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 鬼の日なので、豆を数えて並べて置いた。ハトに乗った鬼たちは、ベランダで一粒ずつ丁寧に豆をふろしきに集めていく。もし人間が見ていることに気がつくと、鬼はびっくりして、せっかく集めた豆を落として泣いてしまうそうだ。持ち帰った豆は、きなこにしたりするのだろうか。

 鬼が帰ったら、近所の銭湯に行く。薬湯の匂いがして、鬼のこぼした風邪の気配をはらってくれる。

 帰り道、鬼の集団に襲われた。豆をもらえなかった鬼らしい。破魔矢を鳴らした袴のお姉さんに助けてもらう。

 帰宅すると玄関先に鬼がいた。置いて行かれたらしい。鬼は人間に驚いて気絶した。新たに豆をまくと、他の鬼が来て、鬼を連れて行ってしまった。

300字SSで、お題は薬…と思ったけど薬はほぼ出なかったので。

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