時
春。
僕はあらゆる時間を戻せる超能力があるらしいが、一度も使ったことがない。
ある日、ビルの立ち並ぶ道を歩いていると、上から大きいコンクリート片が落ちてきた。僕は、思わず時間よ戻れと叫んだ。
彼女と約束していたので一緒に買い物することになった。店へ行く途中にふと横を見ると、前まで駄菓子屋さんがあった場所でビルの建築が進んでいる。ああ、都会になっていくにつれてどんどん思い出の場所が失われていくなあ、と思った。
よく読んでください。
春。
僕はあらゆる時間を戻せる超能力があるらしいが、一度も使ったことがない。
ある日、ビルの立ち並ぶ道を歩いていると、上から大きいコンクリート片が落ちてきた。僕は、思わず時間よ戻れと叫んだ。
彼女と約束していたので一緒に買い物することになった。店へ行く途中にふと横を見ると、前まで駄菓子屋さんがあった場所でビルの建築が進んでいる。ああ、都会になっていくにつれてどんどん思い出の場所が失われていくなあ、と思った。
よく読んでください。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。