人生の終り方
折角生まれてきたから
自分の命の終りぐらい
自分で決められたらいいな
もういいやって思えたとき
そっと心臓を止める
そんなことが出来たらいいな
大好きな音楽を聴いて
大好きなコーヒーを飲んで
一息ついたらもう眠ってるような
そんな素晴らしい人生の終り方が
出来たなら、ああ、いいのにな
誰にも知られることなく
静かにいなくなる
ほんと素晴らしい
僕がいないだけで朝が
こんなに気持ちいいなんて
心臓が止まる瞬間
呼吸が止まるその瞬間を
想像して僕は、僕は、震える
だけどその瞬間を思う
人生の終りを思う
その時が何よりも幸せ
素晴らしい人生の終り方
即死が楽なんでしょうけど、徐々に弱っていくのもわるくないんじゃあないかと、思う今日この頃。余命何年とかなると話は変わってきますが。例えば日が沈んだ頃から少しずつ弱っていって、意識が遠のいていって、朝が来る頃にはいなくなっている…………と。美しい。まあ、あくまで理想ですからね。そうなったらいいなぁという。眠るように、がいいですね。