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詩、あるいは詞

人生の終り方

作者: 志賀飛介

折角生まれてきたから

自分の命の終りぐらい

自分で決められたらいいな

もういいやって思えたとき

そっと心臓を止める

そんなことが出来たらいいな

大好きな音楽を聴いて

大好きなコーヒーを飲んで

一息ついたらもう眠ってるような

そんな素晴らしい人生の終り方が

出来たなら、ああ、いいのにな


誰にも知られることなく

静かにいなくなる

ほんと素晴らしい

僕がいないだけで朝が

こんなに気持ちいいなんて


心臓が止まる瞬間

呼吸が止まるその瞬間を

想像して僕は、僕は、震える

だけどその瞬間を思う

人生の終りを思う

その時が何よりも幸せ


素晴らしい人生の終り方


即死が楽なんでしょうけど、徐々に弱っていくのもわるくないんじゃあないかと、思う今日この頃。余命何年とかなると話は変わってきますが。例えば日が沈んだ頃から少しずつ弱っていって、意識が遠のいていって、朝が来る頃にはいなくなっている…………と。美しい。まあ、あくまで理想ですからね。そうなったらいいなぁという。眠るように、がいいですね。

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