かっ飛ぶ
ありもしない幻想を
ただ食らって
どうしようもなく
腑抜けた頭で
つまらないって
吐き捨てた台詞が
床に散らばった
ベチャッと横にのびて
弾けるみたいに
それと共に心の奥が脈を打つ
どうせなら全部かき混ぜてと投げやりに思う
このまま夜を突き破ったっていい
そんな最低でおギャリたくなる気分だ
本当は最高だって知ってるだろうけどさ
あえてここはもう止められないぜと
くだらない常識を丸め込む
絡みついた鎖はいつのまにか
エモーションのヒモになってんだ
足元から湧き上がる衝動に
もう嘘はつけないな
くるくる回って目も回って
このまま宇宙まで夢見ようか