二人の恋
初めて作品を書いて気づいたんですけど文を考えるのってしんどいですね(^^)
これから毎週月曜の更新で頑張って行きますので応援してくださいね
放課後、友達と行っていたファミレスから出て、雨の降る寒い冬の深夜の交差点の向かい側に一人粒にうたれている、女の子がいた、制服を見ると自分と同じ高校という事が人目で分かった、透き通った銀髪、口から漏れる白い息、その姿に見惚れている自分がいた...
-1章-ここが六真高校です!!
「秋!起きなさい!」
聞きなれた母の声とともにスマホからアラームが鳴る
「おはよ、母さん」
階段を降りながらリビングへ向かう
「私、仕事だから行くね、朝食は食卓に置いてあるからね」
俺は六真高校の1年、
「おう」
軽く、挨拶を交わして母を見送る
俺は焼いてあるきつね色のパンをひと口かじって、ぼーっとしていた、ふと昨日の女の子が頭によぎる
「いったい、何をしてたんだろう...」
無意識な言葉を不意に口から漏らし、後ろから可愛げな声とともに頭をコツんと殴られた
「なんだよ、秋にぃ、ぼーっとしてそろそろ準備しないと学校遅れるよ?」
「お、起きたのか、咲、そういうお前も遅れるぞ?」
「あちゃぁ、そうだったね、んじゃ秋にぃ私行ってくるね」
そして、自分の通う高校の制服に着替えて外に出る、やはり歩いてる時も昨日の女子が頭から離れない俺の行く高校は電車で二駅さほど遠くもない、六真高校は駅を降りてすぐの所にある、同じ高校の奴が電車にたくさん乗ってくる、俺はいつもドアの横の手すりにもたれ掛かる、すると向かいのドアに昨日見た女子が目に入った、彼女は冷たい目でこちらを見つめ俺は思わず目を逸らす
「お、おはよう」
無理に作った笑顔で彼女に挨拶をする
「おはよう」
そして彼女は冷たい口調で挨拶を返す
それきり、会話をすることをなければ目を合わせることもない、なぜか俺は彼女の後ろについて行った
「あの、名前、名前なんて言うの?」
彼女はさっきと同じ冷たい口調で返事をする
「奈琴、綺島奈琴」
「奈琴っていうんだ、よろしく」
「うん」
奈琴は小柄で背も高いわけじゃない、マフラーを巻いた姿は本当に美しく本を読む姿が似合う物静かな人だ、彼女はまた返事をする
その会話だけで二人は上履きに履き替えるすると、奈琴は体をふらつかせ秋の元へ倒れ込む
「ごめんなさい、昨日雨に打たれて少し風邪をひいたみたい」
俺は彼女の頭に手を当てる
「保健室いくか」
そう言うと奈琴は軽く頷く
少し廊下を歩いて保健室に入る
「あれ、先生いないみたいだな、呼んでくるからベットに座ってまってて」
「はぁ、私なんでこんなことになってるんだろ」
奈琴は誰もいない保健室で一人呟く
そして座っていたベットに倒れ込んだ...
今回のヒロインの綺島奈琴のキャラの想像は出来ましたか?(笑)これから二人がどうなっていくのかどうやって恋に落ちるのかなどいろんな想像を膨らましてくださいね