔法を唱えるばいいのよ」


「流石お姉ちゃん・・・・・・私とお姉ちゃんが頑張ればいいんだよ」


そうか、手あたり次第か、魔法の授業と同じだな、光ればどの属性が自分に合っているか分かるもんな・・・・・・全部して光らなかったら、魔法は使えないのかな、非常に辛い検証になるな。


でも、才能が有るのか無いのか、分かった方がいいのかも・・・・・・問題は、光らなかった後に練習を続けた方がいいのか、続けない方がいいのか、とても悩ましい問題だぞ。


後から才能が開花する漫画があったよ、どうしたらいいのかな。


「お待たせ、焼肉が焼けたよ」


「・・・・・・いたの?」


いつの間に来たんだ、キャシーさんはお肉を取りに家に向かった筈なのに早く着いたな。皆も驚いている。


「うん、シンシアさんに台所を借りて肉を焼いてたんだよ、沢山焼いているから、取りに来て」


美味しいお肉の焼肉が食べれるのは嬉しいが、胃袋の関係でそんなに食べれないのが残念だ。沢山に反応できないのは僕だけなんだろうな。


「は~い」


「焼き肉ニャン、ニャ~《モモ、焼き肉が来たよ、毛づくろいは後だ》」


お腹が一杯になるまで堪能しよう、いいのだ、沢山食べれなくても。


「ニャ~《美味しいお肉だ、沢山食べる》」


テーブルの周りをぐるぐる回る、どうだ猫らしいだろう。


「モモ、ここで食べようね」


「ニャ~《は~い》」


ミヤちゃんとメグちゃんは手伝いだ。


「ニャンパラリン、焼き肉ニャン」


今ならテーブルに焼き肉は置かれていないぞ・・・・・・杖があったな。あれ、僕も魔法を唱えれば適性が分かるぞ・・・・・・でも、今は焼き肉が先だ。


「焼き肉ニャン、焼き肉ニャン」


「レイ、ヨダレが出ているわよ、拭きなさい」


「はいニャン」


ヨダレか、どうしてこんなに出るんだ、メグちゃんだってお菓子を前にしてもヨダレが出ないのに、楽しみが肉しかないからかな。


「ニャ~《焼き肉が着た、美味しそう、いただきます》」


「ニャ~《モモ、熱いのは平気なの?》」


「ニャ~《熱い方が美味しいよ》」


それは分かっているんだよ、熱くないのか聞いたのに・・・・・・あの食べっぷりなら熱々でも平気なんだな、僕も試してみよう。


「熱いニャン、冷めるまで待つニャン」


「レイちゃん、うるさいよ。静かに食べなさい」


「はいニャン」


メグちゃんに怒られたぞ・・・・・・メグちゃんのくせに、冷めるまで待とう。


「美味しい、キャシーの家のお肉は最高だな」


水を入れ終わったんだな。


「リロイ君ニャン、お疲れニャン」


「ありがとう、レイちゃんも食べなよ」


「はいニャン」


僕用のお皿には熱々の焼き肉、みんなはもう食べ始めているのにまだ食べれない、早く食べたいよ。


「レイ、ヨダレ」


「はいニャン」


またまた、失礼しました。口の周りをゴシゴシすれば綺麗になる。そうだ、焼き肉を見なければヨダレは出ない後ろを向いていれば大丈夫だ。


「もう焼けているのね、助かるわね」


「オギャー、オギャー」


シンシアさん達がお昼に来たようだ、メイちゃんとマヤちゃんはベッドに寝かされた。


「新鮮な焼肉か久しぶりだな・・・・・・キャシーさんの家から貰ったのか、またお礼を誰か届けて貰おう」


「そうね、お礼に行くとお肉がお土産だから、反対に悪いわよね」


ジェシカさん達にお店を任せてお昼を食べに来たんだな。


「レイ、お肉美味しいよ、食べないの」


「食べるニャン、冷めるの待っているニャン」


ジャンは3歳児の筈なのいに普通に話している、小さいうちから勉強した方がいいのか? もっと子供らしくてもいい様な、僕の責任か、アカリちゃんの双子ちゃんにもパパとママを教えているけどやめた方がいいのかな。


「お皿に無いニャン、何処に行ったニャン」


「ニャ~≪冷めたら美味しくないよ、焼き立てを食べようね≫」


モモが食べたのか。伝説を思い出したぞ、焼肉屋さんで肉を焼いているとあまり焼けてなくても食べる友達のせいで・・・・・・友達が食べ終わるまで食べれない。もう一つの伝説は居酒屋の割り勘だ、お酒を飲まないのに割り勘、食べないのに割り勘、凄い伝説だ。


