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食欲と不調


「最近、何か変わったことはないかい?」

優真の検査が終わると担当医は問い掛けた。


「ないですよ。何ですか、急に……」


「なら、いいんだが。身体が苦しかったらすぐに言いなさい」


「わかりました」


そう会話をした後、優真は病室へと戻っていた。



次の日の昼、看護師がいつものように食事を運んでくる。


しかし、優真はベッドに横になったままだった。食べようとしない優真の様子に気付いた看護師は不思議に思う。

「優真くん、どうしたの?」



「食欲が無いだけです……」

優真はそう答えるとため息をついた。


「でも、何も食べないのはよくないわよ」


「少し、食べます」

優真はそう言って、箸を手にするとご飯を口に運んだ。美味しそうにして食べていると看護師さんが安心したのか部屋から出ていってしまった。


優真は看護師が病室から出ていくのを確認すると食べるのをやめた。美味しそうにしていたのは演技だった。


(お腹 ()かないな……)

そんな事を心の中で呟く。


数分後また看護師がやってきた。

食器を下げる為に来たが、優真の様子を見ると慌ただしい表情を見せた。


「優真くん、どうしたの!?」


優真は苦しそうに息をしていた。


「大丈夫、です」

必死に耐えてそう答えた優真だったが、苦しさまでは隠しきれてなかった。胸を抑えて息を荒らげている。


「ちょっと待ってて。今、先生を呼んでくるから」

看護師と担当医が数分で来て無事に対応を終えたのだった。

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