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気まずい雰囲気の中で
優真は病室で機械取り付けられたまま眠っている。
病室には、拓弥と律がいる。
「優真くん、大丈夫かね」と律は言う。
「わかんないっすよ。俺の所為かもしれない。心配が迷惑って言ってた」
俯いて答える拓弥。
「拓弥くんは悪くないさ。優真くんは、そんなこと言ってたのかい?」
その時、優真の目が開いた。
「優真!?」と気づいた拓弥が声を出す。
「ん……」と優真は拓弥と律のほうを見た。
「大丈夫かい?」
「ん、ああ……」機械につながれたまま答える。
暫く、無言が続いた。




