遭難したんです。そうなんですか……
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設定・・・コメディ
男女2人 学生 雪山 遭難 女突っ込み
「スキー場で遭難とはわっらえる~」
「何言ってるんですか先輩。死んで詫びて下さい」
「その光の目のほうが死んでるぜ!名前負けし・て・る・ぞ☆」
私の名前は光。同じスキー部の先輩とスキーに来たは良いけど、先輩に付いていったら遭難してしまった。
・・・先輩の事が好きだから、少しはラッキーと思って「ひかるちゃーん?むしするのー?もしもーし?」
あ、だめだ。くそ殴りたくなってきた。
「正義のあ◯ぱんちー」
「えええっ!なぜ今殴ったの!?危ない危ない」
「そうですよ。名前負けしてますよ。死んで詫びて下さい。」
「そこまで!ええっ!てか、ここでさっきの会話を出すんかー!!」
「まぁそれは置いといて……」
「置いとくんかい!殴られ損かよ!!」
私は辺りを見回した。
私達の足跡以外なにもない。一面真っ白。
「どうするんですか。先輩のおかけで本気で死ぬかもしれないですよ。」
「あ、大丈夫大丈夫。当たり前だけどここコース内だから」
私は無言で先輩を殴り続ける。なに言ってやがる。恥ずかしい。このっこのっ。
「光の◯んぱんちは見切ったぜ!シュパァ!」
こんな状況でも和ませてくれる先輩。
面白い動きでパンチを避ける先輩。
「先輩のこんな所も好きなんだよね……」
ついポロっと口を言ってしまった……聞こえてないかな?聞こえていませんように!
「光ちゃん~!嬉しいよー!」
「違うんです!!!つい口が滑ったんです!」
「ゲレンデだけにってか!ハハハ!」
二人の間に吹雪より冷たい風が吹く
立ち直った先輩がキメ顔で私に向かって
「俺も光ちゃんの事が……びゅー!ひゅるるー!
と言った。しかし風で何も聞こえない。
「な・ん・で・す・か!?」
「お・れ・も・ひ ビュー!ゴゴゴー!
「聞・こ・え・な・い・ん・で………」
そこでふっと風がやむ。3人の人影。やっぱり先輩の姿を見ると安心……って3人?
「コースに取り残された人を探してたらこれだよ。こんなところでずっと何やってたの?」
二人は思わず言った。
「「遭難したんです」」
「そうなんですか……」
三人の間に一番冷たい風が吹いたとさ。
「ちなみにどこから見てました?」
私がドキドキしながら聞く。
「うーん……見てたのは「聞こえません!」ってやってたあたりかな~」
「光のあんぱんち見てないのは人生損してますねキラッ」
私は安心した……あんな恥ずかしい告白まがいの所を見てい「あんばんちの所は聞こえてましたよー!!あんた避け方面白いらしいねー!!!」
((なら声かけろよ……))
先輩と初めて意見が一致した瞬間だった。