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「分かり合う」と「分かち合う」

作者: 若松ユウ

 分かり合う

 各々が背負っている重荷について各々が想像し、理解し合うこと。

 その分解能は個人差があり、量子レベルまで事細かに分かる人間も居れば、原子分子レベルに留まる人間も居る。

 理解力の違いから誤認を招く場合は少なくなく、特に生育環境の異なる人間同士の場合は、言語により仔細を確認することが欠かせない。


 分かち合う

 各々が背負っている重荷を降ろし、相談の上で分割して背負い直すこと。

 歩行も困難な程の重荷を背負った人間に声を掛ける場合は、自己の荷物がそれより軽く心身に余裕がなければ、共倒れに繋がることを留意すべきである。

 どれだけの荷物を背負えるかには、やはり個人差があり、自己基準による判断を他者に押し付けてはならない。


 どこまで分かり合えるか、また、どれほど分かち合えるかが、これからますます多様化する現代に適応出来るか否かの分水嶺となるであろう。

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