モモが飽きるまで待つしかないのか、それともお皿を隠すようにして冷めるのを待つ方がいいのか、まあ、のんびり待とう、美味しいお肉なんだから待つのもいいだろう。


「いただきます」


「いただきます・・・・・・焼き立ては美味しいなあ」


「美味しかった、ごちそうさま」


「美味しいお肉だった、ごちそうさま」


食べは始めるシンシアさん達と食べ終わったミヤちゃん達の挨拶が連続していて変だな。


「ニャ~≪美味しかった、ありがとう、お姉さん≫」


「ミヤちゃんニャン、お代わりニャン」


「珍しいわね、まだ食べれるんだ・・・・・・どうぞ」


まだ食べていません、また冷めるまで待つぞ、熱くて食べれない。


「沢山焼いたから、お代わりして下さいね」


「ごちそうさま、ありがとうね」


「ごちそうさま、悪いね、お肉を貰い、更に焼いて貰って」


「いいんですよ、魔法で火を起こすの簡単だから・・・・・いただきます」


テーブルの真ん中に巨大の山の焼肉が・・・・・・これだけの人数がいれば全部無くなるのか、僕よりも重いぞ焼肉。


冷めた、遂に冷めた、手で触っても熱くない、やっと食べれる。


「・・・・・・美味しいニャン、焼き肉美味しいニャン、キャシーさんニャン、ありがとうニャン」


「沢山食べてね、後でふみふみしてね」


「はいニャン」


一杯・・・・・・ふむふみをしよう、キャシーさんが喜ぶ。沢山お肉を持って来てくれた、僕の出来る事は、マッサージと猫の仕草位だ、お礼になるか分からないけど頑張ろう。


「話せるって最高~」


そうだな、相手に伝えるのは大事だよね、特にお礼はね。






「・・・フー」


「光った、赤色だ」


「次はアカリね」


「は~い」


「・・・オー」


「アカリちゃんは青色だ」


どうやら、イブリンさんが言っていた事は本当だった。魔法を使うと杖のクリスタルの部分が属性の色に光る、リロイ君に続いてキャシーさん、アカリちゃんが魔法を唱えた、赤色から青色に光った。


唱える間隔が短いと色が変わった感じで光るんだな。


「だいぶ遠くまで飛んで行ったな」


「波除の近くまで飛んだね」


「キャシーのも、その位は飛ぶんだな」


「アカリの魔法、速く飛んだし、効果も上がったんじゃないの?」


「そうかも、杖のお陰だよ」


岸壁から飛んで行く魔法は・・・・・・とて羨ましい。僕も属性を調べるぞ。


「ミヤとメグちゃんの属性を調べよう、二人はまだ授業で魔法を使えた事がないけど、絶対に使える筈だよ」


「そうね、私は5年位掛かったけど、二人の頑張りは私よりも凄いもの」


「お姉ちゃん、どうする?」


「そうね、メグは先にしたいの?」


「先にしたい、いいかな」


「いいわよ、さあ杖を持って沢山唱えなさい」


「は~い」


笑顔のメグちゃんからだ、モモも含めて全員が海に向かって、メグちゃんが唱えるのを待つ。後ろから見守る様に見てもいいのだけど、横に並んでいる。


「・・・オー、光らない『メグ、どんどん試すのよ』・・・そうか、次は・・・フー、・・・フォン」


「・・・・・・メグちゃん、今のは冗談だよね、呪文にフォンは無いよ」


「そうかな・・・・・・後は何があるの?」


皆が困り顔だ。流石だ、お菓子の事なら頭がフル回転して一杯食べるにはどうしたらいいのか直ぐに思い付くのにそれ以外の事だと、冗談の様にとぼけた感じの記憶力なのだ。


「では、ここで先生に登場して貰いましょう」


ミヤちゃんの言葉に皆は・・・・・・僕も後ろを振り返ったが、誰もいなかった。


「ミヤ、誰もいないよ」


「ミヤちゃん、何処にいるの?」


「足元に居るわよ」


僕の足元には・・・・・・カニさんはいないな。横の皆に視線を向けると僕と同じ様に自分の足物を見ている。何処にいるんだ。


「レイ、魔法の種類を言って」


「レイちゃんの事なのか」


「そうか、一番練習しているのはレイちゃんだ」


僕の事だったのか、確かに実践練習に参加出来る様になるまでは座学を一生懸命聞いていた、隠れて聞くのが大変だったな。


「沢山有るニャン、覚えているのを言うニャン」




「フー(火)  オー(水) ヴォン(風) ソル(土) グラソン(氷) グラセ(凍る) フロワ(冷たい) ドンベ(降る) ルミエール(光) エクレール(閃光) レヨン(光の線) ピエ(足) タール(遅い) ラピッド(速い) クレール(明るい) ドウー(暖かい) ルー(重い) レジェ(軽い) ヴオレ(飛ぶ) フロテ(浮く) フレッシュ(矢) ブクリエ(盾) ピック(槍)」




「・・・もっと有ったニャン、役に立ちそうニャン、使いたいニャン」


「こんなに覚えているの・・・・・・授業でこんなに習ったの?」


「僕が知っているのは6個位だ」


キャシーさんとリロイ君が魔法の事を呟いたけど、ベントン先生の危険回避授業では『飛べたり浮いたり出来れば危ない時に役に立つんだ、魔法の呪文は分かっているんだが・・・』使えなかった事を話してくれた、その後に呪文を教えてくれた。


