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久々の再会

 次の日、優真がいつものようにアルバイトをしていると、会う約束をした相手が店内に入ってきた。


「いらっしゃいませ」と咄嗟に声を出す優真は作業をしていたので、気づかなかった。


「よっ! 優真、久しぶりだな。高校以来か?」と誰かが優真の肩を叩いた。


 

「拓弥! 久しぶり。忙しいところ来てくれてありがとな」


 優真は肩を叩かれたことによってビクッとするも元気に答えるように言った。

 その男の名前は拓弥というらしい。


「それより話ってなんだ? 掛け持ち!? 絶対、倒れるぞ?」と心配してなのか少し口調が荒くなっている。


「嗚呼、そのことか。悪いけど、アルバイト終わってからでもいいか? 誰にも聞かれないで話したいんだ」


「いいぜ、そんなに重要な話なのかよ。ったく、んじゃ 終わるまで休憩室で待ってるぜ」と拓弥は奥の部屋に勝手に行ってしまった。普通ならば、客は入ってはいけない場所なのだが……。


「おや、拓弥君じゃないか! 急に来て驚いたよ」と店長の律は奥の部屋から出てくるなり、拓弥の顔を見て驚きながら声をかけてきた。どうやら、拓弥の事を知っているようだ。


「おー、律さん。久しぶりっす! 何か、あいつが話があるみたいなんすけど、バイト終わるまで待てって言うんで休憩室で待ってるっす!」 


「そうかい? 私が言うことではないけど、待たせてすまないね。自由に使っていいからね」と律はそう声をかけて仕事に戻った。


「はーい」

 拓弥は、休憩室で待つことにした。 


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