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偶然に

 翌日、咲は学校の帰宅途中、あのお店のお兄さんを見かけた。

(声かけてみようかな……)


「あのっ、もしかして」

戸惑いながらも声をかけてみることにした。


「ん? あっ! 君、こんなところで偶然だね」


「はい! あれ、今日はお店……」


「んーと、今日は用事があって午前中で終わったんだ。それより、君の名前まだ聞いてなかったよね」


「そうだったんですか。あっ、私は立川咲って言います。あなたの名前は?」


「咲ちゃんだね、俺は佐山優真。偶然会ったし、よかったら何処かでお話しでもしない? いきなり、ごめんね。でも、怪しくはないから大丈夫だよ」


「優真さんですね。はい。って、え!」

 突然の誘いに、咲は顔を真っ赤にして優真を見た。


 優真は微笑んでいた。


(ど、どうしよう。これって……こうなったら!)


「いいですね、お話ししましょう」


「おっ! じゃあ、行こうか」


「はい!」 


 そして、二人は近くの喫茶店に入っていた。

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