パール先生は、どの属性にも剣と盾が出せるのだか・・・・・・もはや伝説になってしまった・・・・・・見て見たいな『ピック』と槍の魔法を唱えていた、盾も唱えていたけど現象は起きなかった、僕も見てみたいと思った。カッコいいだろうな、魔法の剣と盾は。


ロイ先生は、歳のせいか重い物が持てなくなってきた・・・・・・ルーが使えれば、造船所の船でも片手で持てるだろう、アハハと冗談の様に話していた。


猫学生は意外と真面目に授業を聞いていたんだ。ライラ先生の授業は、足がピエでタール(遅い)・ラピッド(速い)を続けて唱えると、足が速くなる、足が遅くなるだった。


そうか、猫学生は・・・・・・無断で授業を受けていたから、余計に頑張っていたんだな、聞き逃したくなくてね。


「私も6個位だと」


「・・・3個しか覚えていないのに、魔法は沢山あるんだね」


メグちゃんは2個だった、1個は間違えて覚えている様だ、授業ではもう少し唱えていたけど・・・・・・誰かの真似だったんだな。


この他にもあるけど、魔法の検証の報告の時の様に紙に書かないと何がこの中に無いのか分からない、間違いもあるかも知れないな。


僕が今言ったのは使いたい魔法で、他にもありそうだけど、沢山練習するのに少し疲れた。


「ね、レイは沢山憶えていたでしょう、メグが良く練習していたのは3種類、火・水・風の魔法よ、それ以外だと土の(ソル)・氷の(グラソン)・光の(ルミエール)がいいわね、メグ、試してみて」


「うん・・・ソル、・・・グラソン、・・・何だっけ『ルミエール』そうか、・・・ルミエール」


「メグちゃん、光っているよ」


「おお、す・ご~い、光ったよ」


凄い、メグちゃんの唱えた魔法でクリスタルが光った、白色が・・・・・・光の魔法なのかな。


まあ、呪文が光の魔法だからね、光の魔法で決定だ。


「白色か・・・・・・光の魔法だ」


「メグちゃん、おめでとう」


「おめでとうニャン」


「ニャ~≪おめでとう、光ったね≫」


「ありがとう、やった~・・・・・・光の魔法?」


「メグ、おめでとう、光はね・・・・・・どんな事が出来るの? ・・・・・・レイ」


また僕か、光の魔法は。


「はいニャン、光の攻撃ニャン?  回復魔法ニャン? 暗い所を明るくするニャン、野菜が早く育つニャン? ・・・・・・以上ニャン」


殆ど? マークだ、先生達も光の魔法の事はよく分からない様で、そうかもしれないと話していた。


光の攻撃がいい例だ、ゲームの世界ならまあ、攻撃魔法だと言えるかもしれないけど、実際の魔法の世界で光の攻撃があるようには思えない、光の剣と光の盾の様に実体化するなら叩いたり出来ると思うけど、光の矢が撃てて、対象物に影響を与える事が出来るとは考えづらい、火の矢なら体を通った時に高熱で何か起こりそうだけど・・・・・・雷の魔法を教えて貰ってないぞ。メイガン先生に聞かないと。


「凄いわね、メグちゃんの光の魔法は、どれが使えるのかしら」


「野菜が育つは・・・・・・要らないよね、明るくなるも要らない、やはり攻撃魔法が一番いいよ、攻撃か・・・・・・」


「次は、ミヤの番だよ」


「そうか、感激していて忘れてた、私の番だ」


「はい、お姉ちゃん、頑張ってね」


役に立つ杖が渡されたぞ・・・・・・我が妹は、アカリちゃんの足元でゴロゴロている。こんなイベント見ないと勿体ないのに、何でゴロゴロなんだ。


「よし、頑張るわ・・・フー『ああ、光った、赤色だ』・・・・・・やった~、火の魔法だ」


「おめでとうニャン」


「おめでとう、ミヤちゃんは火の魔法か、私と同じね」


「僕の水魔法と同じで凄く役に立つよな」


「おめでとう、ミヤ、攻撃かな生活魔法かな」


「そうだよ、どちらかな、お姉ちゃんのイメージだと攻撃だよね」


「うん、攻撃がいいな、でも、食べれなくなるのも困るんだよね」


ミヤちゃんは簡単に杖を光らす事が出来たぞ、それなら僕も。


「ニャンパラリン、・・・フー、ニャンパラリン・・・オー、ニャンパラリン・・・ヴォン、ニャンパラリン、・・・グラソン、ニャンパラリン、・・・ルミエール、ニャンパラリン・・・グラセ、ニャンパラリン・・・・・・、光らないニャン、何でニャン」


「レイ、他にも魔法は有るわよ、もう少し勉強を続ければもっと唱えれるわよ」


「そうだよ、まだ沢山有るよ」


「はいニャン、頑張るニャン」


取り敢えず、雷以外の属性は試せた、雷魔法を先生に聞こう。



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